Windows11にアップグレードする9つの注意点!条件と共に解説

かない@パソコン博士

Windows11が公開されましたがアップグレードには注意点があります。

Windowsの最新バージョンとしてWindows11が公開されました。

今回はこれからWindows11にアップグレードしたい人に向けて、アップグレード時の注意点についてご説明します。

Windows11にアップグレードする9つの注意点

パソコンをWindows11にアップデートしたいならば、以下の注意点を考慮するようにしましょう。

スペックによってはアップグレードできない

現在のパソコンをWindows11にアップグレードするためには性能要件を満たさなければなりません。

  • プロセッサ    :1ギガヘルツ (GHz) 以上で2コア以上の64ビット互換プロセッサまたはSystem on a Chip (SoC)
  • メモリ    :4 ギガバイト (GB)
  • ストレージ:64 GB 以上の空き容量
  • システム ファームウェア:UEFI、セキュア ブート対応
  • TPM    :トラステッド プラットフォーム モジュール (TPM) バージョン 2.0
  • グラフィックス カード:DirectX12以上 (WDDM2.0ドライバー) に対応
  • ディスプレイ:対角サイズ 9インチ以上で 8ビット カラーの高解像度 (720p) ディスプレイ
  • インターネット接続とインターネットのアクセスが必要

Windows11から求められる性能が高くなったため、現在のパソコンでは要件を満たせない可能性があります。

インターネットへの接続が必要

アップグレードにあたってインターネットへの接続が必須となる場合があるため注意が必要です。

特に幅広く利用されている「HomeEdition」以上でネットの接続が必要となるため注意しなければなりません。

現在はネットに接続している環境が大半だと思われますが、何かしらの理由でネットに接続していない人は、Windows11にアップグレードできない可能性があります。

アップグレードすると10日までしか戻せない

一度、Windows11にアップグレードしてしまうと、その日から10日間しか元には戻せません。

それ以降に「前のWindowsに戻したい」と考えても実現できないことは注意点です。

頻繁にパソコンを利用しない人は、時間が経ってから「前のWindowsが良かった」と考えてしまうかもしれません。

しかし、10日以上たっていると元には戻せないため、アップグレードするならば、まずは10日以内に使い続けるかの判断が必要です。

現在利用しているアプリが動かない可能性がある

Windowsのバージョンが新しくなることにより、現在のアプリが利用できなくなる可能性があります。

利用できるかどうかはアプリの公式サイトなどで公表されていますが、されていないものは事前確認ができないため注意が必要です。

アップグレードによりアプリが動かなくなると、パソコンの活用に大きな影響が出るかもしれません。

削除された機能がある

Windows11では例えば以下の機能が削除されました。

  • Cortana
  • Timeline
  • Tablet Mode(タブレットモード)
  • 3D Viewer
  • Skype

ただ、Windows11での標準搭載ではなくなっただけであり、アップグレード前のパソコンにインストールされていれば、そのままWindows11でも利用可能です。

今後トラブルが起きる可能性がある

公開されてから期間の短いバージョンであるため、今後、新しいトラブルが見つかる可能性があります。

また、トラブルの内容によっては利用者に対応が求められるため、ここは注意点です。

基本的にトラブルはMicrosoftから提供されるソフトウェアをダウンロードして修正します。

無料期間が終了する可能性がある

現状、Windows11へのアップグレードは無料ですが、Microsoft社は2022年10月5日以降に有料化する可能性を示しているため、注意しておきましょう。

アップグレードが有料化された場合、どの程度の料金になるかは未知数です。

また、有料化が告知されてから実際に有料になるまでの期間も分かりません。

もし、今すぐにアップグレードしないならば、いつから有料化されるかを注視しておく必要があります。

データが消える可能性がある

アップデートに伴いデータが消える可能性があるため注意が必要です。

基本的にはパソコンに保存されているデータがそのままWindows11でも利用できます。

ただ、データの保存場所など特定の条件下においては、データが消える可能性は否定できません。

また、Microsoft社もデータが消える可能性があることを踏まえ、バックアップの取得を推奨しています。

アップグレードに時間を要しやすい

アップグレードでは大量のデータを処理する必要があるため、時間を要しやすい点に注意しましょう。

