パソコンの画面が真っ白になるのはなぜ?原因と対処法を分かりやすく解説

かない@パソコン博士

パソコントラブルの中でも多い画面表示トラブルですが、画面が真っ白になってしまうこともあります。

画面が真っ白のままフリーズしたり電源が切れなくなったりするほか、カーソルのみ動く場合などその症状はさまざまです。

今回はパソコン画面が真っ白になるケースについて、チェックすべきポイントと対処法、原因を解説します。

本記事は2022年8月26日時点の最新情報を掲載しております。

本記事はこんな方におすすめです
  • パソコンの画面が真っ白になる症状で困っている
  • パソコンの画面が真っ白になる場合の対処法を知りたい
  • パソコンの画面が真っ白になる場合の原因を知りたい

画面真っ白の場合にまずチェックすべきポイント

画面真っ白の場合にまずチェックすべきポイント

パソコン画面が真っ白になった場合、まずはディスプレイの問題なのかパソコンの問題なのかの切り分けをおこないましょう

ディスプレイ自体に問題が生じているかどうかは、以下のチェックをおこなうと確認できます。

画面真っ白の場合にまずチェックすべきポイント
  • ディスプレイケーブルは正しく配線されているか
  • ディスプレイケーブルは断線していないか
  • 外部ディスプレイに接続した場合正常に映るか
かない@パソコン博士

ケーブル異常の場合は再接続やケーブルだけの交換で解決しますが、ディスプレイ故障の場合はディスプレイの修理・交換・買い替えが必要です。

また「白い画面で点滅する」などの異常が出ている場合は、ディスプレイの問題の可能性が高いと考えられます。

パソコン画面が真っ白になった場合の対処法

パソコン画面が真っ白になった場合の対処法

パソコン画面が真っ白になってしまった場合、パソコンが起動中かどうかで実践できる有効な対処法が異なります

現在の状況に応じて、以下の対処法を試してみましょう。

タスクマネージャーからデスクトップを起動する

パソコン画面が真っ白になってしまった場合は、まずタスクマネージャーを起動して普段のデスクトップ画面を呼び出してみましょう

「Ctrl」キー、「Shift」キー、「Esc」キーを同時に押して、タスクマネージャーを起動します。
タスクマネージャーからデスクトップを起動する1
「タスクマネージャー」画面が表示されたら、メニューバーの「ファイル」をクリックし、一覧の中から「新しいタスクの実行」をクリックします。
タスクマネージャーからデスクトップを起動する2
「新しいタスクの実行」画面が表示されたら、「開く」欄横のボックスをクリックし、「explorer.exe」と入力して「OK」ボタンをクリックすれば完了です。
タスクマネージャーからデスクトップを起動する3

動画解説

グラフィックドライバーをリセットする

黒い画面や白い画面が表示されるトラブルは、グラフィックドライバーをリセットすることで解決する可能性があります。

以下のショートカットキーを入力し、改善があるか確認しましょう。

グラフィックドライバーをリセットするためのショートカットキー

Windows」 + 「Shift」 + 「Alt」 + 「B」

ウイルススキャンを実行する

パソコンの画面表示が異常の場合、ウイルスに感染してしまっている可能性も考えられます。

ウイルススキャンの方法としてはウイルスセキュリティソフトを使用する方法が一般的ですが、不安な場合はパソコン修理業者などのプロに依頼することをおすすめします。

かない@パソコン博士

起動不具合やデータ消失、個人情報の流出にまで発展してしまうリスクもあるため、速やかにウイルススキャンを実行しましょう。

ウイルス駆除を依頼したいパソコン修理業者5選

パソコンを強制終了する

パソコンが真っ白な画面のまま起動しない場合、しばらくたっても動きがないようであれば強制終了するほかありません

以下のどちらかの方法で、強制終了を実行しましょう。

ショートカットキーで強制終了する方法

「Ctrl」キーと「Alt」キー、「Delete」キーを同時に押します。
ショートカットキーで強制終了する方法1
ブルーバックの画面が表示したら、「Tab」キーで右下の電源マークを選択し、「Enter」キーを押します。
「シャットダウン」または「再起動」を選択し、「Enter」キーを押せば完了です。
ショートカットキーで強制終了する方法3

電源ボタンで強制終了する方法

ショートカットキーを押しても変化がない場合は、電源ボタンを数秒間押して強制的に電源を切断します。

電源ボタンを長押ししても強制終了できない場合、最終手段として電源プラグをコンセントから抜くと、終了することができます。

強制終了する際はリスクを理解した上で!

