パソコン画面に入った線への9つの対処法!原因&対処順番も解説

パソコンのディスプレイに謎の横線・縦線が!初心者でも対処できる直し方を解説
かない@パソコン博士

パソコンを起動すると、画面に謎の横線・縦線が表示されてしまった…

「いつか直る」と思って、そのまま放置し続けていると思わぬトラブルも…

パソコンの画面に横線や縦線が表示され始め、思わぬパソコントラブルが起きてしまわないように早めに対処しておきましょう。

今回はパソコンの画面に線が表示されてしまった時の対処方法や原因を解説します。

パソコン画面に線が表示される7つの原因

パソコンは複雑な回路を集めたデジタル機器のため、ちょっとしたトラブルでもディスプレイに異常が現れることが少なくありません。

パソコンの画面に表示された線線は「液晶のライン抜け」とも呼ばれており、パソコンの液晶パネルの不具合の中でも多く見られるパソコントラブルです。

パソコン画面に線が表示されてしまう主な原因は、以下と考えられます。

パソコン画面に線が表示される8つの原因
  • 長時間使用によるパソコン処理能力の低下
  • ドライバの不具合
  • 接続ケーブルの接触不良や断線(不具合)
  • パソコンの帯電
  • パソコン内部の損傷
  • 液晶パネル(ディスプレイ)の物理的な損傷
  • インストールしたアプリケーションの影響
パソコンのディスプレイの横線・縦線が出る原因

長時間使用によるパソコン処理能力の低下

パソコンを長時間使用しているとさまざまなデータがパソコン内部に蓄積され、パフォーマンスが低下してしまいます。

すると、パソコンの画面に表示する機器に一時的に負荷が加わり、描写に影響を与える場合があります。

画面表示が正確に行われないため、一時的にパソコン画面に線が入ることがあります。

ドライバの不具合

ディスプレイ表示にはグラフィックドライバ(画面表示を行う機器を動かすドライバ)とディスプレイドライバ(画面を動かすドライバ)の2つが必要です。

このドライバが最新のものでない、ドライバが破損している場合、パソコン画面に正常に表示されなくなる不具合が発生します。

特にWindowsのドライバ自動更新が設定されておらず、最新のドライバにアップデートされていないため、パソコン画面に不具合が発生することがあります。

Windows10以降はドライバの自動更新設定が可能です。不具合を回避するためにも自動更新設定をオンにしておきましょう

接続ケーブルの接触不良や断線(不具合)

ディスプレイとパソコン本体を接続しているケーブルがきちんと接続されていない場合や、パソコン本体とディスプレイをつなぐケーブルが断線している場合、パソコン画面に線が入る症状が現れます。

また、パソコンと使用しているケーブルとの相性が悪い可能性も考えられます。

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パソコンの帯電

パソコン本体に不要な電気が溜めってしまうと、負荷が高まり、さまざまな機器に不具合を発生させてしまいます。

通常、パソコン本体には帯電を防ぐ機能が備わっており、パソコンが帯電したことにより、セーブ機能が作動し、パソコン画面の表示に必要な電力が十分に供給されず、線が入ることがあります。

パソコンの帯電はパソコンの長時間使用多くの周辺機器の使用電源ケーブルのつなぎっぱなしなどで発生しやすくなります。

パソコンの帯電とは?電気がたまる・発生する原因や対処法を分かりやすく解説!

パソコン内部の損傷

パソコン内部のケーブル接続不良や断線以外にもマザーボードやグラフィックボードが破損している場合、パソコン画面線が出てしまう場合もあります。

接続ケーブルを交換して、他のディスプレイに接続しても同じ現象が起こった場合、パソコン内部の損傷が考えられます。すぐにパソコン修理業者に依頼しましょう。

かない@パソコン博士

マザーボードやグラフィックボードの破損を放置すると、パソコンが正常に起動しなくなる恐れがあります。

パソコンの再起動が終わらない原因は?すぐできる対処法をわかりやすく解説

パソコンの再起動が終わらない・再起動できない時の【対処方法15選】:Windows10版

液晶パネル(ディスプレイ)の物理的な損傷

パソコンを落としたりぶつけたディスプレイにものを挟んでしまったなどの衝撃を受けると、パソコン画面に線が表れることがあります。

また、3年以上使用しているパソコンは経年劣化による液晶パネルの不具合も原因のひとつとなります。

他のディスプレイと交換してみて、同様の不具合が発生した場合は液晶パネルパネルの交換買い替えを検討しましょう。

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パソコンを落としたときの対処法は?チェック方法や起動しない・電源が入らない原因も解説!

