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動作の重いパソコンを最適化!初心者向き簡単メンテナンスを解説

動作の重いパソコンを最適化!初心者でも簡単にできるメンテナンス方法を解説!
かない@パソコン博士

動作が重い・遅いと感じる突然固まるといった状況に直面する頻度が増えて、お困りではないでしょうか?

イライラの原因にもなってしまうパソコン動作の重さ・遅さですが、パソコンの最適化(デフラグ)をおこなうことで解消できる可能性があります。

今回はパソコンの最適化について、その仕組みや方法からメリット・デメリット、最適化の際の注意点まで解説します。

またデフラグでも改善しない場合の対処法についても解説するため、ぜひ最後までご覧ください。

パソコンの最適化(デフラグ)とは?

パソコンの最適化(デフラグ)とは?

パソコンの最適化とは、HDDやSSDなどのドライブ内のデータを整理することでデータ処理の速度を向上させたり空き容量を増やしたりできる機能のことです。

「デフラグメンテーション」というユーティリティソフトの一つであるため、「デフラグ」とも呼ばれます。

最適化(デフラグ)の仕組み

デフラグは、HDDやSSDなどのドライブにバラバラに保存されてしまったデータを並べ替えて整理することで動作改善などを可能にします。

パソコンを買ったばかりの頃はドライブの領域内にデータが順番に連続している状態ですが、ファイルの削除や保存を繰り返すと以下のように徐々に細かな空き領域が増えていきます。

パソコンの最適化(デフラグ)とは?

こうした現象を断片化フラグメンテーションと呼びますが、断片化が発生するとデータの読み書きに要する時間が増えるためアクセス速度低下の原因となります。

最適化をおこなうと断片化されているデータを整列させて空き容量を連続化させられるため、データの読み書き速度向上や空き容量の増加といった効果が得られます。

パソコン最適化(デフラグ)のメリット・デメリット

かない@パソコン博士

パソコンにとってメリットが多いように思える最適化ですが、デメリットもあります。

最適化をおこなう場合は、メリット・デメリットを理解し実行しましょう。

メリット
デメリット
  • ハードディスクの読み書きの速度が向上する
  • パソコンの起動が速くなる
  • アプリケーションの動作が快適になる
  • ハードディスクの空き容量が増える
  • ハードディスクのシーク音が改善される
  • ハードディスクが大容量だと長い時間を要する
  • 空き容量が少ないとハードディスクに負担がかかる
  • デフラグ中は他の作業ができない
  • ハードディスクが古い、壊れかかっている場合、ハードディスクの寿命を縮めることもある

デフラグをおこなうとパソコンの処理速度が向上し、快適に作業できる点が大きなメリットです。

一方で、デフラグはハードディスクに負荷がかかりやすく、場合によってはパソコンの寿命を縮めてしまうこともあります。

かない@パソコン博士

寿命の短縮につながることから実行頻度に関する論争がありますが、Windows10では初期状態で毎週自動的にデフラグが実行されるようになっています
定期的に実行するスケジュールが設定されている場合は、頻度についてあまり気にする必要はないでしょう。

SSDの最適化について

近年主流となりつつあるSSDですが、読み書きの回数制限などの理由からあまり最適化をおこなうべきでないとされていました。

ただし現在は読み書きの回数制限や寿命も大幅に向上している上「Trim」と呼ばれるSSDに適した最適化機能もWindowsに搭載されているため、SSDでもHDDと同等の頻度で最適化をおこなって問題ありません

最適化する前に実行すること

パソコンの最適化を効率よくおこなうために、以下のような事前準備をしましょう。

最適化前の事前準備
  • バックアップの実行
  • 不要なファイルの削除
  • ディスククリーンアップ
  • チェックディスク

必須ではありませんが、これらをおこなわずに最適化をおこなった場合不要なファイルが残ったり同じ作業を繰り返さなければならないことがあります

ここではWindows10を参考に、事前準備の方法を紹介します。

バックアップの実行

かない@パソコン博士

デフラグをおこなう際は、外付けHDDやUSBメモリなどを用いて事前に必要なデータのバックアップを取っておくようにしましょう

デフラグはドライブ内のファイル移動を伴う作業のため、デフラグ中の意図せず操作などによってデータが破損する恐れがあります。

このためしっかりとバックアップを取ると共に、デフラグ中のパソコン操作は控えましょう。

不要なファイル・アプリケーションの削除

デフラグの効果を最大限実感できるように、不要なファイルやアプリケーションは事前に削除しておきましょう

不要なフォルダやファイルを削除する方法

削除したいフォルダやファイルを選択し、右クリックして一覧の中から「削除」を選択します。
「このフォルダ(ファイル)をごみ箱に移動しますか?」というポップアップウィンドウが表示されたら「はい」をクリックします。
「ごみ箱」を右クリックし、「ごみ箱を空にする」をクリックします。