強制終了はパソコンに大きな負荷をかける終了方法であり、起動トラブルやデータ消失といったリスクを伴います。

あくまでも最終手段として実行し、不安な場合はパソコン修理業者に相談・依頼することをおすすめします。

周辺機器の取り外しと放電をおこなう

パソコンの電源を落としている場合は、再起動する前に以下の方法で周辺機器の取り外しと放電をおこないましょう

かない@パソコン博士

周辺機器の取り外しと放電は、周辺機器やパソコンの帯電が原因となっている場合に有効です。

電源が切断された状態でACアダプタと電源ケーブル、バッテリーや周辺機器など、すべての接続をパソコンから取り外します。

取り外す周辺機器の例)マウスやキーボード、外付けドライブやUSBメモリなど

5分以上放置してから、再度ケーブルやバッテリーなどを取り付けます。
パソコンの電源ボタンを押し、電源が入るか確認します。

※パソコンの機種によって放電方法は異なるため、各メーカーの公式サイトを参照ください。

パソコン内部をクリーニングする

周辺機器の取り外しと放電に加えて、可能であればパソコン内部のクリーニングもおこないましょう

パソコン内部にホコリやゴミが溜まると熱暴走が発生しやすくなり、画面トラブルをはじめさまざまなトラブルを引き起こしやすくなるためです。

かない@パソコン博士

パソコンクリーニングはエアダスターを使っておこないますが、くわしい方法については以下の記事で解説しています。

パソコンケースを開けることに抵抗がある方は、パソコン修理業者のクリーニングサービスを検討しましょう。

セーフモードで起動する

必要最低限の構成でパソコンを起動するセーフモードで起動することで、問題が解決する場合があります。

以下の手順でセーフモードで起動し、白い画面にならないかどうか確認しましょう。

電源ボタンを押して電源を入れます。
ロゴが表示されたら電源ボタンを長押しして強制終了します。
「自動修復」画面が表示されるまで、強制終了と再起動を繰り返します。
「自動修復」画面が表示されたら「詳細オプション」をクリックします。
トラブルシューティング画面で「詳細オプション」または「高度なオプション」をクリックします。
「スタートアップ設定」を選択し、画面右下にある「再起動」をクリックします。
再起動後にスタートアップ設定の画面が表示されたら、キーボードから「F4」または「4」を入力します。

※セーフモード中にインターネット環境を利用する場合は「F5」または「5」を入力します。

かない@パソコン博士

セーフモードでの起動は、デバイスドライバーなどに問題がある場合に有効な対処法です。

セーフモードについて詳しく知りたい方は、以下の記事をご確認ください。

BIOSを初期化する

BIOSの設定変更や更新が影響して、画面が真っ白になる問題が発生している可能性も考えられます。

以下の手順でBIOSの設定を初期状態に戻して、問題が解決するか確認しましょう。

パソコンの電源を切り、キーボードの「F2」キーの位置を確認して、電源を入れます。
電源を入れ、メーカーロゴが表示されたら、キーボードの「F2」キーを数回押します。

※BIOS画面が表れない場合は、電源を入れてすぐに「F2」キーを数回押してみてください。
※ここでは「F2」キーで紹介していますが、メーカーによってBIOS画面を出す設定は異なります。各メーカーのサイトで方法を確認してください。

BIOS画面が表示されたら、「F9」キーを押します。
「Load Optimized Defaults?(デフォルト値をロードしますか?)」と表示されたら、矢印キーで「Yes」を選択して「Enter」キーを押した後、「F10」キーを押します。

※BIOS画面によって、英語で表記される場合があります。

「Save configuration and reset?(設定の変更を保存して終了しますか?)」と表示されたら、矢印キーで「Yes」を選択し、「Enter」キーを押せば完了です。

システムの復元を実行する

最近になって画面が真っ白になるトラブルが発生し始めた場合は、パソコンを問題が起こる前の状態まで戻す「システムの復元」を実行することで解決できる可能性があります。

システムの復元は、以下の手順で実行できます。

かない@パソコン博士

システムの復元は、「画面が真っ白でカーソルのみ動く」といった症状にも有効です。

電源ボタンを押して電源を入れます。
ロゴが表示されたら電源ボタンを長押しして強制終了します。
「自動修復」画面が表示されるまで、強制終了と再起動を繰り返します。
「自動修復」画面が表示されたら「詳細オプション」をクリックします。
トラブルシューティング画面で「詳細オプション」または「高度なオプション」をクリックします。
「システムの復元」をクリックします。
対象となるアカウントを選択し、パスワードを入力します。
「システムファイルと設定の復元」という画面が表示されたら、画面の指示に沿って復元をおこないます。