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インストールしたアプリケーションの影響

インストールしたアプリケーション・プログラムが多くなり、パソコンのスタートアップ時(起動時)の処理が追い付かず、パソコンの負荷が高まり、パソコン画面に線が入ってしまうことがあります。

長期間使用しているパソコンに起こりやすいため、使用していないアプリケーションやプログラムはアンインストールしましょう。

市販のディスククリーンアップを使用すれば、スタートアップ時にアプリケーションを起動させない、バックグラウンドで待機させない、不要なアプリケーションをアンインストールするなどが可能です。

ディスククリーンアップおすすめソフト6選!価格や機能、選び方を徹底比較【Windows/Mac対応】

パソコン画面に線が入った時にしてはいけないNG行動

パソコン画面に線が表示された際、以下の対処は絶対にしてはいけません。

NG行動
  • 液晶パネルを押す、パソコンをたたく
  • 必要以上に再起動・強制終了を繰り返す

液晶パネルを強く押す、パソコンをたたくなどの物理的な刺激は原因をわからなくしてしまい、さらに症状を悪化させてしまいます。

また、適切でない方法で再起動や強制終了を繰り返すとHDDデータの読み書きを妨げ、データ破損につながります。

適切な方法による再起動は問題ありません。強制終了する際はアクセスランプが点滅していないことを確認しましょう。

※アクセスランプの点滅はHDDデータの読み書き中を意味します

また、パソコン画面に表れた線は、そのまま放置していても症状が改善されることはなく、時間が経つにつれ症状が悪化する可能性が高いといえます。

徐々に1本、2本と線が増えていき、気づけばパソコン画面が線だらけとなります。

また、パソコン内部の異常が原因でパソコン画面に線が出ている場合、そのまま使用し続けると基盤やパーツがショートし、パソコン本体が動作しなくなる可能性もあります。

症状がひどくなるとパソコンが壊れたり、ほとんど画面が見えない状態になるため、早めに対処を行いましょう。

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パソコン画面に線が表示されたときの9つの対処法

パソコン画面に線が入るパソコントラブルは、さまざまな要因が複合的に絡み合って、発生します。

そのため、ひとつの対処方法で解消する場合もあれば、しっかりと手順を踏んで、対処しなければ解決しない場合があります。

かない@パソコン博士

パソコン画面に線が入ってしまった場合、対処法9選を試す、おすすめの順序をご紹介します。

パソコン画面に線が出た際の9つの対処法
  1. パソコンを再起動する
  2. 周辺機器を取り外す
  3. ディスプレイを開閉してみる(ノートパソコンのみ)
  4. 接続ケーブルを確認する(デスクトップパソコンのみ)
  5. 放電を行う
  6. BIOS画面を表示する
  7. ドライバーを再インストールする
  8. システムを復元する
  9. リカバリを行う(最終手段)

詳しい手順(Windows10版)は以下のとおりです。

➀パソコンを再起動する

  1. タスクバーの左端のWindowsロゴをクリックし、左側の電源マークを右クリックします。
  2. 表示された一覧の中から「再起動」をクリックすれば、パソコンの再起動が始まります。
    ディスプレイに横線・縦線が表示されたときの対処法-2

※Windowsロゴを右クリックし、一覧の中から「シャットダウンまたはサインアウト」にポインタを合わせ、表示された一覧の中から再起動を選択することも可能です。

※「再起動」を行う場合、必ず起動中のアプリケーションをすべて終了させ、データを保存してください。

パソコンの再起動が必要な現象とは?パソコンの再起動の方法:まとめ

➁周辺機器を取り外す

パソコンにルーターや外付けハードディスク、プリンターなどの機器を接続している場合、周辺機器が影響してディスプレイに影響を与えているかもしれません。

  1. Windowsロゴを右クリックし、「シャットダウンまたはサインアウト」にポインタを合わせ、「シャットダウン」をクリックしてパソコンの電源を落とします。
    ディスプレイに横線・縦線が表示されたときの対処法-3
  2. 接続しているすべての周辺機器を取り外し、しばらくしてパソコンを起動して、問題が解決しているか確認します。

③ディスプレイを開閉してみる(ノートパソコンのみ)

ノートパソコンの場合、ディスプレイ部が接触不良を起こし、パソコン画面に線が表示されていることも考えられます。

ディスプレイが見える範囲でパソコンを開閉し、表示に変化が現れるか確認します。

表示が変化する場合、マザーボードとディスプレイの配線の不具合が考えられます。

一度配線を取り外し、症状が改善されるか確認しなくてはなりませんが、個人では対処が難しいため、パソコン修理業者などに依頼するようにしましょう。

④接続ケーブルを確認する(デスクトップパソコンのみ)

