Dellのパソコンが起動しない時の症状と対処法を解説します

かない@パソコン博士

世界的に有名なパソコンメーカーのDellですが、使用する中で起動しないなどのトラブルにあったことはありませんか?

今回はDellパソコンについて、その特徴から起動しない場合の症例や原因、対処方法まで解説します。

Dellパソコンの特徴

Dellパソコンといえば個人向けにも法人向けにも広く展開されていますが、ノートパソコン・デスクトップパソコン両方で趣味用・仕事用・ゲーミング用と幅広いラインナップが用意されています。

またパソコン本体以外にもディスプレイやサーバー、その他パソコン周辺機器など、パソコン関連のあらゆるデバイスを取り揃えていることも特徴です。

汎用モデル

Dellは汎用モデルのパソコンとして、以下の3つのモデルを提供しています。

汎用モデルのDellパソコン
  • Inspiron
  • XPS
  • Vostro

これらの汎用モデルは基本的な性能を押さえつつプライベートからビジネスまで幅広い用途に対応している点が特徴です。

Vostroのみデスクトップパソコン限定ですが、InspironやXPSはデスクトップのほかにもノートや2-in-1などさまざまなスタイルを選ぶことができます。

2-in-1パソコンとはノートパソコンとタブレットの両方の機能を兼ね備えたパソコンを指します。
ノートの画面部分を切り離してタブレットとして使用することができ、オフィス内ではノートスタイル、電車内ではタブレットスタイルなど用途に合わせた使用が可能です。

ビジネスモデル

Dellはビジネスモデルのパソコンとして、以下の3つのモデルを提供しています。

ビジネスモデルのDellパソコン
  • OptiPlex
  • Latitude

これらのビジネスモデルは優れた生産性や機能性によりビジネスに適した設計がなされている点が特徴です。

OptiPlexはデスクトップパソコンとして、Latitudeはノートパソコンとして提供されています。

ゲーミングモデル

Dellはゲーミングモデルのパソコンとして、以下の3つのモデルを提供しています。

ゲーミングモデルのDellパソコン
  • Dell G
  • Alienware

これらのゲーミングモデルはグラフィック機能や応答性に優れており、ゲームプレイに適している点が特徴です。

それぞれデスクトップパソコン、ノートパソコンの両方で提供されています。

パソコン関連機器

Dellはパソコン本体以外にも以下のようなパソコン関連機器を提供しており、プライベートからビジネスまで、必要なITインフラの整備をすべて任せられる存在といえます。

Dellのパソコン関連機器
  • ワークステーション
  • サーバー
  • ディスプレイ
  • キーボード
  • マウス
  • プリンター
  • Webカメラ

製品モデル・型番の確認方法

パソコンが起動しなくなった際の症例や対処方法は後ほど解説しますが、症状をピンポイントで調べたい場合やサポートに問い合わせる場合には製品モデルや型番があると解決につながりやすくなります

製品モデル・型番は本体に貼付してある製品ラベルに記載されていますが、貼付箇所は以下の通りです。

Dellパソコン:製品ラベルの場所
  • ノートパソコン、タブレットの場合
    製品の底面、背面、バッテリー実装部、画面、キーボードトリム、パームレスト
  • デスクトップ、オールインワンの場合
    タワーケースの背面、上面、側面、All-in-Oneケースまたはスタンドの背面下部

【参考】Dell お使いのデルコンピュータの製品モデルを検索する方法

Dellパソコンが起動しないパターンと考えられる原因

Dellパソコンが起動しないパターンとしては、以下の4つのパターンが考えられます。

Dellパソコンが起動しない4つのパターン
  • No Power
  • No Post
  • No Boot
  • No Video

No Power

No Powerとは、電源ボタンを押してもLEDが消灯しており全く反応がない状態を指します。

LED消灯のほかにもファンの音が聞こえないなど、電源が入っている兆候が見られない場合はNo Powerの可能性が考えられます。

No Powerでは電源が入っていない、電力の供給ができていないことが考えられるため、電源ケーブルや電源ユニットなど電源周りへの対処が必要です。

No Post

No Postとは、電源ボタンを押すと各LEDが点滅する、またはビープ音が鳴る状態を指します。

上記の状態のほかにDellのロゴ画面から進まない、異常停止する場合もNo Postの可能性が考えられます。

No PostではLED点滅やビープ音などの発信があるため、それらのパターンから原因と対処方法の特定が可能です。

No Boot

No Bootとは、電源ボタンを押すとエラーメッセージが表示される、またはOSが起動に失敗する状態を指します。

LED点灯やファン音は正常なもののブルースクリーンが表示される場合やWindowsロゴ画面から進まない場合もNo Bootの可能性が考えられます。

No Bootではハードウェアまたはソフトウェアが原因でWindowsが正常に起動できていないことが考えられるため、後ほど解説するハードリセットセーフモード起動で改善する可能性があります。

