Surfaceのセキュリティ対策でお困りではないでしょうか。
Surfaceを購入すると標準でWindowsセキュリティがついているため、設定不要でウイルス対策をおこなうことができます。
もちろん、外部のセキュリティソフトを入れることで安全性を高めることも可能ですが、正しい知識がないと安全性の低下を招くケースもあるため注意が必要です。
本記事は、Surfaceのウイルス対策の必要性や外部のセキュリティソフトを導入する際の注意点をまとめています。
Surfaceのセキュリティ対策でお悩みの方はぜひ参考にしてください。
目次
Surfaceにおけるウイルス対策の必要性
Surfaceを含むWindowsパソコンには、「Windowsセキリュティ」が含まれているため、ウイルスなどのマルウェアには標準で対応が可能です。
なお、Widowsの標準セキュリティに対応しているのはWindows10やWindows11で、「Windows Defender ウイルス対策」というソフトがセキュリティ対策をおこないます。
Windowsセキリュティはデバイスへの脅威を監視し、最新の脅威を検出するための更新プログラムを入手して、スキャンを実行してパソコンを自動的に守ることもできるソフトです。
外部からの不正アクセスを防止するファイアウォール、悪意のあるアプリケーションからの保護、マルウェアの実行を遮断するリアルタイム保護などの機能があります。
また、保存されているファイルをチェックし、マルウェアに感染していないかどうかを診断することも可能です。
Surfaceのウイルス対策はWindowsセキュリティでも十分に効果あり
Surfaceのウイルス対策はWindowsセキュリティでも十分に効果が期待できるでしょう。ここでは、その理由について以下の順番で解説します。
- 安全性が高い
- シンプルで邪魔にならない
- PCで不具合を起こすことが少ない
安全性が高い
WindowsセキュリティでSurfaceのウイルス対策をおこなうメリットは、安全性が高いことです。
SurfaceにはWindowsセキュリティが標準で搭載されており、自動的にインストールして初期状態から機能しています。
Windowsの仕様に沿って作られたソフトであるため、動作に関しても安全性が高いといえるでしょう。
以前は自身でセキュリティ対策ソフトを入れる必要がありましたが、今はWindowsセキュリティだけでも問題ありません。
シンプルで邪魔にならない
Windowsセキュリティは、市販のウイルス対策ソフトに比べるとシンプルな作りで邪魔になりません。
市販のウイルス対策ソフトの中にはインストールすると、デスクトップ上にポップアップ表示されたり、広告が流れたりする場合もあります。
また、容量が大きいウイルス対策ソフトだと動作が重たくなることもあり、パソコンの動作に大きな影響を与えることもあるでしょう。
その点、Windowsセキュリティは必要最低限の機能であるため、動作も軽くスムーズにSurfaceが使用できます。
PCで不具合を起こすことが少ない
Windowsセキュリティのメリットは、アップデート時でもPCに不具合を起こすことが少ないことです。
Windowsセキュリティはマイクロソフト社純正の機能であるため、Windows Updateと連携しており、インターネット環境があれば緊急プログラムは自動でダウンロードされます。
もし、アップデートに問題が生じたとしても、自動的に不具合が修正されるため安心です。
市販のウイルス対策ソフトはパソコンの不具合になる場合があります。
SurfaceのWindowsセキュリティ設定方法
ここでは、SurfaceのWindowsセキュリティ設定方法を機能やスキャンの方法も含めて以下の順番で紹介します。
- Windowsセキュリティ設定方法
- 手動スキャン
Windowsセキュリティ設定方法
Windowsセキュリティは標準のままでも機能しますが、確認はWindowsの設定アプリの「更新とセキュリティ」からおこなうこともできます。
なお、更新とセキュリティには以下の項目があるため、正しく機能しているかチェックしておきましょう。
- ウイルスと脅威の防止
- アカウントの保護
- ファイアウォールとネットワーク保護
- アプリとブラウザの制御
- デバイスセキリュティ
- デバイスのパフォーマンスと正常性
- ファミリーオプション
また、ほかのセキュリティ対策ソフトを使うなどの利用でWindowsセキュリティでのリアルタイム保護が不要な場合は、設定の管理項目でリアルタイム保護をオフにしましょう。
