パソコンが水没!水濡れ防止対策と対処法、NG行為は?

suibotsu
かない@パソコン博士

自宅やオフィスのデスクで、うっかりパソコンに飲み物をこぼしてしまった経験はありませんか?また、その対処法で大丈夫なのでしょうか。

精密機器であるパソコンは、水濡れ・水没によるダメージを受けやすく、間違った対処によって被害が拡大してしまうことがあります。

水が少量なら大丈夫かもしれませんが、写真や音楽、アドレス帳、アプリケーションの設定ファイルなど、大切なデータを守るためには、正しい対処が必要不可欠です。

パソコンが水濡れしないための対策水没したときの正しい対処法絶対にしてはいけないことを詳しく解説します。

パソコンが水没したらどうなる?

かない@パソコン博士

パソコンが水没したら、以下の症状が表れます。

パソコンが水没したときの症状
  • キーボードの一部が反応しない
  • 電源が入らない
  • 電源は入るが画面に何も映らない
  • 液晶画面にシミのような模様が現れる
  • 途中で電源が落ちてしまう
  • フリーズする

水没時のダメージを最小限に食い止めるには、正しい方法で対処しなければなりません。

また、部品の腐食やマザーボードの不具合が悪化が進む前に、パソコン修理店への相談・依頼をおすすめします。

水漏れ・水没時のパソコン修理業者3選!料金やサポート内容・対応時間まで徹底比較

パソコンの水濡れを防ぐための対策

パソコンの水濡れを防ぐための対策
かない@パソコン博士

そもそもパソコンの水濡れを防ぐために、以下のことに留意しましょう。

水没させないための水濡れ防止対策
  • 飲み物の蓋を閉める
  • 防水シートや防水ケースを使用する
  • 防水対応の機種を選ぶ
  • 水濡れ・水没の保証保険に加入する

飲み物の蓋を閉める

かない@パソコン博士

蓋のついているペットボトル容器やマイボトルで飲み物を飲んでいる場合、席を立つ際には蓋を閉めましょう。

蓋のないグラスやマグカップは、飲み終えたらすぐにデスク周りから片付ける習慣をつけてください。

簡単なことですが、水濡れ予防には欠かせない対処法の1つです。

防水シートや防水ケースを使用する

かない@パソコン博士

日常的にパソコンの周りで飲み物を飲む場合、パソコンのキーボード部分に貼る防水シートの利用をおすすめします。

パソコンを収納する際は、防水ケースに入れて持ち歩きましょう。

飲み物と一緒に持ち歩いた時のカバンの中でのうっかり漏れなど、思わぬ水没事故から、通勤バッグやリュックの中に収納したパソコンを守ってくれます。

防水対応の機種を選ぶ

かない@パソコン博士

雨の日の使用や水気のある場所での使用など悪条件でパソコンを使う機会のある場合、防水・防滴仕様のパソコンを選びしょう。

水濡れや水没の心配をすることなく、パソコンを使えます。

水濡れ・水没の保証保険に加入する

かない@パソコン博士

ほとんどの場合、パソコンの水濡れや水没はメーカー保証の対象外です。

通常保証ではなく、有料保証に追加加入する必要があります。

外出時にノートパソコンを持ち歩く機会の多い方は、万が一のときの備えて、水濡れや水没を保証してくれる保険に入っておくとよいでしょう。

パソコンが水没したときの正しい対処法

パソコンが水没したときの正しい対処法
かない@パソコン博士

パソコンを水没させてしまった場合、以下の手順に従って対処しましょう。

適切な処置を怠ると、パソコンの状態を悪化させてしまうため、注意が必要です。

水没した後の適切な対応策
  • シャットダウンして電源を切る
  • バッテリーを外す
  • マザーボードに水分が侵入することを防ぐ
  • タオルを挟む
  • バックアップをとる

