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パソコンの液晶修理は自分でできる?交換方法や注意点を解説!

かない@パソコン博士

パソコンの液晶修理は、リスクを理解できていれば自分で対応することも可能です。

パソコンの分解が必要なため基本的にパソコン修理業者へ依頼することをおすすめしますが、道具を用意して適切な手順でおこなえば不可能ではありません。

今回はパソコンの液晶修理について、自分で交換・修理する方法から失敗しないためのポイント、また修理依頼する場合の費用や日数まで解説します。

本記事はこんな方におすすめです
  • パソコンの液晶修理に必要な道具を知りたい
  • 自分でパソコンの液晶修理をおこなう方法を知りたい
  • 自分でパソコンの液晶修理をおこなう際の注意点を知りたい
分解するとメーカー保証が受けられなくなる可能性があります

パソコン博士のを分解する際は保証規定確認の上、自己責任でおこなっていただくようお願いします。

不安な場合は無理に挑戦せず、パソコン修理業者へ依頼することをおすすめします。

ノートパソコンの液晶修理に必要なもの

かない@パソコン博士

今回はノートパソコンの液晶修理について解説します。

ノートパソコンの液晶修理に必要な道具は、以下の4つです。

ノートパソコンの液晶修理に必要なもの
  • プラスドライバー
  • ピンセット
  • ヘラ
  • 交換用の液晶パネル

分解用工具の入手方法

プラスドライバー、ピンセット、ヘラはノートパソコンを分解して液晶パネルを取り外すために必要です。

これらの分解用工具はパソコンパーツショップのほか、ホームセンター100円ショップなどで購入できます。

かない@パソコン博士

ネジをたくさん取り外すため、ネジを保管しておくための袋やマグネットシートなどもあると便利です。

交換用液晶パネルの入手方法

交換用の液晶パネルは、amazon楽天市場などのECモールで購入できるほか、ヤフオク!メルカリなどのオークションでも購入が可能です。

amazon/楽天市場
ヤフオク!/メルカリ
  • 大手モールが仲介のため安心
  • 商品の到着が早め
  • 出品者とのやり取りが必要
  • 出品者との交渉により安く済む場合も
かない@パソコン博士

英語に抵抗がない場合はLAPTOP SCREENなど海外の液晶パネル販売サイトも活用すると、より多くの品揃えから液晶パネルを選べます。
※ただし、送料は高くなるため注意が必要です。

対応の液晶パネルを探す方法は?

上記のサイトで「(パソコンの機種名)+液晶パネル」と検索するほか、一般的に液晶パネルの背面に記載されている液晶パネル自体の型番で検索することで必要な液晶パネルを探せます。

ノートパソコンの液晶パネルを自分で交換する方法

ノートパソコンの液晶画面を自分で交換する方法

自分でノートパソコンの液晶パネルを交換する方法は、以下のとおりです。

【STEP1】故障状況を確認する

液晶パネルのトラブルは1本線が入っているものから画面が完全に見えないものまでさまざまですが、まずは故障状況を確認しましょう。

液晶パネルの問題なのかほかのパーツの問題なのか、見た目だけでは原因が判断できない場合があるためです。

液晶割れや線が入る症状はほとんど液晶パネルの交換で直りますが、まれにグラフィックボードが原因となっている場合もあるため注意しましょう。

外部ディスプレイに出力することで液晶パネルの問題かどうかの切り分けが可能です。

パソコンのディスプレイに謎の横線・縦線が!初心者でも対処できる直し方を解説

【STEP2】型番を確認する

液晶パネルの交換が必要であると判断できたら、パソコン本体や液晶パネルの型番を確認しましょう。

交換用の液晶パネルを探す際に必要となるほか、パソコンのくわしい分解方法を確認するためにも必要となるためです。

今回は一般的な分解方法を解説しますが、個別のくわしい分解方法については型番をもとに調べて確認することが重要です。

【STEP3】バッテリーを取り外す

実際に分解作業にとりかかる前に、電源を落として本体からバッテリーを取り外しましょう

電源が入っていたりバッテリーがついていたりする状態で作業をおこなうと、ショートやハードディスクが故障してしまうリスクがあるためです。

必ず電源を落としてバッテリーを取り外してから分解作業にとりかかり、データ消失やマザーボード故障などを回避しましょう。

パソコンがショートする原因とは?対策方法と併せて分かりやすく解説!

