電源ボタンを押してもパソコンの電源ランプがつかない!電源が入らない原因と対処法を解説

パソコンを起動したのに、なぜか電源ランプがつかない場合、パソコンがトラブルを起こしていることが考えられます。
パソコンの状態によっては修理に出さなくてはなりませんが、簡単な処置で問題が解決することもあります。
そこで今回は、パソコンの電源ランプがつかない場合の原因と、その対処法について解説します。

パソコンの電源ランプがつかない(電源が入らない)原因

パソコンの電源ランプがつかないということは、電源が入っていないと考えられます。

パソコンの電源が入らなくなった際に考えられる主な原因は、次のとおりです。

  • 電力の供給不足
  • 熱暴走
  • バッテリーの不具合
  • 電源ボタンの不具合
  • 電源ユニットの不具合
  • マザーボードの不具合
  • ハードディスクの不具合
  • ウイルス感染

詳しい内容については、以下に説明します。

電力の供給不足

パソコンへの電力の供給が不足して、電源ランプが点灯していないのかもしれません。
テーブルタップや延長コード、電源ケーブルなどの影響が考えられます。

熱暴走

パソコンを長時間使っているとパソコン内部に熱がたまり、熱暴走を起こして動作が不安定になることがあります。
パソコンを冷却しようとファンだけが回り、電源がつかない現象を引き起こす場合もあります。

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2019年11月11日

バッテリーの不具合

ノートパソコンの場合、バッテリーの劣化や充電不足が原因で、電源が入らなくなることもあります。
長くパソコンを使用しているとバッテリーの充電能力が低下するため、それが原因でトラブルを起こしているのかもしれません。

電源ボタンの不具合

電源ボタンが壊れると、パソコンの電源を入れてもまったく反応しなくなります。

電源ボタンにトラブルが発生し、強く押さないと電源が入らない、何度も押さないと電源ランプが点灯しないなどの兆候が表れます。
長期間利用していると、電源ボタンが陥没して反応しなくなるケースもあります。

電源ユニットの不具合

電源ユニットにトラブルが発生すると、パソコンに電力を供給できなくなり、電源がつかなくなります。
電源ユニットは長期間使用していると、劣化による故障が増えるため、古くなったパソコンには電源ランプがつかない現象が表れやすいといえます。

マザーボードの不具合

マザーボードに不具合が発生していると、パソコンの電源ランプがつかない現象が見られます。
マザーボードの回路やコンデンサが故障すると通電しなくなり、電源ボタンを押してもまったく反応しなくなります。

マザーボードが故障した場合、修理や交換で対処するほかありません。

ハードディスクの不具合

パソコンは電源を入れるとハードディスクにアクセスしますが、ハードディスクにトラブルが起きていると起動できないため、電源ランプがつかない場合があります。

ウイルス感染

パソコンがウイルスに感染した場合も、電源が入らないこともあります。
電源が入らない、起動中に電源が落ちる、起動中にフリーズするなどの現象が起き、パソコンに大きな負荷をかけるため、すぐに駆除しなくてはなりません。

電源ランプがつかない!電源が入らない時の確認ポイント

パソコンの電源ランプがつかないのは、もしかすると些細なことが原因かもしれません。
対処を行う前に、まずは以下の点を確認してみましょう。

  • 電源ケーブルの接続を確認する
  • テーブルタップの接続を確認する
  • リモコンやキーボードの電池残量を確認する
  • 省電力機能が働いていないか確認する

電源ケーブルの接続を確認する

そもそも電源ケーブルがコンセントやパソコンに接続していないと、電源ランプはつきません。
きちんとケーブルが接続されているかどうかを、まずは確認してください。

テーブルタップの接続を確認する

テーブルタップを利用している人も多いと思われますが、スイッチ付きであれば、オンオフが逆になっているかもしれません。

また、テーブルタップがタコ足配線になっていると、電圧が下がる原因になります。
テーブルタップから電源ケーブルを抜き、コンセントに直に挿して、電源が入るかどうか確認しましょう。

リモコンやキーボードの電池残量を確認する

リモコンやキーボードで電源を入れている場合は、まず電池切れになっていないか、確認しましょう。

パソコンを起動できるのは、パソコン本体の電源ボタンだけではありません。
パソコンに付属しているリモコンや、電源ボタンが付いているワイヤレスキーボードからパソコンの電源を入れることも可能です。

リモコンやキーボードの電池が切れていると、当然パソコンを起動できないため、電源ランプも点灯しません。

省電力機能が働いていないか確認する

電源ランプが点灯していない場合、省電力機能が働いている可能性があります。

省電力機能を設定していると「画面オフ状態」や「スリープ状態」、または「休止状態」に移行します。
メーカーによって電源ランプの状態は異なりますが、「画面オフ状態」や「スリープ状態」になると電源ランプが点滅し、「休止状態」になると消灯するパソコンもあります。
スリープ状態ではランプがゆっくり点滅するため、電源ランプをよく確認し、省電力機能が働いていないか確認しましょう。

