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パソコン修理の期間はどれぐらい?症状別の目安と期間を短くするコツを解説

かない@パソコン博士

パソコン修理の期間は症状によって変化します。

パソコン修理にあたって気になることは「パソコン修理にどの程度の期間が必要なのか」でしょう。

毎日パソコンを使用している人は、できるだけ早く修理してほしいはずです。

パソコン修理に必要な期間は、修理方法や症状によって異なるため、今回はこれらについて解説します。

パソコンの修理方法と必要な期間

パソコンの修理方法は、大きく分けて3種類あります。

どの修理方法を選択するかで修理に必要な期間が変化するため、それぞれについて解説します。

持込修理

持込修理は、パソコン修理業者へパソコンを持ち込み、その場で修理してもらう方法です。

一般的なパソコン修理の方法は、持込修理だと考えてよいでしょう。

ほとんどのパソコン修理業者では、持ち込み修理が可能です。まずは、持ち込み修理をけ付けているお店へパソコンを持ち込みします。

持ち込んだあとは、その場で診断から修理まで進めてくれるため、短期間で修理してもらうことが可能です。

ただ、パソコン修理業者の受付にはキャパシティがあるため、持ち込み修理を依頼しようとしても断られる可能性があります。

短期間で修理できる方法ではありますが、事前に電話で確認しておくなどの対応が求められるでしょう。

出張修理

出張修理は、パソコン修理業者に自宅やオフィスまで出向いてもらう修理方法です。

パソコンの持ち運びが難しい場合や会社のルールで持ち出しが禁止されている時などに重宝します。

また、パソコンが設置されている場所に訪問してもらえるため、幅広いサポートが依頼可能です。

たとえば、パソコンだけではなく、周辺機器を含めてトラブルが起きていないか調査してもらえます。

パソコン以外にトラブルが生じていた場合に、解決までの期間を短くできる修理方法です。

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宅配修理

宅配修理は、パソコン修理業者へパソコンを送付して、修理してもらう方法です。

梱包や郵送などの作業がありますが、送付してしまえば後はパソコン修理業者に任せられます。

診断後、パソコン修理業者から連絡があり、最終的にどのような対処にするかを決定する流れです。

宅配修理は郵送が必要となるため、修理期間が長くなる傾向にあります。

ただ、立ち合いや待ち時間なしに依頼できるため、修理のためにまとまった時間が必要ないのがメリットです。

一方で、持込修理や出張修理の場合は、対応するための時間を確保しなければなりません。

宅配修理ならば、この時間が必要なくなり、結果的に修理完了までの期間が短くなる可能性があります。

宅配修理比較

パソコンの故障や症状別の対応時間

パソコンの修理に必要な期間や時間は、パソコンの故障状況や症状によって大きく左右されます。

故障状況や症状は多岐にわたりますが、今回は代表的なトラブルについて、どの程度期間を要するのかを例を挙げてご紹介します。

起動トラブル

起動トラブルの対応時間は、どのような原因で起動できなくなっているかによって異なります。

また、まったく起動できないときと、電源は入るが起動せずにフリーズするような状況によっても異なるでしょう。

トラブルの原因が、ソフトウェアの問題であれば、数時間から半日程度で対応が可能だと考えられます。

ただ、何かしらハードウェアの問題が生じていると、時間を要してしまうかもしれません。

特に、部品交換が必要な場合は、部品の入手や交換作業によって数日から1週間程度かかることがあります。

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液晶トラブル

液晶パネルの交換が必要な液晶トラブルの場合、対応時間はパネルの在庫があるかどうかで変化します。

在庫がなく、メーカーへの取り寄せが必要となる場合には、1週間から2週間程度の期間を要することが一般的です。

また、パソコン修理業者が他店舗から提供してもらう場合でも、預かり修理となり最低でも1日は求められます。

ただ、液晶そのものの交換ではなく、バックライトやインバーターの修理で直るならば、数時間から半日程度で修理が完了します。

ストレージ故障

ストレージ故障は、交換する内容とデータ復旧が必要かどうかが重要なポイントです。

まず、ストレージをHDDやSSDに交換するだけであれば、数時間から半日程度でパソコン修理が完了します。