No Video

No Videoとは、電源ボタンを押すとLEDステータスは正常だが画面が黒いまま変わらない状態を指します。

LED点灯のほかにもファン音は正常なもののディスプレイに何も表示されない、または横線が入ったり歪んでいるなど画面表示に問題がある場合もNo Videoの可能性が考えられます。

No Videoではディスプレイまたはビデオカードが原因である可能性が考えられるため、ビデオカードドライバーのアップデートやデバイス交換が必要です。

Dellパソコンが起動しない場合の対処方法

Dellパソコンが起動しない場合の対処方法としては以下の3つがあげられます。

Dellパソコンが起動しない場合の3つの対処方法
  • ハードリセットを実行する
  • ハードウェア診断テストを実行する
  • セーフモードで起動する

パソコンが起動しない時のメーカー別対応方法を解説【dynabook・Dell・マウスコンピューター(MOUSE)を網羅】

ハードリセットを実行する

Dellパソコンが起動しない場合の汎用的な対処方法としては、ハードリセットの実行があげられます
ハードリセットの実行手順は以下の通りです。

ハードリセットの実行手順
  1. パソコンの電源を切る
  2. ACアダプター、電源コード、バッテリー(ノートパソコンの場合)を取り外す
  3. USBやWebカメラなどの外部デバイスをすべて取り外す
  4. 電源ボタンを15~20秒間長押しする
  5. ②で取り外した電源コードなどを接続する
  6. パソコンの電源を入れる

ハードウェア診断テストを実行する

ハードリセットでも改善しない場合は、ハードウェア診断テストを実行することで問題を特定できます

DellパソコンにはePSA(またはPSA、SupportAssist ePSA)と呼ばれる自己診断プログラムが内蔵されており、診断から得られるエラーコードなどから原因を特定し問題に対処することが可能です。

ePSA診断は以下の手順で実行できます。

ePSA診断の実行手順
  1. パソコンの電源を切る
  2. パソコンの電源を入れる
  3. Dellのロゴ画面でF12キーを押す
  4. メニューから「Diagnostics(診断)」を選択する

セーフモードで起動する

上記の方法でも改善しない場合、Windows起動に必要な最低限のドライバーや機能、プログラムで起動するセーフモード起動やクリーンブートによって解決する場合があります

それぞれ以下の手順で実行できます。

セーフモード起動の実行手順
  1. パソコンの電源を切る
  2. パソコンの電源を入れる
  3. 起動画面表示後、電源が切れるまで電源ボタンを長押しして強制終了する
  4. ①~③を2回以上繰り返すと、「自動修復」または「回復」画面が表示される
  5. [詳細オプション]または[詳しい修復オプションを表示する]をクリックする
  6. 「オプションの選択」画面で「トラブルシューティング」を選択する
  7. 「詳細オプション」>「スタートアップ設定」と選択し、[再起動]をクリックする
  8. 画面が切り替わったら「4」キーまたは「F4」キーを押して「4)セーフモードを有効にする」を選択する
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Dellのパソコンが起動しない対処法:まとめ

今回はDellのパソコンが起動しない場合について、症状パターンや原因、対処方法まで解説しました。

ご紹介した対処方法のほかにもOSやBIOSをリセットすることで改善する可能性もありますが、データが消えてしまう、完全に起動しなくなるといったリスクもあるため今回は割愛しています。

今回の方法で改善しない場合や自身で対処することに不安がある場合は、パソコン修理業者に依頼すると良いでしょう。

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ドクター・ホームネット
【引用】ドクター・ホームネット
パソコン修理業者診断

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ABOUT US

かない@パソコン博士
パソコン博士。株式会社ケイ・ブリッジ パソコン修理担当。5歳の時に買い与えられたファミコンに興味を持ち、小学校では分解・組み立てて遊んでいた。中学校ではコンピューター部にも所属し、自分でテレビゲームを作ることに成功。大学では情報系学部に所属、研究室グループで開発された分析ソフトは経産相(当時通産省)での利用が決定。Googleが主催するビジネスコンテストの世界大会出場、大阪経済戦略局のIotプログラム選出、組み込み系デバイスの開発チーム参加、企業向けのパソコン講座講師を務めている。