▼不要なアプリケーションをアンインストールする方法

Windowsロゴをクリックして、スタートメニューを表示させます。
アンインストールしたいアプリケーションを右クリックし、一覧から「アンインストール」をクリックします。
「プログラムと機能」画面が表示されるため、アンインストールしたいアプリケーションを右クリックし、「アンインストール」をクリックします。
アンインストールの確認画面が表示されたら、「はい」をクリックします。

コントロールパネルの「プログラムのアンインストール」からでも不要なアプリケーションをアンインストールできます。

ディスククリーンアップ

一時的に作成されたファイルなどの不要なファイルを削除できる機能である「ディスククリーンアップ」も実行しておきましょう
以下の手順でディスククリーンアップをおこなうことで、ハードディスクの空き容量を増やせます。

ディスククリーンアップを実行する方法

Windowsロゴを右クリックし、一覧の中から「エクスプローラー」をクリックします。
エクスプローラー画面が表示されたら、左側のナビゲーションウィンドウ内の「PC」をクリックします。
PC画面が表示されたら、対象のドライブ(「ローカルディスク(C:)」または「Windows(C:)」)をクリックします。
ローカルディスク画面が表示されたら、「管理」または「ドライブツール」タブをクリックし、「クリーンアップ」をクリックします。

※リボン(クリーンアップなどのコマンドが表示されているメニューのこと)が表示されていない場合は、画面右上の矢印マークをクリックすると表示されます。

空き容量を計算する画面が表示されます。
「ディスククリーンアップ」画面が表示されたら、ボックスの中から削除したいファイルにチェックを入れ、「OK」をクリックします。
削除の確認画面が表示されたら「ファイルの削除」をクリックします。

ディスククリーンアップで削除したファイルは基本的に復元できないため、削除前によく確認するようにしましょう。

チェックディスク

かない@パソコン博士

ドライブ内のファイル破損やシステムエラーを特定してファイル修復をおこなう機能である「チェックディスク」も実行しておきましょう

ファイル破損やシステムエラーなどの問題があった場合、デフラグを実行するとハードディスクに負荷をかける危険性があります。

▼チェックディスクを実行する方法

Windowsロゴを右クリックし、一覧の中から「エクスプローラー」をクリックします。
エクスプローラー画面が表示されたら、左側のナビゲーションウィンドウ内の「PC」をクリックします。
PC画面が表示されたら、対象のドライブ(ここではローカルディスク)を右クリックし、一覧の中から「プロパティ」をクリックします。
プロパティ画面が表示されたら「ツール」タブをクリックし、エラーチェック欄の「チェック」をクリックします。
「エラーチェック」画面が表示されたら、「ドライブのスキャン」をクリックします。
スキャンが開始されるので、終わるまで待ちます。
スキャン終了の確認画面が表示されるので、「閉じる」をクリックします。
元の画面に戻ったら、「OK」をクリックします。

エラーが検出された場合「このドライブを修復する」などのメッセージが表示されます。

表示されている項目の中から対処法を選び、案内に従ってドライブの修復をおこなってください。
場合によっては、パソコンの再起動を求められることもあります。

パソコンを最適化(デフラグ)する方法

パソコンを最適化(デフラグ)する方法

事前準備が終わったら、いよいよ最適化(デフラグ)を実行します。
Windows10を参考に、以下2つの最適化方法を紹介します。

手動で実行する方法

かない@パソコン博士

手動でのデフラグは、以下の手順で実行できます。

Windowsロゴを右クリックし、一覧の中から「エクスプローラー」をクリックします。
エクスプローラー画面が表示されたら、左側のナビゲーションウィンドウ内の「PC」をクリックします。
PC画面が表示されたら、対象のドライブを右クリックし、一覧の中から「プロパティ」をクリックします。
プロパティ画面が表示されたら「ツール」タブをクリックし、「最適化」をクリックします。
「ドライブの最適化」画面が表示されたらデフラグを実行するドライブをクリックし、「最適化」をクリックします。
デフラグが開始すると「最後の実行」に「実行中」と表示されます。
デフラグが完了すると「最後の実行」が実行した日付に更新されて「現在の状態」に「OK」が表示されるため、「閉じる」をクリックします。

