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パソコン画面に入った線(横線・縦線)が入った際の原因と対処法11選

パソコンのディスプレイに謎の横線・縦線が!初心者でも対処できる直し方を解説
かない@パソコン博士

パソコンを起動すると、画面に謎の横線・縦線が表示されてしまった…

「いつか直る」と思って、そのまま放置し続けていると思わぬトラブルも…

パソコンの画面に横線や縦線が表示され始め、思わぬパソコントラブルが起きてしまわないように早めに対処しておきましょう。

今回はパソコンの画面に線が表示されてしまった時の対処方法や原因を解説します。

パソコン画面に線が表示される7つの原因

パソコンのディスプレイの横線・縦線が出る原因

パソコンは複雑な回路を集めたデジタル機器のため、ちょっとしたトラブルでもディスプレイに異常が現れる可能性があります。

パソコンの画面に表示された線線は「液晶のライン抜け」とも呼ばれており、液晶パネルの不具合の中でも多く見られるトラブルです。

パソコン画面に線が表示されてしまう主な原因は、以下と考えられます。

パソコン画面に線が表示される7つの原因
  • 長時間使用によるパソコン処理能力の低下
  • ドライバの不具合
  • 接続ケーブルの接触不良や断線(不具合)
  • パソコンの帯電
  • パソコン内部の損傷
  • 液晶パネル(ディスプレイ)の物理的な損傷
  • インストールしたアプリケーションの影響
監修者 吉岡

画面に線が入ってしまった場合は状況をしっかりと見極めて、問題の切り分けをおこなうことが重要です。

長時間使用によるパソコン処理能力の低下

かない@パソコン博士

パソコンを長時間使用しているとさまざまなデータがパソコン内部に蓄積され、パフォーマンスが低下してしまいます。

パソコンの画面に表示する機器に一時的に負荷が加わり、描写に影響を与える場合があります。

画面表示が正確におこなわれないため、一時的にパソコン画面に線が入ると考えましょう。

長時間、パソコンを再起動していない状況が続くとパソコンの処理全体が遅くなり、画面の表示にも影響します。

ドライバの不具合

かない@パソコン博士

ディスプレイ表示にはグラフィックドライバ(画面表示をおこなう機器を動かすドライバ)とディスプレイドライバ(画面を動かすドライバ)の2つが必要です。

ドライバが最新のものでない、ドライバが破損している場合、パソコン画面に正常に表示されなくなる不具合が発生します。

特にWindowsのドライバ自動更新が設定されておらずアップデートされていないと、パソコン画面に不具合が発生するかもしれません。

また、外部ディスプレイを利用している場合はそもそも適切なドライバが入っているかチェックが必要です。

Windows10以降はドライバの自動更新設定が可能です。不具合を回避するためにも自動更新設定をオンにしておきましょう

接続ケーブルの接触不良や断線(不具合)

ディスプレイとパソコン本体を接続しているケーブルがきちんと接続されていない場合や、パソコン本体とディスプレイをつなぐケーブルが断線している場合、パソコン画面に線が入る症状が現れます。