パソコン画面が真っ白になる原因

パソコン画面が真っ白になる原因

パソコンの画面が真っ白になってしまう場合、以下の原因が考えられます。

熱暴走

パソコン内部に溜まった熱が原因で不具合が発生することを熱暴走と呼びますが、パソコンの画面が真っ白になるトラブルも熱暴走によって引き起こされる可能性があります。

パソコン本体には内部を熱を溜めさせないために冷却ファンが設置されていますが、パソコンへの負荷が高いと熱を外部に放出しきれずに熱暴走を起こします。

かない@パソコン博士

負荷の高い処理を実行させるとCPUなどの内部パーツがどんどん高温になるため、注意しましょう。

パソコンの熱対策は?熱暴走の原因・症状と熱を逃がす方法を解説

パソコンの帯電

パソコン内部に電気が溜まる現象のことを帯電と呼びますが、帯電によってパソコンの画面が真っ白になってしまうことがあります。

「コンデンサ」と呼ばれるパーツにより大きなトラブルは予防されているものの、パソコン内部にホコリがたまったり長時間使用したりすると帯電が発生しやすくなるため注意しましょう。

かない@パソコン博士

パソコンをシャットダウンしてもコンセントから電源が供給されるため、パソコン内部に少しずつ電気が溜まり、帯電を引き起こす場合もあります。

ケーブルの不具合

電源ケーブルやディスプレイケーブルに不具合があり、パソコン画面が真っ白になってしまうケースも考えられます。

ケーブルに捩れや傷が発生すると接触不良や断線を起こす原因となるため、無理な配線をおこなわないよう注意しましょう。

ドライバーの不具合

パソコンの画面が真っ白になる原因として、デバイスドライバーが正常に機能していないことが考えられます。

パソコンの中で周辺機器の位置づけとなる液晶ディスプレイは、デバイスドライバーと呼ばれるソフトウェアを介して情報をパソコンに伝えています。

ドライバーを更新せず古いままだったりデバイスドライバーに不具合が生じたりていると、正しく情報が伝えられずに正常に画面表示されない場合があります。

ハードウエアの故障

パソコン画面が真っ白になる場合、ハードウエアに不具合が発生していることが考えられます。

パソコンの電源を入れるとマザーボードから液晶ケーブル、インバーターからバックライトといった流れで画面が映りますが、それらのパーツが一つでも故障していると画面が真っ白になる可能性があります。

また液晶パネルやグラフィックボードなどが故障を起こしたり寿命を迎えたりしている場合も、画面出力に問題を起こすこともあります。

マザーボードの交換・修理におすすめなパソコン修理業者比較3選

Windows Updateの影響

新しい機能追加や不具合のある機能の修正を目的として定期的に実行されるWindows Updateですが、更新プログラムが保留中になっていると画面表示に問題が発生する場合があります。

またWindows Updateを実行している間やWindows Updateに不具合が発生しているときも、画面表示に異常が起きる場合があります。

監修者 竹内

原因は1つとは限らず、複合して起きているかもしれません。

問題の切り分け作業には時間がかかるため、専門業者の依頼をお勧めします。

パソコンの画面が真っ白になる:まとめ

今回はパソコン画面が真っ白になるケースについて、チェックすべきポイントと対処法、原因を解説しました。

今回ご紹介した対処法で改善されない場合は、液晶ディスプレイそのものにトラブルが発生しているか、マザーボードやグラフィックボードに問題が起きていることが考えられます。

ハードウエアに問題が発生すると個人で対処することは難しいため、パソコン修理業者に相談してみましょう。

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監修者情報

タクセル制作事務所 代表 竹内祐香

横浜市金沢区に地域密着型の出張訪問パソコン修理店を開設する。パソコンのソフトウェア、ハードウェアおよび個人情報の保護と情報倫理の知識を認定するパソコン整備士検定2級を取得した専門スタッフをもつ。

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かない@パソコン博士
パソコン博士。株式会社ケイ・ブリッジ パソコン修理担当。5歳の時に買い与えられたファミコンに興味を持ち、小学校では分解・組み立てて遊んでいた。中学校ではコンピューター部にも所属し、自分でテレビゲームを作ることに成功。大学では情報系学部に所属、研究室グループで開発された分析ソフトは経産相(当時通産省)での利用が決定。Googleが主催するビジネスコンテストの世界大会出場、大阪経済戦略局のIotプログラム選出、組み込み系デバイスの開発チーム参加、企業向けのパソコン講座講師を務めている。