手動スキャン
Windowsセキュリティは手動スキャンできる機能も搭載しているため、必要だと感じたときに手動でマルウェアがSurfaceに侵入していないかの確認ができます。
手動スキャンは「ウイルスと脅威の防止」項目にある「クイックスキャン」を行えば、パソコン内部の状態を調べて脅威の検出が可能です。
パソコン内部の容量によっても異なりますが、通常であれば数分程度で調べることができます。
また、スキャンのオプションには「フルスキャン」もあり、ハードディスク上のすべてのファイルと実行中のプログラムをチェックすることも可能です。
フルスキャンだとスキャンに1時間以上かかることもあるため、時間に余裕があるときにおこないましょう。
Surfaceに市販のウイルス対策ソフトを入れる場合の注意点
Surfaceにすべてのセキュリティ機能が備わっているわけではないため、市販のウイルス対策ソフトを入れる場合もあるでしょう。
もちろん、自分でセキュリティソフトを購入し、Surfaceを保護することもできます。
ただし、市販のウイルス対策ソフトを入れる場合は以下の点に注意が必要です。
- セキュリティが低下する場合もある
- 不具合の原因になる場合もある
- コストがかかる
セキュリティが低下する場合もある
Windowsではウイルス対策は原則同時にひとつまでしか実行できません。
そのため、市販のウイルス対策ソフトを入れるとWindowsセキュリティはブロックされ、セキュリティが低下する可能性があります。
なお、市販のウイルス対策ソフトを入れてセキュリティ環境が整うと、Windowsセキュリティは無効化します。
この場合、有効に戻すとふたつ以上のセキュリティソフトがSurface上で稼働して不具合の原因になるため、無効にしたままにしましょう。
不具合の原因になる場合もある
市販のウイルス対策ソフトは、Windowsセキュリティに比べると不具合が起こりやすい特徴があります。
WindowsセキュリティはWindowsのシステムに最適化されているため、アップデート時も自動的に更新される仕組みです。
しかし、市販のウイルス対策ソフトはアップデート時の更新によって不具合が生じた場合、新しいバージョンに対応するまでに時間がかかることもあります。
アップデート後のシステムとウイルス対策ソフトが干渉することで、不具合につながることもあるでしょう。
コストがかかる
市販のウイルス対策ソフトは購入にコストがかかり、製品によってはランニングコストが発生する場合もあります。
一方、WindowsセキュリティはWindowsにサポートされている期間中は無料で使い続けることが可能です。
コストをかけずにSurfaceのウイルス対策をおこなうなら、Windowsセキュリティがよいでしょう。
市販のウイルス対策ソフトの中には無料タイプもあります。しかし、広告が流れて動作が重たくなる場合もあります。
ウイルス対策をしても感染する場合がある
Windowsセキュリティや市販のウイルス対策ソフトを使っても、Surfaceがウイルス感染する可能性はあります。
特にパソコンの起動や動作が極端に悪くなったり、何もしてないのに起動を繰り返したり、画面上に覚えのないメッセージやアニメーションが表示される場合は要注意です。
ウイルス感染によってパソコン内部のファイルが改ざんされ、削除されてしまうことや個人情報が流出するリスクもあるでしょう。
ウイルス感染が少しでも疑われるならデータや個人情報を保護するためにも、早めにパソコン修理業者に依頼することをおすすめします。
まとめ
Surfaceのウイルス対策は、標準で搭載されているWindowsセキュリティでも十分に効果があります。
一方で市販のウイルス対策ソフトの中には、Windowsセキュリティにない機能が搭載されていることもあるため、必要に応じて検討することもよいでしょう。
また、どれだけウイルス対策を入念におこなってもSurfaceがウイルスに感染する可能性はゼロではありません。
少しでも感染が疑われる場合は、大切なデータや個人情報を守るためにもパソコン修理業者に相談しましょう。
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※1 2023年8月末時点 日本PCサービス株式会社調べ
※2 2021年11月時点 2万6303人調査 調査主体:日本PCサービス株式会社 調査実施機関:株式会社インテージ
「Surfaceにウイルス対策は必須?」「Windowsセキュリティでは不十分?」などでお悩みではないでしょうか。