【STEP4】液晶フレームを取り外す

液晶パネルの周りに取り付けてある液晶フレームを取り外します

まずネジを隠しているシールやゴムなどをピンセットで取り外したら、ドライバーを使ってネジを取り外しょう。

ネジを取り外したら液晶フレームとパソコン本体の隙間にヘラを入れて、こじるようにして液晶フレームを取り外します。

かない@パソコン博士

パソコンの内外を傷つけないように、慎重に作業しましょう。

【STEP5】液晶パネルを取り外す

液晶フレームを取り外したら、液晶パネルを取り外します

液晶フレーム同様ネジで留められているため、ドライバーを使ってネジをすべて取り外します。

【STEP6】液晶ケーブルを取り外す

液晶パネルからパソコン本体に繋がっている、液晶ケーブルを取り外します

ネジを取って外した液晶パネルをキーボード側にそっと倒し、液晶ケーブルを取り外しましょう。

【STEP7】新しい液晶パネルを取り付ける

液晶ケーブルの接続、ネジの取り付けと、逆の手順で新しい液晶パネルを取り付けます

上手くいかなかった場合にフレームの取り付け直しなど手間にならないように、この時点で一度電源を入れて問題ないかチェックしてみましょう。

【STEP8】液晶フレームを取り付ける

新しい液晶パネルが問題なく映るようであれば、最後に液晶フレームを取り付け直して完了です。

パソコンの液晶修理に関するよくある質問

パソコンの液晶修理に関するよくある質問

最後にパソコンの液晶修理に関するよくある質問として、以下の5つにお答えします。

パソコンの液晶割れはメーカー保証の対象になる?

パソコンの液晶割れは、メーカー保証の対象とならない場合が大半です。

ただしオプションでの拡張保証や保険については液晶割れも対象内の可能性があるため、一度保証内容を確認したりメーカーに問い合わせてみたりすると良いでしょう。

パソコンの液晶交換にかかる費用は?

パソコンの液晶修理にかかる費用は、メーカーとパソコン修理業者で大きく異なります

パソコンの液晶交換にかかる費用目安
  • メーカー:40,000円程度~
  • パソコン修理業者:15,000円程度~
かない@パソコン博士

修理を依頼する際は値段が倍以上違うことが多いため、パソコン修理業者への依頼をおすすめします。

パソコン液晶修理を即日でおこなってくれる修理業者は?

パソコン修理業者の中には、液晶修理に最短即日対応する業者も存在します

ただし必要なパーツ(交換用の液晶パネル)の在庫がある場合に限られるため、基本的に液晶修理の即日対応は難しいと考えましょう。

パーツの取り寄せも必要な場合は、一般的に数週間~1ヶ月程度の日数が必要です。

即日対応可のパソコン修理業者5選!依頼方法や業者の選び方、依頼の流れまで解説!

パソコンの液晶割れを放置するとどうなる?

パソコンの液晶割れを放置してしまうと、どんどん被害が拡大する恐れがあります。

時間経過で液晶パネルの見える範囲が狭まっていくリスクがあるほか、液晶パネルから中の液体が漏れて本体の基盤にまで悪影響を及ぼすリスクもあります。

かない@パソコン博士

1本線など目に見える被害の規模が小さいと放置する方もいますが、被害を抑えるためにも早めの修理をおすすめします。

ノートパソコンの液晶交換を失敗しないために必要なことは?

ノートパソコンの液晶交換を失敗しないためのポイントは、以下の3つです。

ノートパソコンの液晶交換を失敗しないための3つのポイント
  • 道具を使って分解・交換作業をおこなう
  • 正しい手順で分解・交換作業をおこなう
  • パソコン本体に対応した液晶パネルを用意する

ただし一方で、自己責任でおこなう必要があり、症状を悪化させてしまうリスクがあることもまた事実です。

パソコン博士としては、不要なリスクを避けるためにもPCホスピタルなどの実績豊富なパソコン修理業者へ相談・依頼することをおすすめします。

【PCホスピタル編】評判・口コミ、料金を解説!パソコン修理業者を徹底調査

パソコンの液晶修理は自分でできる?:まとめ

今回はパソコンの液晶修理について、自分で交換・修理する方法から失敗しないためのポイント、そして修理依頼する場合の費用や日数まで解説しました。

パソコンの液晶修理は正しい道具を使って正しい手順でおこなうことで自分でもできますが、基本的には液晶修理を得意とするパソコン修理業者へ相談・依頼することをおすすめします。

パソコン博士の知恵袋はパソコン修理業者大手(上場企業)の PCホスピタル(累計サポート実績200万件以上 ※1、利用率No.1 ※2)をおすすめしています。 電話対応も丁寧で、お住まいの地域(全国対応)に応じたパソコン修理サービスを提案してくれます。

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※1 2023年8月末時点 日本PCサービス株式会社調べ
※2 2021年11月時点 2万6303人調査 調査主体:日本PCサービス株式会社 調査実施機関:株式会社インテージ

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ABOUT US
かない@パソコン博士
パソコン博士。株式会社ケイ・ブリッジ パソコン修理担当。5歳の時に買い与えられたファミコンに興味を持ち、小学校では分解・組み立てて遊んでいた。中学校ではコンピューター部にも所属し、自分でテレビゲームを作ることに成功。大学では情報系学部に所属、研究室グループで開発された分析ソフトは経産相(当時通産省)での利用が決定。Googleが主催するビジネスコンテストの世界大会出場、大阪経済戦略局のIotプログラム選出、組み込み系デバイスの開発チーム参加、企業向けのパソコン講座講師を務めている。