デスクトップパソコンの場合、不具合の原因として以下が考えられます。

  • ディスプレイに問題がある
  • パソコン本体に問題がある
  • ケーブルそのものが接触不良や断線を起こしている

最近ではHDMI端子でテレビと接続できるパソコンも多いため、テレビをPC出力に設定し、パソコンと接続してみてパソコン画面に線がでない場合、ディスプレイに問題があると考えられます。

念のため、ケーブルを抜いた状態でディスプレイの電源を入れ、パソコン画面に線が出るかどうかも確認します。

ディスプレイに問題があった場合

パソコンの電源を切った状態でディスプレイを新しいものに交換し、パソコンの電源を入れて正常に戻っているか確認します。

パソコン本体に問題があった場合

物理的損傷が原因でなければ、「BIOS画面を表示させる」「ドライブを再インストールする」「システムを復元する」「リカバリ(初期化)を行う」を試してみてください。

それでも症状が改善されない場合、ディスプレイの内部に問題があると考えられます。

場合によっては液晶パネルの交換などが必要になるため、パソコン修理業者に相談してみましょう。

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ケーブルに問題があった場合

パソコンの電源を切った状態でパソコンとディスプレイをつなぐケーブルを交換し、パソコンの電源を入れて線が消えているか確認します。

⑤放電を行う

パソコンの放電は以下の手順で行いましょう。

パソコンの帯電方法
  1. 電源が切れた状態でACアダプタと電源ケーブル、バッテリーや周辺機器など、すべての接続をパソコンから取り外します。
  2. 5分以上放置して、再度ケーブルやバッテリーなどを取り付けます。
  3. パソコンを起動し、シャットダウンできるか確認します。

⑥BIOS画面を表示させる

Windowsが起動していなくてもパソコン画面に線が発生するか確認するために、BIOS画面を表示させます。

BIOSとは

「Basic Input/Output System」の略語で、パソコンの電源を入れて最初に動くプログラムのことです。

マザーボードのROMやフラッシュメモリなどの不揮発性メモリに搭載されており、パソコンに接続されたキーボードやマウス、CPUやハードディスクなど、ハードウェアの制御と管理を行います。

パソコンの電源を入れるとBIOSが先に読み込まれ、その後にOSがハードディスクから読み込まれます。

BIOS画面の確認方法
  1. パソコンの電源を切り、キーボードの「F2」キーの位置を確認して、電源を入れます。
  2. 電源を入れ、メーカーロゴが表示されたら、キーボードの「F2」キーを数回押します。※BIOS画面が表れない場合は、電源を入れてすぐに「F2」キーを数回押してみてください。「F2」キーで紹介していますが、メーカーによってBIOS画面を出す設定が異なるため、各メーカーのサイトで方法を確認してください。
  3. BIOS画面が表示されたら、パソコン画面に線が入っているか確認します。

BIOS画面でパソコン画面に線が表れる場合

ディスプレイ、またはパソコン本体に問題が発生している可能性が考えられます。

個人で修理を行うのは難しいため、パソコン修理業者に修理を依頼しましょう。

BIOS画面でパソコン画面に線が表れない場合

ドライバやOSなどのソフトウェアが問題を起こしている可能性があります。

この場合は、次項の「ドライバーを再インストールする」を試してみてください。

⑦ドライバーを再インストールする

ディスプレイドライバーを削除することで、改善されることがあります。

  1. Windowsロゴを右クリックし、一覧の中から「デバイスマネージャー」をクリックします。
    ディスプレイに横線・縦線が表示されたときの対処法-4
  2. デバイスマネージャー画面が表示されたら、「サウンド、ビデオ、およびゲームコントローラー」横の「>」をクリックすると、ドライバーの一覧が表示します。
    ディスプレイに横線・縦線が表示されたときの対処法-5
  3. 削除するドライバーを選択し、右クリックすると一覧が表示されますので、「デバイスのアンインストール」をクリックします。
    ディスプレイに横線・縦線が表示されたときの対処法-6
  4. 「デバイスのアンインストール」画面のポップアップが表示されますので、アンインストールをクリックします。
    ディスプレイに横線・縦線が表示されたときの対処法-7
  5. アンインストールが完了するとデバイスマネージャー画面が表示されますので、該当のドライバーが一覧から消えていることを確認して、画面を閉じれば完了です。