また、パソコンと使用しているケーブルとの相性が悪い可能性も考慮しましょう。

他にも、利用されているHDMIケーブルの端子が破損していると同様の症状が起きてしまいます。

パソコンの帯電

かない@パソコン博士

パソコン本体に不要な電気が溜まってしまうと負荷が高まり、さまざまな機器に不具合を発生させてしまいます。

通常、パソコン本体には帯電を防ぐ機能が備わっています。

パソコンが帯電した際に、この機能が作動してパソコン画面の表示に必要な電力が十分に供給されず、線が入ることがあります。

パソコンの帯電はパソコンの長時間使用や多くの周辺機器の使用、電源ケーブルのつなぎっぱなしなどで発生しやすくなります。

パソコン内部の損傷

パソコン内部のケーブル接続不良や断線以外にもマザーボードやグラフィックボードが破損している場合、パソコン画面に線が出てしまう場合もあります。

特に接続ケーブルを交換して、他のディスプレイに接続しても同じ現象が起こった場合、パソコン内部の損傷を疑いましょう。

ただ、自分でパソコン内部の状態を診断することは難しいため、まずはパソコン修理業者への相談をおすすめします。

かない@パソコン博士

マザーボードやグラフィックボードの破損を放置すると、パソコンが正常に起動しなくなる恐れがあります。

パソコンの再起動が終わらない原因は?すぐできる対処法をわかりやすく解説

液晶パネル(ディスプレイ)の物理的な損傷

「パソコンを落としてぶつけた」「ディスプレイにものを挟んでしまった」など外部から衝撃を与えると、パソコン画面に線が表れることがあります。

また、3年以上使用しているパソコンは経年劣化による液晶パネルの不具合も原因のひとつです。

他のディスプレイと交換してみて、同様の不具合が発生した場合は液晶パネルの交換や買い替えを検討しましょう。

インストールしたアプリケーションの影響

かない@パソコン博士

インストールしたアプリケーション・プログラムが多くなり、パソコンのスタートアップ時(起動時)の処理が追い付かず、パソコンの負荷が高まり、パソコン画面に線が入ってしまうことがあります。

多くのアプリケーションがインストールされている場合、負荷が高まって画面の描写に影響しているかもしれません。

その場では利用していなくとも、パソコンにインストールしているだけで負荷が高まってしまいます。

市販のディスククリーンアップを使用すれば、「スタートアップ時にアプリケーションを起動させない」「バックグラウンドで待機させない」などの指定が可能です。

監修者 吉岡

もし改善できない場合はバックアップを取って、対象のモニターとPC本体を専門家(パソコン修理業者)に見せてください。

パソコン画面に線が入った時にしてはいけないNG行動

パソコン画面に線が表示された際、以下の対処は絶対にしてはいけません。

NG行動
  • 液晶パネルを押す、パソコンをたたく
  • 必要以上に再起動・強制終了を繰り返す

それでは詳しく解説します。

液晶パネルを押す・パソコンをたたく

液晶パネルを強く押す、パソコンをたたくなどの物理的な刺激は原因をわからなくしてしまい、さらに症状を悪化させてしまうかもしれません。
また、パソコン画面に線が増える原因にもなるため、優しく扱うことが大切です。

パソコンは精密機器なので、すぐに直らないからといって液晶パネルを押したり叩いたりすることはやめておきましょう。

必要以上に再起動・強制終了を繰り返す

適切でない方法で再起動や強制終了を繰り返すとHDDデータの読み書きを妨げ、データ破損につながります。

スタートメニューから再起動するなど、適切な方法による再起動は問題ありません。電源ボタンの長押しなどで強制終了する際はアクセスランプが点滅していないことをチェックしましょう。

※アクセスランプの点滅はHDDデータの読み書き中を意味します

また、パソコン画面に表れた線は、そのまま放置していても症状が改善されることはなく、時間が経つにつれ症状が悪化する可能性が高いでしょう。
徐々に1本、2本と線が増えていき、気づけばパソコン画面が線だらけとなるかもしれません。

また、パソコン内部の異常が原因でパソコン画面に線が出ている場合、そのまま使用し続けると基盤やパーツがショートし、パソコン本体が動作しなくなる可能性もあります。

症状がひどくなるとパソコンが壊れ、ほとんど画面が見えない状態になるため、早めに対処をおこないましょう。

監修者 吉岡

1時間以上経過しないとモニターへの表示不良が発生しないケースもあります。解決したと思っても再発する可能性があるため、不安な場合はパソコン修理業者に見てもらいましょう。

パソコン画面に線が表示された時の11個の対処法

パソコン画面に線が入るパソコントラブルは、さまざまな要因が複合的に絡み合って発生します。

そのため、ひとつの対処方法で解消する場合もあれば、しっかりと手順を踏んで対処しなければ解決しない場合があります。

監修者 吉岡

画面に線が入る際はディスプレイ側から検証していくことが多くなっています。まずは、モニター⇒ケーブル⇒PC本体の順で対処方法を試してみてください。

パソコン画面に線が出た際の11個の対処法
  • パソコンを再起動する
  • 周辺機器を取り外す
  • 解像度を適切に設定する
  • ディスプレイを開閉してみる(ノートパソコンのみ)
  • 接続ケーブルを確認する(デスクトップパソコンのみ)
  • 放電する
  • BIOS画面を表示する
  • ドライバーを再インストールする
  • システムを復元する
  • リカバリをおこなう
  • ディスプレイを交換・修理する

詳しい手順(Windows10版)は以下のとおりです。

パソコンを再起動する

タスクバーの左端のWindowsロゴをクリックし、左側の電源マークを右クリックします。
表示された一覧の中から「再起動」をクリックすれば、パソコンの再起動が始まります。
ディスプレイに横線・縦線が表示されたときの対処法-2