スケジュール化して自動的に実行する方法

かない@パソコン博士

スケジュールを設定してデフラグを実行する手順は以下の通りです。

Windowsロゴを右クリックし、一覧の中から「エクスプローラー」をクリックします。
エクスプローラー画面が表示されたら、左側のナビゲーションウィンドウ内の「PC」をクリックします。
PC画面が表示されたら、対象のドライブを右クリックし、一覧の中から「プロパティ」をクリックします。
プロパティ画面が表示されたら「ツール」タブをクリックし、「最適化」をクリックします。
「ドライブの最適化」画面が表示されたら、デフラグを予約するドライブをクリックし、「設定の変更」をクリックします。

※「設定の変更」ボタンは「有効にする」と表示されることもあります。その場合は「有効にする」をクリックします。

「最適化のスケジュール」画面が表示されたら、「スケジュールに従って実行する」にチェックを入れ、「頻度」ボックスから実行したい頻度を選びます。
ドライブ欄の「選択」をクリックします。
デフラグをおこなうドライブ一覧が表示されたら定期的にデフラグを行うドライブにチェックを入れて、「OK」をクリックします。
「最適化のスケジュール」画面に戻ったら「OK」をクリックします。「ドライブの最適化」画面が表示されたらスケジュールした頻度を確認し、「閉じる」をクリックします。

最適化(デフラグ)でも改善しない場合の対処法

最適化(デフラグ)でも改善しない場合の対処法

ここまでで解説した方法をおこなっても改善がない場合は、デフラグ以外の対処法を実行する必要がある可能性があります。

デフラグで動作が改善しない場合は、以下の方法を試してみましょう。

最適化(デフラグ)でも改善しない場合の対処法
  • スタートアップアプリを整理する
  • 常駐プログラムを整理する
  • 視覚効果をオフにする
  • ハードウェアをアップグレードする
  • ウイルスチェックを実行する
Windows11へのアップグレード後は特に注意!

Windows11へのアップグレードをおこなった後に動作が重くなった場合は、設定が変更されてしまったりパソコンのスペックが追い付かなくなってしまっている可能性があります。

上記の方法はそのような場合に特に有効なため、ぜひ一度試してみてください。

かない@パソコン博士

なおWindows10の動作が重い場合の対処法については、以下の記事で詳しく解説しています。
初級者~上級者までおこなえる10+αの方法を紹介しているため、ぜひ合わせてご覧ください。

スタートアップアプリを整理する

起動時に自動で立ち上がるプログラムが多すぎるために、起動時や使用時の動作を重くしてしまっている可能性があります。

そのような場合は、以下の手順で不必要なスタートアップアプリをオフにしましょう。

Windows10でスタートアップアプリを整理する方法

「スタート」を右クリックします。
「設定」をクリックします。
「アプリ」をクリックします。
左の選択肢から「スタートアップ」をクリックします。
不要なスタートアップアプリを「オン」から「オフ」へと変更します。
負荷の高いアプリを特定する方法

スタートアップアプリを一覧表示した際、「並び替え」で「スタートアップへの負荷」を選択すると効率的に高負荷のアプリを確認できます。

Windows11でスタートアップアプリを整理する方法

「スタート」をクリックします。
「設定」をクリックします。
左の選択肢から「アプリ」をクリックします。
「スタートアップ」をクリックします。
不要なスタートアップアプリを「オン」から「オフ」へと変更します。

常駐プログラムを整理する

スタートアップアプリのほかに、パソコンの使用中にバックグラウンドで稼働し続ける常駐プログラムを整理することも有効な対処法です。

以下の方法で不要な常駐プログラムをオフにしましょう。

Windows10で常駐プログラムを整理する方法

「スタート」を右クリックします。
「設定」をクリックします。
「プライバシー」をクリックします。
左の選択肢から「バックグラウンドアプリ」をクリックします。
不要なバックグラウンドアプリを「オン」から「オフ」へと変更します。

Windows11で常駐プログラムを整理する方法

「スタート」をクリックします。
「設定」をクリックします。
左の選択肢から「アプリ」をクリックします。
「アプリと機能」をクリックします。
バックグラウンド実行したくないアプリを探し、アプリ名の右側の「…」をクリックします。
「詳細オプション」をクリックします。

(※バックグラウンド実行されないアプリの場合、「詳細オプション」は表示されません。)

