現役ITアウトソーシングの最大手社員に聞いてみた。 リモート導入企業の裏側とは。

現役ITアウトソーシングの最大手社員に聞いてみた。 リモート導入企業の裏側とは。
かない@パソコン博士

2020年はリモートワークを強いられる企業が大幅に増えましたね。
パソコン博士の知恵袋ではパソコン博士が業界の超エキスパートをお迎えして、現場のリアルや裏情報を聞いていきたいと思います。第一弾は誰もが知るITアウトソーシングの最大手のKさんをお迎えして、話を聞いていきたいと思います。

ITアウトソーシングのお仕事内容とは

上場企業で最大手に勤めるKさん、機密情報を取り扱うことからもちろん会社名も名前も明かすことはできませんが、話せる範囲で仕事内容をお伺いしました。

かない@パソコン博士

私が働いている会社としてはITアウトソーシングがメジャーですが、実は最近はマーケティングの仕事が増えてきているんですね。

Kさんのお話


時代はデジタルマーケティングだと思うんですが、まさにど真ん中をやっていて。ECサイトの支援やビックデータの分析も引き合いが増えています。

もちろんコールセンターの請負など未だに引き合いはあります。

ITアウトソーシングについてはだいたい業種にもよりますが、50人から100人超えてくると企業の情報システム部が必要になってくるので、そこの部分をアウトソーシングを請け負っています。

コピー機が動かなくなったとかメールの受信ができなくなったとか、本当にいろいろな依頼がありますね。
自分自身は詳しくは言えませんが業界の最大手で非正規社員を入れて、3000人くらいの企業さんに常駐しています。

リモートワーク導入の裏側

かない@パソコン博士

リモートワークは導入されたんでしょうか?

Kさんのお話


一部導入しましたね。元々外勤が半分、内勤が半分という内訳でしたが比較的外勤のPCはノートだったのでまだスムーズでした。

ただアポイントが難航してテレビ電話ツールを導入しましたが、現地にどうしてもいかないとできない仕事もあり、少しストップしてしまいました。営業数字にも影響があったと聞いています。

”営業は足でかせぐ”というベテランの方々が苦戦していましたね。問い合わせもめちゃくちゃ多かったです。

かない@パソコン博士

なるほど、内勤の業務はその時どのように移行したのですか。

Kさんのお話


内勤は主に3パターンで移行しましたね。

まず一つは、社内のノートパソコンの在庫レンタルノートパソコンを使うパターン。

社内ではデモ用などを含めていくつかノートパソコンのストックがあったので。こういう時に便利だと思うので、使わなくなったパソコンでも置いておくとこういう時に便利ですね。

またレンタルノートパソコンですが、大手であればメーカーさんやシステムの会社さんに相談するのがいいと思います。システム導入のスペックや契約や運用の問題があるので、多少高くてもそちらを選んだ方が得策でしょう。

二つ目には、休業と時短勤務で出社するなどイレギュラーのケースを登用しました。休業は業務自体難しいのでかなり分量が減っていたので導入に踏み切ったようですね。

時短勤務についてはパソコンの問題もあるのですが、未だにファックスでないと難しい先などもあったりしたためにラッシュを避けて最低限の人数で出社をしていましたね。

三つ目ですが、リモートデスクトップという手法を使いました。これが一番効率的で自宅のパソコンから会社のパソコンのデスクトップにアクセスできるという方法です。
セキュリティのコントロールもしやすいですし、導入されている企業が多いと思います。

リモートワーク導入の裏側

リモートデスクトップの導入方法(Windows10)

かない@パソコン博士

リモートデスクトップの導入自体は簡単なのですか?

せっかくなので詳しく教えてもらってもよいでしょうか?

Kさんのお話


そうですね。できなくはないかなという感じです。

まず、Windows10はデフォルトでリモートコントロールができない設定になってないんですね。

社内のパソコンの設定なんですが、Windows 10でリモートデスクトップを有効にするには、以下の方法で行います。

  1. [コントロールパネル]の[システム]を開き、左ペインで[リモートの設定]を選択
  2. [システムのプロパティ]画面の[リモート]タブが開く
  3. [システムのプロパティ]画面の[リモート]タブが開いたら、「リモートデスクトップ」欄の「このコンピューターへのリモート接続を許可する」を選択

また、自宅などから社内のPCにリモートデスクトップで接続するには、VPNで社内のネットワークに接続しておく必要があります。

  1. [Windowsの設定]アプリの[ネットワークとインターネット]画面を開く
  2. 左ペインで[VPN]を選択
  3. 右ペインの[VPN接続を追加する]をクリック

VPNの設定項目は、事前に社内のネットワーク管理者、管理者がわからなければプロバイダーや設定をしてくれた業者さんに確認しておいてください。

VPNで接続した後の手順
  1. [スタート]メニューの[Windowsアクセサリ]の下にある[リモートデスクトップ接続]を選択(接続元はWindows 10 Homeでも対応している)
  2. [リモートデスクトップ接続]ダイアログが開くので、ここの「コンピューター」に接続先となる社内のPC名を入力して[接続]ボタンをクリック
  3. ユーザー名などが異なる場合は、左下の[オプションの表示]をクリック
  4. 全般]タブを開き、ユーザー名を変更。また、[画面]タブで画面解像度や画面の色数が設定できます。

リモートデスクトップの設定方法(Google Chrome)

 

大変そうですね。もっと簡単な方法ってありますか??

Kさんのお話


ChromeリモートデスクトップというのがあってGoogleChromeでできるんですね。

使い方は簡単で、接続先のPCにGoogle Chromeをインストールし、ChromeアプリとしてChromeリモートデスクトップを追加すれば完了です。

接続先と接続元(自宅など)で同じGoogleアカウントでログインすることで、Chromeリモートデスクトップによるリモート接続が行えます。

接続元には特別なクライアントソフトウェアが不要で、Google ChromeやMicrosoft Edge、Mozilla FirefoxといったWebブラウザで大丈夫です。

リモートデスクトップを全画面で接続すると、画面上部にリモートデスクトップのバーが表示されます。

このバーの端をマウスでドラッグすることで、バーの幅を広げたり、狭めたりすることができます。

また、バーの左側にある[ピン]アイコンをクリックして、ピン留めを外すと、自動的にこのバーが隠れるようになり、再び表示するには、マウスを画面上部に移動するだけで大丈夫です。

【次回予告】リモートワークの落とし穴

今回はなかなか中小企業やベンチャー企業では知られていない話を聞くことができました。
インタビューの内容はまだまだ続きます。

次回は「本当にあったリモートワークのトラブル」をお届けします。リモートワークで困っている企業や働いているみなさんのあるあるやそれの解決方法をプロにお聞きします。お楽しみに!

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かない@パソコン博士
かない@パソコン博士
パソコン博士。株式会社ケイ・ブリッジ パソコン修理担当。5歳の時に買い与えられたファミコンに興味を持ち、小学校では分解・組み立てて遊んでいた。中学校ではコンピューター部にも所属し、自分でテレビゲームを作ることに成功。大学では情報系学部に所属、研究室グループで開発された分析ソフトは経産相(当時通産省)での利用が決定。Googleが主催するビジネスコンテストの世界大会出場、大阪経済戦略局のIotプログラム選出、組み込み系デバイスの開発チーム参加、企業向けのパソコン講座講師を務めている。