利用するパソコンによって必要な時間は大きく変化しますが、2時間以上必要となったケースがあります。

忙しい時間帯にアップグレードしてしまうと「パソコンが使えない」との状況になりかねません。

まとまった時間が必要になるものだと考えて、時間に余裕のあるタイミングでアップグレードすべきです。

Windows11にアップグレードすべきか

Windows11にアップグレードすべきか3つの観点からご説明します。

新機能や新しいUIを試したい人にはおすすめ

新機能や新しいユーザーインターフェースを試したい人はアップグレードしましょう。

Windows11はこれまでのWindowsとユーザーインターフェースが大きく異なります。

新鮮味のあるものであるため、いち早く試したいならアップグレードがおすすめです。

また、過去の機能が廃止されている反面、新機能が追加されています。

これらの機能を試したい人にもおすすめです。

アップグレードしても10日は戻せる

Windows11にアップグレードしても、10日以内ならば元に戻せます。

そのため「一度、アップグレードしてから考える」との方針でも良いでしょう。

アップグレードしてみないと分からない部分はあるため、実際に使ってみて判断するのが一番です。

なお、ダウングレードしたい場合は以下の手順に沿ってください。

利用頻度が多い人は注意すべき

パソコンの利用頻度が多い人は、アップグレードするかどうかやタイミングに注意すべきです。

注意点でもご説明したとおり、アップグレードするとアプリが利用できなくなる可能性があります。

仕事などに影響が出る可能性があるため、慎重に判断した方が良いでしょう。

また、アップグレードに時間を要する可能性もあり、タイミングを誤るとパソコンが使えず問題が起きかねません。

Windows11にアップグレードする4つのメリット

Windows11へのアップグレードには注意点がありますが、アップグレードすると以下のメリットを得られます。

新機能が利用できる

Windows11では以下の新機能が搭載されています。

  • スタートメニューのカスタマイズ
  • タスクバーの改善
  • デスクトップの背景やテーマ
  • SuggestedActions
  • フォトアプリのUI変更

これらは一例ではありますが、今までのWindowsにはなかった新機能が数多く利用できる点がメリットです。

セキュリティ性能が高まる

Windows11には「スマートアプリコントロール」と呼ばれるセキュリティ機能が追加されています。

これは信頼されていないアプリをブロックするための仕組みです。

今までもセキュリティ対策は施されていましたが、アプリの実行を制御するようになったことで、よりセキュリティ性能が高まっています。

これにより、悪意のあるアプリの実行などを防ぎ、情報漏洩や不正アクセスなどを防ぐことが可能です。

Teamsが標準搭載される

Microsoft社が開発するビデオ会議やミーティングに利用できる「Teams」が標準搭載されます。

現在でもインストールすれば利用できますが、標準搭載されることで、インストールの手間なく利用可能です。

機能自体はWindowsのバージョンに左右されないため、Windows11でもそれ以外でも変わりません。

Androidアプリを起動できる

Windows11に搭載されている「MicrosoftStore」の「Amazonアプリストア」からAndroidアプリの入手が可能です。

このアプリはWindows11上で実行が可能であるため、Androidアプリが利用できるようになりました。

アプリのインストールや起動自体は、他のアプリとほとんど手順に差がありません。

ただ、Amazonアプリストアを利用する際にAmazonアカウントが必要となるため注意しておきましょう。

まとめ

Windows11にアップグレードしたい場合の注意点についてご説明しました。

新機能が利用できるためアップグレードは魅力的ですが、注意点についても頭に入れておきましょう。

なお、Windows11にアップグレードしても、アップグレードから10日以内であればダウングレードが可能です。

注意点を踏まえてアップグレードしてみて、一度利用してから継続的に利用するか判断しても良いでしょう。

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かない@パソコン博士
パソコン博士。株式会社ケイ・ブリッジ パソコン修理担当。5歳の時に買い与えられたファミコンに興味を持ち、小学校では分解・組み立てて遊んでいた。中学校ではコンピューター部にも所属し、自分でテレビゲームを作ることに成功。大学では情報系学部に所属、研究室グループで開発された分析ソフトは経産相(当時通産省)での利用が決定。Googleが主催するビジネスコンテストの世界大会出場、大阪経済戦略局のIotプログラム選出、組み込み系デバイスの開発チーム参加、企業向けのパソコン講座講師を務めている。