パソコンの再起動が終わらない原因は?すぐできる対処法をわかりやすく解説

Windows10ユーザーの中には、「再起動が終わらず立ち上がらない」「再起動するのに異様に時間がかかる」「白い丸がぐるぐる回り続ける」といったパソコントラブルに悩んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか?
再起動に時間がかかる原因の多くは、Windowsのアップデート中であることが大半ですが、ほかにもストレージ容量の不足やBIOSの故障といった可能性も考えられます。

今回は、再起動が終わらない原因と対処法についてを解説します。

パソコンの再起動とは?

そもそも再起動とは、現在立ち上げているブラウザやアプリケーションを一度終了して起動し直すことを指します。
インターネットのページ読み込み速度が遅い、動画再生中に途切れる、といったパソコン動作に起こるトラブルの大半は、再起動することで解決できるケースが多いです。

動作をスムーズにするために再起動を実行したものの、アップデート中でもないのになかなか立ち上がらない場合、もしかしたらパソコン本体が故障しているかもしれません。

パソコンの再起動が遅い・終わらない5つの原因

原稿や提出書類など締め切りが迫っているのに、なかなかパソコンの再起動が終わらないとイライラしてしまうものです。
単純に、ソフトウェアのアップデート中で時間がかかっているのであれば問題ありませんが、そうでない場合は故障や不具合の可能性があります。

まずは、考えられる原因について紹介します。

パソコン本体の帯電

パソコンの帯電によって、再起動の時間が遅くなっているのかもしれません。
充電ケーブルをパソコン本体に挿したまま長時間作業していると、内部の電子部品が帯電を起こしてしまいます。

帯電により本体に熱がこもると、再生中の動画がフリーズする、データのダウンロードやアップデートに時間がかかる、なかなか起動しないなど、動作のスピードに影響が出てしまうことがあります。

ストレージ容量の不足

過去にダウンロードしたPDFやwordファイル、写真・動画・音楽ファイル、音声データなどで、ストレージ容量がパンパンになっている可能性も考えられます。
今は使用していないけれどいつまた必要になるか分からないデータなどは、外付けHDDに移行するようにしましょう。

周辺機器の複数接続

パソコンの再起動までに時間がかかる場合、外付けHDDやmicroSDカード、USBメモリーといった周辺機器をパソコンに複数接続していることも原因として考えられます。

周辺機器を取り外すことで、再起動から立ち上がりまでの時間が早くなり、動作もスムーズになるケースがあります。
データの書き込みが終わった周辺機器は、すぐに取り外すことを日頃から心がけましょう。

高速スタートアップ設定

「高速スタートアップ」とは、パソコンをシャットアウトするときに、直前まで使用していたデータやメモリー、CPUの状態などを保存する機能です。
スタートアップのスピードをアップすることを目的に、Windows8以降に標準装備されているデータ保存機能のひとつです。

高速スタートアップによりパソコンをスピーディーに起動できる一方、新しいWindows Updateの更新がスムーズにいかない、シャットダウンに時間がかかる、突然ネットに接続できなくなる、といったトラブルもあるため注意が必要です。

パソコンの再起動が遅い原因として、パソコンの高速スタートアップが有効になっている可能性が考えられます。
シャットダウン時の情報やデータが壊れていたり何か不具合があったりすると、なかなか再起動が終わらない問題が発生することがあります。

「BIOS(バイオス)」の故障

ストレージや周辺機器など、先述した原因を確認しても改善が見られないのであれば、「BIOS(バイオス)」が故障している可能性が考えられます。
BIOSに不具合がある場合、再起動が終わらない以外にも下記の症状が見られるケースがあります。
該当する項目があるか確認してみてください。

  • パソコンの電源を入れてもメーカーやブランドロゴが表示されない
  • 画面が真っ暗なまま
  • パソコンの矢印が表示される
  • パソコンの電源を入れてもスタート音が鳴らない
  • HDDのアクセスランプが消えたまま
  • パソコンのファンがフル回転している

BIOSとは?

「BIOS(バイオス)」とは、”Basic Input Output System”の略で、パソコンの電源を入れると最初に動く重要なプログラムのことです。
パソコン本体はもちろん、キーボードやマウス、CPU、スキャナーといったハードウェアの管理・制御を行っています。
BIOSはデスクトップやノートパソコン問わず必ず搭載されいます。

パソコンの電源が入らない、あるいは再起動が終わらない場合は、BIOSの故障を疑った方が良いかもしれません。

パソコンの調子が悪いときの対処方法は?原因や確認事項も解説!

2019年10月15日

パソコンの再起動が遅い・終わらないときの対処法

Windowsの再起動がいつもより時間がかかる原因を理解したところで、ここからは自分でもすぐにできる対処法を見ていきましょう。

再起動が終わるのを待つ

最新ソフトウェアの容量が大きい場合は、通常よりも再起動に時間がかかることがあります。
デスク周りを掃除したり、書類を整理したり、パソコン以外の作業を進めながら再起動が完了するまで待ってみてどうでしょうか。

高速スタートアップを無効にする

パソコンを一度再起動したあと、高速スタートアップ機能を無効化しましょう。
高速スタートアップを無効に設定する方法は、下記のとおりです。
無効化することで、再起動が完了するまで時間がかかるストレスからも解放され、快適に作業を進められるようになります。

