富士通ノートパソコンの液晶が割れた場合は、液晶の交換が必要です。
自分で修理もできますが、やり方を間違ってしまうと状態をさらに悪化させる可能性があるため注意しましょう。
本記事は、富士通ノートパソコンの液晶が割れたときにやってはいけないことや交換方法をまとめています。
液晶が割れた状態を放置していると状態が悪化する可能性もあるため、早めに対応しましょう。
目次
富士通ノートパソコンの液晶が割れたときにやってはいけないこと
富士通ノートパソコンの液晶が割れたときにやってはいけないことは下記の3つです。
- 電源のオン・オフを繰り返さない
- アップデート中は強制終了しない
- 画面を手で触らない
電源のオン・オフを繰り返さない
富士通ノートパソコンの液晶が割れて画面が映らなくても、画面表示のために電源のオン・オフは繰り返さないように注意しましょう。
電源のオン・オフを繰り返す行為はパソコンのハードディスクに大きな負荷をかけて故障する可能性があります。
液晶が割れて画面が映らない以上、電源のオン・オフを繰り返しても修復する可能性は低いです。
ハードディスクが故障してデータの取り出しができなくなるリスクもあるため、電源をつけても画面が表示されない場合は修理業者に相談しましょう。
アップデート中は強制終了しない
画面が割れた場合でも、パソコンのアップデート中は強制終了しないように注意しましょう。
アップデート中に物を落として液晶が割れるケースもあります。
そのあと慌てて電源を切ってしまうなど、アップデート中の強制終了はシステムの故障リスクがあるため危険です。
画面が表示されていないときは、強制終了するのではなく、パソコンの稼働音を確認しましょう。稼働していることが確認できる場合は、しばらく様子をみてください。
画面を手で触らない
富士通ノートパソコンの液晶が割れたときは画面を手で触らないように注意しましょう。
液晶割れしている部分が高温になっている場合があるため、触るとやけどする恐れもあります。
また、液晶に触れた指で目をこすってしまうと大変危険です。
液晶の状態が気になっても、直接触らないようにしましょう。
富士通ノートパソコンの液晶が割れたときにすべきこと
富士通ノートパソコンの液晶が割れたときにすべきことは下記の2つです。
- バックアップを取る
- ハードディスクを取り出す
バックアップを取る
富士通ノートパソコンの液晶が割れても画面が表示される場合は、そのあとに故障するリスクを想定してバックアップを取りましょう。
バックアップはUSBメモリーや外付けHDD、オンラインストレージがおすすめです。
また、画面が表示されていなくてもHDMIで家庭用テレビに映し出せる機種の場合は、テレビ画面やPCモニターを使ってバックアップできる場合もあります。
ハードディスクを取り出す
ノートパソコンの液晶が割れて本体も起動しない場合は、ハードディスクを取り出し、物理的にデータを守る方法もあります。
ただし、ノートパソコンからハードディスクを取り出すことは簡単ではありません。
不安に感じる場合は自分でおこなうのではなく、パソコン修理業者に依頼しましょう。
また、ハードディスクの故障に備えて、普段からこまめにバックアップを取ることも大切です。
富士通ノートパソコンの液晶を自分で交換する場合
富士通ノートパソコンの液晶を自分で交換する方法を紹介します。
ステップは次の通りです。
- 型番を確認する
- バッテリーを取り外す
- 液晶フレーム、液晶パネルを取り外す
- 液晶ケーブルを取り外す
- 新しい液晶パネルを取り付ける
- 液晶フレームを取り付ける
液晶を自分で交換する場合は順番を間違えないように注意しましょう。
①型番を確認する
富士通ノートパソコンの液晶を交換する場合は最初に型番を確認しましょう。
富士通ノートパソコンの型番は下記の方法で調べられます。
- パソコンの裏面のシール
- 保証書
型番を調べる理由は、ノートパソコンの液晶の種類を調べるためやパソコン分解に必要となります。
②バッテリーを取り外す
液晶交換に移る前にバッテリーを取り外しましょう。
電源が入っている状態で交換作業をおこなうと、ハードディスクの故障やショートにつながる危険性があります。
電源をオフにした状態からバッテリーを取り外し、パソコンの故障に注意しながら作業に移りましょう。
③液晶フレーム、液晶パネルを取り外す
次に液晶フレーム・液晶パネルを外します。
最初に液晶パネルを覆っている液晶フレームを取り外してください。
ねじ穴が見つからない場合はねじ穴を隠すシールやゴムを探してピンセットで外しましょう。
ドライバーでねじ穴を緩めたら、液晶フレームとパソコンの隙間にヘラを入れてテコの原理で外します。
液晶フレームを取り外せたら液晶パネルのネジを取って取り外してください。