シャットダウンして電源を切る

かない@パソコン博士

パソコン本体に水をこぼしてしまった、水没してしまった場合は、すぐにパソコンの電源を切ることが大切です。

水に濡れた状態のパソコンに電気が通ってしまうと、回路のショートによる故障の原因となります。
パソコンの電源をオフにしたら、電源コードも取り外しましょう。

バッテリーを外す

かない@パソコン博士

パソコンを完全に放電するためには、バッテリーを外さなければなりません。

ノートパソコンの場合は、裏返しにすることで簡単にバッテリーを外すことができます。

このとき、USBやマウスなど、接続している周辺機器がある場合は外しましょう。

マザーボードに水分が侵入することを防ぐ

かない@パソコン博士

キーボードの上に飲み物などをこぼしてしまったときは、パソコン本体を裏返しにして、マザーボードに水分が侵入するのを防ぎましょう。

マザーボードが故障すると、パソコン全体の動作がおかしくなります。

パソコン本体を裏返すときは、液晶画面に液体が垂れないように、雑巾やタオルを画面側に敷いて水分を吸収させましょう。

マザーボードとは

CPUやメモリー、ハードディスク、光学ドライブ、電源、LANやモデムのコネクタ、USBコネクタ、拡張ボードなど、パソコン部品のすべてがつなげる部品

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タオルを挟む

かない@パソコン博士

表面上の水分を拭きとっても、パソコン内部に水分が残っていることがあります。

そのまま放置していると金属部分が腐食する恐れがあるため、十分に乾燥させましょう。

液晶画面とキーボードの間に雑巾やタオルを挟んだ状態で、蓋を閉めて、キーボード側を下にして置きます。

この際、勢いよくひっくり返すと過度の圧力がかかって液晶が割れてしまうことがあるので、十分注意しましょう。

バックアップをとる

かない@パソコン博士

パソコン内部を十分乾燥させることができたら、電源を入れてパソコンが起動するかどうかチェックしてください。

パソコンが正常に起動した場合、起動後すぐにバックアップをとりましょう。

いつもと変わらず起動できたとしても、徐々に不具合が出ることがあります。

また、乾燥が不十分な状態で電源を入れると、故障の原因となります。

最低でも3日程度乾燥させてから電源を入れましょう。

パソコン修理業者に相談する

かない@パソコン博士

水没させてしまってたパソコンの修復をさまざまな対処法で試みても、素人では復元できないことも多いです。

コーヒーやお茶、糖分が入っているような液体は、不純物によりパーツが錆びてしまうなどの事態も発生する可能性があります。

水をこぼして対処法がわからない、水以外のものをこぼして不安…といった場合には、パソコン修理店に相談・依頼することがベストです。

水漏れ・水没時のパソコン修理業者3選!料金やサポート内容・対応時間まで徹底比較

パソコン水没・水濡れ時に絶対にやってはいけないこと

パソコン水没・水濡れ時に絶対にやってはいけないこと
かない@パソコン博士

パソコンを水没させてしまったとき、間違った対処法によって修理不能になってしまうことがあります。

水没時に絶対にやってはいけないことをご紹介します。

パソコンが水没したときのNG行為
  • 通電する
  • ドライヤーの温風をあてる
  • パソコンを分解する

通電する

かない@パソコン博士

パソコンの中に水分が残っている状態で電源を入れると、電気がショートして基盤に大きなダメージを与えてしまうことがあります。

ハードディスク周辺でショートした場合、データを復旧できる可能性はグッと下がってしまいます。

「試しに電源を入れてみよう」「今のうちにデータのバックアップを取っておこう」と焦り、パソコンが乾ききらないうちに通電しないよう注意しましょう。

データ復旧/保護・救出サポートのパソコン修理業者3選!専門業者との違いや選ぶポイントも解説

ドライヤーの温風をあてる

かない@パソコン博士

パソコン内部に残った水分を早く乾かそうと、ドライヤーの温風を当てる行為は危険です。

精密機械であるパソコン内部には、熱に弱い部品がたくさんあるため、さらなる故障を招いてしまう可能性が考えられます。

温風の熱によって、キーボードなどのパーツが溶けて変形する恐れもあります。

また、ジュースやコーヒーなどをこぼしてしまった場合、急速に乾燥させることにより、基盤に糖分や塩分などがこびりついて除去できなくなることがあります。

パソコンを分解する

かない@パソコン博士

バッテリーや周辺機器だけでなく、パソコンを分解して水分を拭きとろうとする行為は絶対にやめましょう。

素人が下手に触ると、感電して怪我をするリスクや部品を傷つけてしまうリスクが高まります。

ハードディスクにダメージを与えてしまうと、データ復旧も難しくなります。

分解をお願いしたい場合、パソコン修理業者にお願いしましょう。

まとめ

かない@パソコン博士

パソコンが水に濡れてしまった際は、正しい対処方法で対応しなければなりません。

間違った対処をすると、思わぬ故障やさらなる悪化を招いてしまうことがあるため注意が必要です。

乾燥して一見元通りになったようにみえても、こぼした液体の水分がパーツにこびりついて錆びや腐食を発生させてしまうことがあります。

特に、純粋な水以外の液体に水没させてしまった際は、パソコン修理店へ相談することをおすすめします。

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ABOUT US
かない@パソコン博士
パソコン博士。株式会社ケイ・ブリッジ パソコン修理担当。5歳の時に買い与えられたファミコンに興味を持ち、小学校では分解・組み立てて遊んでいた。中学校ではコンピューター部にも所属し、自分でテレビゲームを作ることに成功。大学では情報系学部に所属、研究室グループで開発された分析ソフトは経産相(当時通産省)での利用が決定。Googleが主催するビジネスコンテストの世界大会出場、大阪経済戦略局のIotプログラム選出、組み込み系デバイスの開発チーム参加、企業向けのパソコン講座講師を務めている。