※Windowsロゴを右クリックし、一覧の中から「シャットダウンまたはサインアウト」にポインタを合わせ、表示された一覧の中から再起動を選択することも可能です。

※「再起動」をおこなう場合、必ず起動中のアプリケーションをすべて終了させ、データを保存してください。

周辺機器を取り外す

パソコンにルーターや外付けハードディスク、プリンターなどの機器を接続している場合、周辺機器が影響してディスプレイに影響を与えているかもしれません。

Windowsロゴを右クリックし、「シャットダウンまたはサインアウト」にポインタを合わせ、「シャットダウン」をクリックしてパソコンの電源を落とします。
ディスプレイに横線・縦線が表示されたときの対処法-3
接続しているすべての周辺機器を取り外し、時間を置いてからパソコンを起動して問題が解決しているか確認します。

解像度を適切に設定する

パソコンの解像度とディスプレイの解像度が一致していないことが原因となっている可能性があります。

パソコン側の解像度がディスプレイの推奨値でないならば、設置を変更することで改善されるかもしれません。

かない@パソコン博士

ディスプレイによって適切な解像度が異なります。近年は解像度の種類が増えてきているため、どの解像度に対応したディスプレイであるのか公式サイトなどで確認しましょう。

ディスプレイを開閉してみる(ノートパソコンのみ)

かない@パソコン博士

ノートパソコンの場合、ディスプレイ部が接触不良を起こし、パソコン画面に線が表示されていることも考えられます。

ディスプレイが見える範囲でパソコンを開閉し、表示に変化が現れるか確認します。

表示が変化する場合、マザーボードとディスプレイの配線の不具合を疑ってみるべきです。

一度配線を取り外し、症状が改善されるか確認しなくてはなりませんが個人では対処が難しいため、パソコン修理業者などに依頼するようにしましょう。

接続ケーブルを確認する(デスクトップパソコンのみ)

かない@パソコン博士

デスクトップパソコンの場合、不具合の原因として以下が考えられます。

  • ディスプレイに問題がある
  • パソコン本体に問題がある
  • ケーブルそのものが接触不良や断線を起こしている

最近ではHDMI端子でテレビと接続できるパソコンも多いため、テレビをPC出力に設定しておきます。

この状態でパソコンと接続してみてパソコン画面に線がでない場合、ディスプレイに問題があると考えましょう。

念のため、ケーブルを抜いた状態でディスプレイの電源を入れ、パソコン画面に線が出るかどうかも確認します。

ディスプレイに問題があった場合

パソコンの電源を切った状態でディスプレイを新しいものに交換し、パソコンの電源を入れて正常に戻っているか確認します。

パソコン本体に問題があった場合

かない@パソコン博士

物理的損傷が原因でなければ、「BIOS画面を表示させる」「ドライブを再インストールする」「システムを復元する」「リカバリ(初期化)をおこなう」を試してみてください。

それでも症状が改善されない場合、ディスプレイの内部に問題があると考えられます。

場合によっては液晶パネルの交換などが必要になるため、パソコン修理業者に相談してみましょう。

ケーブルに問題があった場合

パソコンの電源を切った状態でパソコンとディスプレイをつなぐケーブルを交換し、パソコンの電源を入れて線が消えているか確認します。

放電する

パソコンの放電は以下の手順で行いましょう。

電源が切れた状態でACアダプタと電源ケーブル、バッテリーや周辺機器など、すべての接続をパソコンから取り外します。
5分以上放置して、再度ケーブルやバッテリーなどを取り付けます。
パソコンを起動し、シャットダウンできるか確認します。

BIOS画面を表示させる

かない@パソコン博士

Windowsが起動していなくてもパソコン画面に線が発生するか確認するために、BIOS画面を表示させます。

BIOSとは

「Basic Input/Output System」の略語で、パソコンの電源を入れて最初に動くプログラムのことです。

マザーボードのROMやフラッシュメモリなどの不揮発性メモリに搭載されており、パソコンに接続されたキーボード・マウス・CPU・ハードディスクなど、ハードウェアの制御と管理を担います。

パソコンの電源を入れるとBIOSが先に読み込まれ、その後にOSがハードディスクから読み込まれる仕組みです。

BIOS画面の確認方法

パソコンの電源を切り、キーボードの「F2」キーの位置を確認して、電源を入れます。
電源を入れ、メーカーロゴが表示されたら、キーボードの「F2」キーを数回押します。