内蔵されているドライバーは、パソコンを再起動すると自動的に再インストールされるため、自分でインストールする必要はありません。

⑧システムを復元する

パソコンが正常に動作していたときの状態に復元すると症状が改善されることもありますが、復元ポイント以降に変更した設定などはすべて無効になります。

  1. Windowsロゴを右クリックし、一覧の中から「システム」をクリックします。
    ディスプレイに横線・縦線が表示されたときの対処法-8
  2. システム画面が表示されたら、右側の「システム情報」をクリックします。
    ※パソコンによっては、画面の下部に表示されていることもあります。
    ディスプレイに横線・縦線が表示されたときの対処法-9
  3. システム画面が表示されたら、左側の「システムの詳細設定」をクリックします。
    ディスプレイに横線・縦線が表示されたときの対処法-10
  4. 「システムのプロパティ」画面が表示されたら、「システムの保護」タブをクリック、「システムの復元」をクリックします。
    ディスプレイに横線・縦線が表示されたときの対処法-11
  5. システムの復元画面が表示されたら、「次へ」をクリックします。
    ※一度でも復元を行ったことがある場合、「システムファイルと設定の復元」が「システムファイルと設定を復元します。」と表示され、下部に「別の復元ポイントを選択する」と表示されます。チェックを入れて「次へ」をクリックします。
    ディスプレイに横線・縦線が表示されたときの対処法-12
  6. 一覧の中から復元ポイントを選択し、「影響を受けるプログラムの検出」をクリックします。
    ディスプレイに横線・縦線が表示されたときの対処法-13
  7. 「スケジュールされたチェックポイント」が表示されますので、「削除されるプログラムとドライバー」と「復元が見込まれるプログラムとドライバー」に問題がなければ、「閉じる」をクリックします。
    ディスプレイに横線・縦線が表示されたときの対処法-14
  8. 復元ポイント選択画面に戻ったら、「次へ」をクリックします。
    ディスプレイに横線・縦線が表示されたときの対処法-15
  9. 「復元ポイントの確認」画面が表示されたら、「完了」をクリックします。
    ディスプレイに横線・縦線が表示されたときの対処法-16
  10. メッセージが表示されたら、「はい」をクリックします。
    ディスプレイに横線・縦線が表示されたときの対処法-17
  11. 以下のメッセージが表示されるので、そのまましばらく待ちます。
    ディスプレイに横線・縦線が表示されたときの対処法-18
  12. 復元が終了すると、パソコンが自動的に再起動します。
    再起動後、メッセージが表示されるので、日付と時刻を確認し、「閉じる」をクリックすれば完了です。
    ディスプレイに横線・縦線が表示されたときの対処法-19

【Windows10版】パソコンのバックアップデータの復元方法を解説!

⑨初期化(リカバリ)を行う

ここまでの対処法を試してみてもパソコン画面に線が表れる場合、リカバリを行うことで解決する場合もあります。

リカバリはパソコンが購入した状態に戻るため、必要なデータをすべてバックアップして実行しなくてはなりません。

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かない@パソコン博士

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パソコン画面に線が出た際の対処法:まとめ

この記事ではソフトウェアで改善できる対策方法を説明しましたが、それでも問題が解消されない場合、ハードウェアによる故障が原因と考えられます。

ハードウェアのトラブルは自力で解決できるものではありませんので、パソコン修理業者に依頼するのが賢明です。

パソコン博士がおすすめするパソコン修理業者はドクター・ホームネットです。

電話での対応も丁寧で、お住まいの地域(全国対応)によって、最適な修理方法(持込修理宅配修理訪問修理)を提案してくれます。必要であれば、即日対応もしてくれます。

大切なデータを保護(復元も可能)した上で、「起動しない」「ブルースクリーンが表示される」などの難しい修理もすぐに行ってくれます。ドクター・ホームネット東京大阪名古屋福岡などにも店舗があるので、すぐに個人・法人いずれも対応が可能です。

ドクター・ホームネット
【引用】ドクター・ホームネット
パソコン修理業者診断

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ABOUT US

かない@パソコン博士
パソコン博士。株式会社ケイ・ブリッジ パソコン修理担当。5歳の時に買い与えられたファミコンに興味を持ち、小学校では分解・組み立てて遊んでいた。中学校ではコンピューター部にも所属し、自分でテレビゲームを作ることに成功。大学では情報系学部に所属、研究室グループで開発された分析ソフトは経産相(当時通産省)での利用が決定。Googleが主催するビジネスコンテストの世界大会出場、大阪経済戦略局のIotプログラム選出、組み込み系デバイスの開発チーム参加、企業向けのパソコン講座講師を務めている。