大半のパソコン修理業者に在庫があるため、スムーズに対応してもらえるでしょう。

しかし、データ復旧が必要な場合は、交換の期間に加えて、数日から1週間以上かかることがあります。

ウイルス感染

ウイルス感染の対応時間は、ウイルスの種類や感染範囲で大きく変化します。

一般的なウイルス感染であれば、ウイルス駆除やシステムの復元に数時間から半日程度が必要です。

ハードウェアに故障が生じているならば、さらに期間が伸びてしまいます。

他にも、ウイルス感染によってデータが破損したなど、リカバリーが必要な場合は、時間がかかりかねません。

暗号化など、ウイルスの種類によっては、期間をかけても復旧できないことも考えられます。

各種設定

各種設定に必要な時間は、設定内容や作業の複雑さによって設定されます。

一般的に、簡単な設定作業であれば、30分から1時間で対応してもらうことが可能です。

しかし、複雑な設定や複数のデバイスを扱う場合は、半日から1日程度かかることがあります。

また、パソコンのスペックによっては処理に時間がかかり、想定よりも長引くことがあるでしょう。

ハードウェア故障

ハードウェア故障は、故障箇所や部品の種類で修理の期間に大きな違いがあります。

一般的に、キーボードやマウスの交換など、外部のハードウェアならば短時間です。

また、電源ユニットの交換などは、数時間から半日程度で対応してもらえるでしょう。

それに対して、マザーボードやグラフィックカード、メモリなど内部の部品は時間を要してしまいます。

ここで重要となるのは、パソコン修理業者に在庫があるかどうかです。

メーカーやモデルによっては、パソコン修理業者に在庫が無い状況が考えられます。

この場合は、取り寄せが必要となるため、対応時間が変動すると考えましょう。

他にも、複数の部品が故障している場合や、原因の特定に時間がかかる場合は、修理に数日から1週間以上かかることがあります。

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パソコンの修理期間を短くしたいならば持込修理

パソコンの修理期間を短くしたいならば、持ち込み修理を利用することが重要です。

その場で対応してもらうことが可能

持込修理ならば、店舗パソコン修理業者へ持ち込むことで、その場で対応してもらえます。

混雑状況に左右されますが、簡単な修理や設定変更は、待ち時間がほとんどなく修理が完了する場合がおおいです。

また、修理の過程で何かしらのやり取りが必要であっても、その場で確認できるためスムーズに進められます。

ただ、持込修理でも事前に予約が必要となる場合があるため、注意しておきましょう。

預かり修理になっても待ち時間が短い

持込修理では、預かり修理になっても、待ち時間が短くなる傾向にあります。

まず、自分でパソコンを修理業者に持ち込むため、出張修理にかかる時間や手配の手間が発生しません。

その結果、修理業者が対応してくれるまでの時間が短縮され、全体の待ち時間が短くなるという流れです。

また、修理が終わった際に自分で受け取りに行くことで、素早く修理後のパソコンを手に入れられます。

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※1 2023年8月末時点 日本PCサービス株式会社調べ
※2 2021年11月時点 2万6303人調査 調査主体:日本PCサービス株式会社 調査実施機関:株式会社インテージ

まとめ

パソコン修理に必要な期間について解説しました。

故障やトラブルの内容によって、修理に必要な期間は変化します。

まずは、パソコン修理業者に診断してもらい、修理必要な時間や期間を見積もってもらうことが重要です。

なお、パソコン修理の期間を短くしたいならば、即日修理に対応している業者がおすすめです。

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かない@パソコン博士
パソコン博士。株式会社ケイ・ブリッジ パソコン修理担当。5歳の時に買い与えられたファミコンに興味を持ち、小学校では分解・組み立てて遊んでいた。中学校ではコンピューター部にも所属し、自分でテレビゲームを作ることに成功。大学では情報系学部に所属、研究室グループで開発された分析ソフトは経産相(当時通産省)での利用が決定。Googleが主催するビジネスコンテストの世界大会出場、大阪経済戦略局のIotプログラム選出、組み込み系デバイスの開発チーム参加、企業向けのパソコン講座講師を務めている。