※BIOS画面が表れない場合は、電源を入れてすぐに「F2」キーを数回押してみてください。「F2」キーで紹介していますが、メーカーによってBIOS画面を出す設定が異なるため、各メーカーのサイトで方法を確認してください。

BIOS画面が表示されたら、パソコン画面に線が入っているか確認します。
BIOS画面の症状パソコンの故障
線が表れる場合ディスプレイ、またはパソコン本体に問題が発生している可能性が考えられます。
個人で修理をおこなうことは難しいため、パソコン修理業者に修理を依頼しましょう。
線が表れない場合ドライバやOSなどのソフトウェアが問題を起こしている可能性があります。
この場合は、次項の「ドライバーを再インストールする」を試してみてください。

ドライバーを再インストールする

ディスプレイドライバーを削除することで、改善されることがあります。

Windowsロゴを右クリックし、一覧の中から「デバイスマネージャー」をクリックします。
ディスプレイに横線・縦線が表示されたときの対処法
デバイスマネージャー画面が表示されたら、「サウンド、ビデオ、およびゲームコントローラー」横の「>」をクリックすると、ドライバーの一覧が表示されます。
ディスプレイに横線・縦線が表示されたときの対処法
削除するドライバーを選択し、右クリックすると一覧が表示されるため、「デバイスのアンインストール」をクリックします。
ディスプレイに横線・縦線が表示されたときの対処法
「デバイスのアンインストール」画面のポップアップが表示されるため、アンインストールをクリックします。
ディスプレイに横線・縦線が表示されたときの対処法
アンインストールが完了するとデバイスマネージャー画面が表示されるため、該当のドライバーが一覧から消えていることを確認して、画面を閉じれば完了です。

内蔵されているドライバーは、パソコンを再起動すると自動的に再インストールされるため、自分でインストールする必要はありません。

システムを復元する

パソコンが正常に動作していた時の状態に復元すると症状が改善されることもありますが、復元ポイント以降に変更した設定などはすべて無効となります。

Windowsロゴを右クリックし、一覧の中から「システム」をクリックします。
ディスプレイに横線・縦線が表示されたときの対処法
システム画面が表示されたら、右側の「システム情報」をクリックします。

※パソコンによっては、画面の下部に表示されていることもあります。

ディスプレイに横線・縦線が表示されたときの対処法
システム画面が表示されたら、左側の「システムの詳細設定」をクリックします。
ディスプレイに横線・縦線が表示されたときの対処法
「システムのプロパティ」画面が表示されたら、「システムの保護」タブをクリック、「システムの復元」をクリックします。
ディスプレイに横線・縦線が表示されたときの対処法
システムの復元画面が表示されたら、「次へ」をクリックします。

※一度でも復元をおこなったことがある場合、「システムファイルと設定の復元」が「システムファイルと設定を復元します。」と表示され、下部に「別の復元ポイントを選択する」と表示されます。チェックを入れて「次へ」をクリックします。

ディスプレイに横線・縦線が表示されたときの対処法
一覧の中から復元ポイントを選択し、「影響を受けるプログラムの検出」をクリックします。
ディスプレイに横線・縦線が表示されたときの対処法
「スケジュールされたチェックポイント」が表示されるため、「削除されるプログラムとドライバー」と「復元が見込まれるプログラムとドライバー」に問題がなければ、「閉じる」をクリックします。
ディスプレイに横線・縦線が表示されたときの対処法
復元ポイント選択画面に戻ったら、「次へ」をクリックします。
ディスプレイに横線・縦線が表示されたときの対処法
「復元ポイントの確認」画面が表示されたら、「完了」をクリックします。
ディスプレイに横線・縦線が表示されたときの対処法
メッセージが表示されたら、「はい」をクリックします。
ディスプレイに横線・縦線が表示されたときの対処法
以下のメッセージが表示されるため、そのまましばらく待ちます。
ディスプレイに横線・縦線が表示されたときの対処法
復元が終了すると、パソコンが自動的に再起動します。
再起動後、メッセージが表示されるため、日付と時刻を確認し、「閉じる」をクリックすれば完了です。
ディスプレイに横線・縦線が表示されたときの対処法

初期化(リカバリ)をおこなう

ここまでの対処法を試してみてもパソコン画面に線が表れる場合、リカバリをおこなうことで解決する場合もあります。

リカバリはパソコンが購入した状態に戻るため、必要なデータをすべてバックアップして実行しなくてはなりません。

かない@パソコン博士

ディスプレイが見にくいままだと作業に支障が出てしまいます。すぐにパソコントラブルを改善したい場合は、即日対応が可能なパソコン修理業者に相談しましょう。

即日対応可のパソコン修理業者5選!依頼方法や業者の選び方、依頼の流れまで解説!