④液晶ケーブルを取り外す
液晶パネルを取り外したら液晶ケーブルを取り外しましょう。
液晶パネルはパソコン本体と液晶ケーブルでつながっています。
取り外した液晶パネルを手前に倒してケーブルを取り外してください。
⑤新しい液晶パネルを取り付ける
次は新しい液晶パネルを取り付けていきます。
取り外したときとは逆の手順で取り付けましょう。
液晶ケーブルを接続してネジを取り付けます。
ケーブルをつないだら電源をオンにして画面が表示されるか確認してください。
画面が表示されたら成功となるため、次のステップに移りましょう。
⑥液晶フレームを取り付ける
最後は液晶フレームを取り付けます。
ネジや部品が余っていないかを確認し、問題がない場合には、取り換え完了となります。
富士通ノートパソコンの液晶を自分で交換するリスク・注意点
富士通ノートパソコンの液晶を自分で交換するリスク・注意点は下記の3つです。
- 直らない場合がある
- 余計に故障する可能性がある
- 修理業者に依頼するよりも費用や時間がかかるケースがある
直らない場合がある
富士通ノートパソコンの液晶を自分で交換する注意点は直らない場合があることです。
液晶を無事交換できても画面が表示されない場合があります。
直らない理由として下記のような原因が想定されます。
- 交換中に基盤のヒューズがショートする
- ケーブルの接続不良
- ハードディスクの故障
自分で交換する場合は必ず直るという保証がありません。
場合によってはお金や時間だけかけて、最終的にはパソコン修理業者に依頼することになるケースもあります。
余計に故障する可能性がある
富士通ノートパソコンの修理を自分でおこなう場合、正しい知識がないと余計に故障するリスクがあります。
交換途中でハードディスクやマザーボードなどを傷つけてしまい、データ損失やパソコン本体が故障するケースもあるため注意しましょう。
パソコンは精密機械であるため、交換途中にドライバーが他の部品を傷つけて故障するような場合もあります。
さらなる故障を避けるためには、自分で直すよりもパソコンの修理業者に依頼するのがおすすめです。
修理業者に依頼するよりも費用や時間がかかるケースがある
自分で富士通ノートパソコンの修理をおこなう場合、修理業者に依頼するよりも費用や時間がかかるケースもあります。
自分で直すという方の中には、「お金をかけたくない」という理由の方もいるでしょう。
しかし、自分で修理して故障個所が増えると、さらに部品が必要になって修理業者に依頼するよりも高くついてしまう場合があるため注意が必要です。
お金や時間がかかるリスクを減らすならパソコンの修理業者に依頼しましょう。
富士通ノートパソコンの液晶を安全に交換するなら修理業者がおすすめ
富士通ノートパソコンの液晶を安全に交換するならパソコンの修理業者に依頼しましょう。
パソコン修理のプロに診てもらうことで、データを守りながら安全に液晶交換ができます。
富士通ノートパソコンの液晶交換修理におすすめの修理業者はPCホスピタルです。
全国に拠点があり、持ち込み修理、宅配修理、出張修理にも対応しています。
料金の目安は、公式サイトのかんたん見積もりから下記の3つを選ぶだけですぐにわかります。
- 故障内容
- OS
- パソコンのタイプ
事前見積もりをおこない、見積もり以外の料金が請求されることはありません。
安心して修理依頼ができます。
まとめ
富士通ノートパソコンの液晶は、自分で交換修理すると思わぬトラブルが発生する場合もあります。
安全に交換修理をおこなうためにはパソコン修理業者に依頼しましょう。
おすすめのパソコン修理業者はPCホスピタルです。
データを守りながら修理をおこなうため、大切なデータを失うことなく液晶交換ができます。
さらに即日対応もしているため、すぐに修理したいという方は気軽に相談してみましょう。
パソコン博士の知恵袋はパソコン修理業者大手(上場企業)の PCホスピタル(累計サポート実績200万件以上 ※1、利用率No.1 ※2)をおすすめしています。 電話対応も丁寧で、お住まいの地域(全国対応)に応じたパソコン修理サービスを提案してくれます。
PCホスピタルは大切なデータを保護(復元も可能)した上でパソコン修理をおこなってくれます。「再起動を繰り返す」、「シャットダウンできない」、「電源が入らない」などのPCトラブルもすぐに行ってくれます。PCホスピタルは東京や大阪、名古屋、福岡など大都市以外の地方都市にも店舗があり、即日対応可能です
※1 2023年8月末時点 日本PCサービス株式会社調べ
※2 2021年11月時点 2万6303人調査 調査主体:日本PCサービス株式会社 調査実施機関:株式会社インテージ
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