「バックグラウンドアプリのアクセス許可」内の「このアプリをバックグラウンドで実行する」で、選択肢を「電力最適化(推奨)」から「常にオフ」に変更します。

視覚効果をオフにする

Windowsに標準装備されている視覚効果やアニメーションをオフにすることでも、動作を軽くできる可能性があります。

かない@パソコン博士

Windows11ではスタイリッシュなアニメーションや視覚効果が実装されていますが、スペックなどによっては動作を重くする原因にもなります。

ウィンドウを立体的に表示するなどの効果が不要な場合は、以下の方法で視覚効果をオフにしましょう。

Windows10で視覚効果をオフにする方法

「スタート」を右クリックします。
「設定」をクリックします。
「システム」をクリックします。
左の選択肢から「詳細情報」をクリックします。
「関連設定」内の「システムの詳細設定」をクリックします。
「システムのプロパティ」が表示されたら、「詳細設定」タブが選択されていることを確認します。
「パフォーマンス」内の「設定」をクリックします。
「視覚効果」タブが選択されていることを確認したら、「パフォーマンスを優先する」または「カスタム」にチェックを入れ、「OK」をクリックします。
おすすめの設定は?

おすすめの視覚効果設定は、⑧で「カスタム」を選択して以下の2つのみチェックする設定です。

アイコンの代わりに縮小版を表示する
この項目をオフにすると、フォルダ内でファイルを閲覧した際にサムネイル表示されなくなるため。

「スクリーンフォントの縁を滑らかにする
この項目をオフにすると、Windowsの表示するフォントが荒くなるため。

Windows11で視覚効果をオフにする方法

「スタート」をクリックします。
「設定」をクリックします。
左の選択肢から「システム」をクリックします。
「バージョン情報」をクリックします。
「関連リンク」内の「システムの詳細設定」をクリックします。
「システムのプロパティ」が表示されたら、「詳細設定」タブが選択されていることを確認します。
「パフォーマンス」内の「設定」をクリックします。
「視覚効果」タブが選択されていることを確認したら、「パフォーマンスを優先する」または「カスタム」にチェックを入れ、「OK」をクリックします。

ハードウェアをアップグレードする

ここまでの方法で改善がない場合、そもそもパソコンの使用方法にスペックが追い付いていない可能性があります。

そのような場合は、ハードウェアのアップグレードをおこなってスペックの底上げをおこなうことも検討しましょう。

具体的には、以下のようなハードウェアの増強が有効です。

動作の重いパソコンを改善するためのハードウェアアップグレード
  • メモリを増設・交換する
  • SSD・HDDを増設する
かない@パソコン博士

具体的な増設・交換方法については以下の記事で解説しています。

HDDからSSDへの交換方法とは?交換のタイミングや注意点も解説

ウイルスチェックを実行する

デフラグや設定の見直し、ハードウェアアップグレードをおこなっても改善がない場合は、ウイルス感染により動作が重くなっている可能性があります。

ウイルス感染している場合は動作不良だけでなくデータ消失・流出や起動トラブルといった深刻なリスクもあるため、速やかにお使いのウイルスセキュリティソフトでウイルスチェックを行いましょう。

かない@パソコン博士

ウイルス感染の確認方法や対処法については、以下の記事で詳しく解説しています。

対処が難しい場合はパソコン修理業者に相談・依頼を!

ウイルス感染は個人情報の流出など深刻な被害を発生させるリスクがあるにもかかわらず、中には検出が難しいものも存在します。

ウイルス感染が疑われる場合は、速やかにドクター・ホームネットなどの専門業者に相談・依頼しましょう。

まとめ

かない@パソコン博士

最適化をおこなってもパソコンの状態が改善されない場合は、ハードディスクの寿命が近づいていたり障害が発生している可能性があります。

その場合はより高度な知識や技術が必要となる可能性があるため、一度パソコン修理業者に相談してみましょう。

パソコン博士の知恵袋はパソコン修理業者大手の ドクター・ホームネット(年間サポート実績14万件突破、サポートシェアNo.1)をおすすめしています。

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ABOUT US
かない@パソコン博士
パソコン博士。株式会社ケイ・ブリッジ パソコン修理担当。5歳の時に買い与えられたファミコンに興味を持ち、小学校では分解・組み立てて遊んでいた。中学校ではコンピューター部にも所属し、自分でテレビゲームを作ることに成功。大学では情報系学部に所属、研究室グループで開発された分析ソフトは経産相(当時通産省)での利用が決定。Googleが主催するビジネスコンテストの世界大会出場、大阪経済戦略局のIotプログラム選出、組み込み系デバイスの開発チーム参加、企業向けのパソコン講座講師を務めている。