ディスプレイを交換・修理する

明らかにディスプレイに問題が生じているならば、ディスプレイを交換・修理する選択肢もあります。

特に外部ディスプレイを利用しているならば、新しいものを購入して交換したほうが問題を素早く解決できるかもしれません。

ただ、ノートパソコンについてはディスプレイの交換は難しく、メーカーなどによる修理が必要です。

ディスプレイを修理せずに外部ディスプレイを使い続けることは難しいため、修理を前提に考えましょう。

対処法を試しても直らない場合は修理業者に依頼

今まで紹介した対処法を実施して直らない場合は、修理業者に依頼しましょう。

パソコン内部のパーツに損傷がある場合、損傷箇所の修理・パーツ交換が必要です。

しかし、パソコンに慣れていない人が修理作業をおこなうと、作業中に他のパーツを傷つけて悪化させてしまう可能性があります。

最悪の場合、パソコン内部に保存されているデータが消失してしまい、データ復旧できなくなるケースも考えられます。

自力での復旧が難しい場合は、無理せず修理業者にみてもらいましょう。

修理業者へ依頼する前に注意しておきたいこと

修理業者へ依頼する前に注意しておくべき点として、以下の3つが挙げられます。

修理業者へ依頼する前に注意しておきたいこと
  • 保証期間かどうか確認する
  • データのバックアップをとる
  • 予算を決めておく

保証期間かどうか確認する

まず、パソコンのメーカー保証期間を確認しましょう。

購入してあまり時間が経っていない場合は保証期間内であることが多く、メーカーが無料で修理対応してくれます。

保証期間は以下のものに記載されています。

保証期間が記載されているもの
  • 保証書
  • 領収書
  • パソコンが梱包されていたケース

ただし、保証期間外の場合は修理が有償対応となってしまいます。

メーカーの修理料金は高めに設定されているケースが多いため、修理を専門に扱う業者も検討しましょう。

データのバックアップをとる

修理へ出す前に、必ずデータのバックアップは取っておきましょう。

特にメーカー・家電量販店に修理を依頼する場合、情報漏洩を防ぐ観点からデータを消去して作業にとりかかるためです。

修理業者でもパソコン内部のデータを守った状態で作業にとりかかりますが、万が一のためにもバックアップは取っておくことをおすすめします。

予算を決めておく

修理業者に依頼する場合は、予算を決めておきましょう。

修理費用は故障箇所によって大きく変わり、内容によっては非常に高額な料金がかかる可能性もあります。

新しいパソコンの購入費用と変わらない修理代金になるケースもあるため、予算を事前に決めて費用対効果に合っているかも検討しましょう。

パソコン画面に線が出た際の対処法:まとめ

この記事ではソフトウェアで改善できる対策方法を説明しましたが、それでも問題が解消されない場合、ハードウェアによる故障が原因と考えられます。

ハードウェアのトラブルは自力で解決できるものではないため、パソコン修理業者に依頼するのが賢明です。

パソコンの不具合・故障によって修理を検討している場合は、パソコン修理業者へ依頼しましょう

修理期間・修理の技術・修理費用などの観点から考えると修理業者にパソコン修理を依頼することが一番確実で信頼できます。

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監修者情報

ねこのよつ葉堂 代表 吉岡央人

福岡市に展開するパソコン専門店にて接客販売、修理対応を行う。修理窓口にて受付したパソコンをその場で修理、預かりでの修理等を行っておりました。その後エリアマネージャーとなった際にパソコン整備士2級を取得、現在は独立して個人のお客様の修理や相談を行っている(月間修理完了件数100件、受注(受付後即解決含む) 約150件)。

パソコン修理業者診断

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ABOUT US
かない@パソコン博士
パソコン博士。株式会社ケイ・ブリッジ パソコン修理担当。5歳の時に買い与えられたファミコンに興味を持ち、小学校では分解・組み立てて遊んでいた。中学校ではコンピューター部にも所属し、自分でテレビゲームを作ることに成功。大学では情報系学部に所属、研究室グループで開発された分析ソフトは経産相(当時通産省)での利用が決定。Googleが主催するビジネスコンテストの世界大会出場、大阪経済戦略局のIotプログラム選出、組み込み系デバイスの開発チーム参加、企業向けのパソコン講座講師を務めている。