※「スリープ状態」や「休止状態」は、電源ボタンを押す、またはマウスをクリックする、キーボードのキーを押すと解除されます。

パソコンの電源ランプがつかない(電源が入らない)場合の対処法

電源ケーブルやテーブルタップなどを確認して問題がなければ、次は以下の対処法を試してみてください。

  • 電源ボタンをもう一度押す
  • 他の電源ボタンを押す
  • ケーブルを交換する
  • バッテリーを外す
  • 放電する
  • 周辺機器を取り外す
  • パソコン内部をクリーニングする
  • 室温を調整する

詳しい対処法は、以下のとおりです。

電源ボタンをもう一度押す

簡単なことですが、もしかすると電源ボタンをきちんと押せていなかっただけかもしれません。
もう一度電源ボタンを押して、電源ランプが点灯するか試してみましょう。

他の電源ボタンを押す

パソコン本体以外で使用可能な電源ボタンを、すべて押してみましょう。
リモコンやキーボードに電源ボタンがついている場合は、そちらから電源を入れてみてください。
普段利用していない電源ボタンを押すと、パソコンが反応する場合もあります。
リモコンやキーボードから電源が入る場合は、パソコン本体の電源部に問題があると考えられます。
引用:NEC LAVIE公式サイト

ケーブルを交換する

電源ケーブルにトラブルが起きていると、電源ランプがつかないこともあります。
断線や接触不良を起こしていないかを確認し、問題があるようなら他のケーブルに交換して問題が改善されるか確認しましょう。

ノートパソコンの場合は、電源ケーブルとACアダプタを交換して、起動しなおしてみましょう。

バッテリーを外す

ノートパソコンの場合、バッテリーを外した状態で電源ケーブルを接続すると、電源が入る場合があります。
電源が切れた状態でノートパソコンを裏返し、バッテリーを取り外します。
ACアダプタと電源ケーブルをノートパソコンに接続し、パソコンの電源を入れてランプが点灯するか確認します。

※ノートパソコンによって、バッテリーの外す方法は異なります。
メーカーの取り扱い説明書などを参考に、バッテリーを取り外してください。

放電する

電源が切れた状態でACアダプタと電源ケーブル、バッテリーや周辺機器など、すべての接続をパソコンから取り外します。
5分以上放置してから、再度ケーブルやバッテリーなどを取り付けます。
パソコンの電源ボタンを押し、電源が入るか確認します。

周辺機器を取り外す

パソコンにルーターや外付けハードディスク、マウスやキーボードなどの機器を接続している場合、周辺機器が影響してパソコンにトラブルを起こしていることも考えられます。

USBメモリやSDカード、CDやDVDを光学ドライブにセットしたままだと、電源が入らないことがあります。
接続しているすべての周辺機器を取り外し、しばらくしてからパソコンを起動して、問題が解決しているか確認しましょう。

パソコン内部をクリーニングする

パソコン内部に埃がたまると、熱暴走を起こして電源が入らない場合があります。
パソコン内部はファンが回転しているため、埃やゴミがたまりやすくなっています。
たまった埃やゴミを取り除き、問題が改善されるか確認しましょう。

パソコンの電源が切れている状態でケースを外し、エアダスターを使って、パソコン内部のたまった埃を吹き払います。
ファンに直接エアーを吹きかけると破損する恐れがあるため、周辺に吹きかけるようにしましょう。
パソコン初心者の場合、ケースを開けるのに抵抗があるかもしれません。
その場合はケースの吸気口から掃除機で埃を吸い取るだけでも構いません。

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室温を調整する

パソコン内部には精密機械が集まっているため、使用する際は適性室温を守る必要があります。
適性室温はメーカーごとで異なりますが、10度から35度くらいが適正とされています。

一般的にパソコンは熱に弱いとされていますが、マザーボードや電源ユニット、ハードディスクなどは寒さにも強くありません。
また、湿度にも弱いため、急激な温度変化を与えるのもNGです。室温を適性に保てるよう調整しましょう。
パソコン本体と内部に温度差が生まれると、パソコン内部が結露する場合もありますので、注意が必要です。

まとめ

上で紹介した対処法を試しても、パソコンの電源ランプがつかない・電源が入らない現象が改善されない場合は、パソコン内部に不具合が発生しているか、もしくはウイルス感染などが疑われます。
ハードディスクやメモリの不具合は、自分で修理しようとするとパーツを傷つけてしまい、さらに症状を悪化させる可能性もあります。
このようなパソコンのトラブルに関する悩みは、プロの修理業者に依頼することがおすすめです。

ドクター・ホームネットは、専門のスタッフがあらゆるトラブルに対応してくれるため、まずは気軽に相談してみてはいかがでしょう。

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2019年11月6日

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ABOUTこの記事をかいた人

パソコン博士。株式会社ケイ・ブリッジ パソコン修理担当。5歳の時に買い与えられたファミコンに興味を持ち、小学校では分解・組み立てて遊んでいた。中学校ではコンピューター部にも所属し、自分でテレビゲームを作ることに成功。大学では情報系学部に所属、研究室グループで開発された分析ソフトは経産相(当時通産省)での利用が決定。Googleが主催するビジネスコンテストの世界大会出場、大阪経済戦略局のIotプログラム選出、組み込み系デバイスの開発チーム参加、企業向けのパソコン講座講師を務めている。