  1. 画面左側の「スタート」をクリックしてアプリの一覧を表示
  2. 「Windowsツールシステム>コントロールパネル」の順番でクリック
  3. コントロールパネルが表示されたあと、「システムとセキュリティ」をクリック
    この時、画面右上の表示方法を「カテゴリ」にしておくとパネルに表示された項目を一目で確認できます。
  4. 「電源オプション>電源ボタンの動作の選択>現在利用可能ではない設定を変更します」をクリック
  5. 「シャットダウン設定」欄の下にある「高速スタートアップを有効にする(推奨)」のチェックを外して「変更の保存」というボタンをクリック
  6. 高速スタートアップ機能の無効化設定の完了

デバイスドライバをアップデートする

デバイスドライバを最新バージョンにアップデートするというのも、再起動の時間を高速化するひとつの方法です。
ドライバとは、OSとハードウェアをつなげるために必要なソフトのことです。

最新版への更新手順は以下のとおりです。

  1. Windowsキーを押したままキーボードの「X」を押し、画面に表示された一覧の中から「デバイスマネージャー」の項目をクリック
  2. 「ソフトウェアデバイス」を右クリックで開き「ドライバーの更新」を選択
  3. 実行完了

周辺機器を取り外す

microSDカードや外付けHDD、USBメモリといった周辺機器を一つずつ取り外しましょう。
一度にまとめて取り外すと、周辺機器に保存しているデータが破損もしくは消失する恐れがあるため注意しましょう。
周辺機器に何らかの不具合があった場合は、メーカーに相談することをおすすめします。

パソコンを放電する

パソコンの内部部品が熱を持つことによる帯電が原因となっている可能性もあるため、一度放電することで解決できるケースがあります。

パソコン本体の電源ケーブルを取り外したまま、2〜3分程度そのまま放置します。
放電が終わったら、もう一度パソコン本体に電源ケーブルを挿し込み再起動しましょう。

「BIOS(バイオス)」を初期化する

下記の手順に従って、「BIOS(バイオス)」を初期化してみましょう。

  1. パソコンの電源を落とす
  2. パソコンの電源を入れ直し、画面にブランドロゴが表示されたのを確認したら、「F2」キーを数回クリック
  3. 「BIOSセットアップユーティリティ」の画面表示後、「F9」キーを押す
  4. 青い画面に白地の「Load Optimized Defaults?」という英文メッセージを確認後、「Yes>Enter」の順番でキーボードをクリック
  5. Windowsが起動したら「BIOS(バイオス)」の初期化が完了

パソコンを強制終了する

先述の方法を試しても改善がない場合は、パソコンを強制終了しましょう。
ただし、保存されていないデータが消失する可能性があるため、あくまで最終手段と認識してください。

ここでは、電源ボタン長押しとショートカットキー、電源スイッチをオフにするといった3通りの方法を紹介します。

電源ボタンを長押しする

電源ボタンを長押しして、強制終了する方法です。
電源ボタンを長押ししてシャットダウンした後に10秒以上放置します。
その後、再度電源ボタンを押してパソコンを立ち上げます。

ショートカットキーを使う

「Ctrl + Alt + Dell」3つのキーを同時に長押しすると、背景が青の画面に切り替わります。
右下の電源マークをクリックし、再起動のボタンを押せば完了です。
ブラウザの動きが遅い、画面がフリーズしてなかなか動かないといった動作トラブルの際にも有効な方法です。

電源スイッチをオフにする

電源ボタンを長押ししても、ショートカットキーを押しても改善しないのであれば、電源スイッチをオフにするという方法も試してみてください。
パソコンの充電ケーブルをコンセントから外すか、あるいは主電源を落とし電源の供給を強制的にストップすることで、何分待っても再起動が終わらないという状態を改善することができます。

起動が遅いパソコンがサクサク動く! 原因と今すぐにできる改善法まとめ

2019年10月10日

まとめ

今回は、パソコン操作に自信のない方でも簡単にできる、起動が遅いときの対処法を紹介しました。
本記事で紹介した方法でも再起動のスピードが遅い状態が続くのであれば、ウイルスに感染している危険性も考えられます。
TwitterやInstagramのダイレクトメッセージにあるリンクを開いてしまったり、受信した見覚えのない添付ファイルを開封してしまったり、ウイルスの侵入経路はさまざまです。

困ったときは、パソコン修理やトラブル解決までを行う専門業者に相談することをおすすめします。

【オススメ!パソコン業者ランキング】

第1位 ドクターホームネット
出張サービスの予約まで電話約5分で終える迅速な対応が高評価。すぐにパソコントラブルを解決したい方に最適!
第2位 パソコンドック24
オペレーターがトラブルの内容によって、最適なサービス(出張、持込、宅配)を提案。細部までの見積もりや見積もり理由もしっかりと解説してくれます。
第3位 PCデポ(PC DEPOT)
お客さんの要望に可能な限り、応えてくれる対応に定評あり。ひとりのオペレーターが最後まで対応してくれます。

ブルースクリーンのトラブル発生!パソコン修理業者4社へ見積もりを実際に出してみたレポ

2020年3月31日

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

ABOUTこの記事をかいた人

パソコン博士。株式会社ケイ・ブリッジ パソコン修理担当。5歳の時に買い与えられたファミコンに興味を持ち、小学校では分解・組み立てて遊んでいた。中学校ではコンピューター部にも所属し、自分でテレビゲームを作ることに成功。大学では情報系学部に所属、研究室グループで開発された分析ソフトは経産相(当時通産省)での利用が決定。Googleが主催するビジネスコンテストの世界大会出場、大阪経済戦略局のIotプログラム選出、組み込み系デバイスの開発チーム参加、企業向けのパソコン講座講師を務めている。