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Internet Explorerサポートが2022年6月で終了!利用を続けるリスクからMicrosoft Edgeへの移行方法、移行サポートサービスまで解説

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かない@パソコン博士

Windows95の時代から代表的なブラウザとして約27年間提供されてきたInternet Explorerですが、2022年6月15日をもってサポートが終了します。

今回はInternet Explorer(以降IE)のサポート終了について、その経緯やスケジュールからIE利用を続けるリスク、後継となるMicrosoft Edgeへの移行方法について解説します。

また最後にMicrosoft Edge移行をおまかせできるおすすめの移行サポートサービスを3つご紹介します。

パソコン博士の知恵袋は年間350万人のパソコントラブルを解決しているメディアです。

メディアのなかで解決しなかった問題について、パソコン博士編集部では皆様におすすめのパソコン修理業者を紹介するため独自の調査をおこない、また自分たちもパソコン修理サービスを利用するなかで失敗しないサービス選びのポイントを培ってきました。

今回は、パソコン博士編集部が独自に収集してきたパソコン修理業者の情報や体験、各サービスの料金、実際のユーザークチコミなどを参考に、おすすめのパソコン修理業者をご紹介します。

本記事はこのような方におすすめです
  • Internet Explorerサポートを今後も使い続けるとリスクがあるかを知りたい
  • Microsoft Edgeへの移行方法を知りたい
  • おすすめの移行サービスを知りたい

本記事ではサポート終了の日程などを記載する際、アメリカ時間で記載しています。
このため、日本時間では表記の1日後となります。
例)「2022年6月15日にサポート終了」 → 日本時間では2022年6月15日にサポート終了

IEのサポート終了について

代表的なブラウザとして長年愛用されてきたIEですが、現行のInternet Explorer 11を最終バージョンとして2022年6月15日で終了することが今年2020年5月19日に発表されました

サポート終了スケジュール

IEのサポート終了は、2022年6月15日のデスクトップアプリ提供に向けて段階的に行われます

Microsoftは昨年2020年にもMicrosoft 365でのサポート終了を発表するなどIEのサポートを徐々に縮小していましたが、ついに今年2021年5月19日にデスクトップアプリの提供終了を発表しました。

ただし表に見られるようにすぐに提供・サポート終了が行われるわけではなく、2021年8月17日にMicrosoft 365や他のアプリでのサポートを終了するなど段階的にサポート終了へと向かうスケジュールとなっています。

2022年6月15日サポート終了では影響を受けるプラットフォームと影響を受けないプラットフォームがあります

サポート終了の対象・非対象についてはWindows Blogの該当記事よりご確認ください。

サポート終了の背景・理由

サポート終了の背景としては、以下3つの理由があげられています。

IEサポート終了の背景・理由
  • 最新Web技術への対応力の限界
  • セキュリティ上のリスク
  • 後継ブラウザ「Microsoft Edge」への完全移行

MicrosoftはIEの最新Web技術への対応力やセキュリティリスクについて強く認識しており、今やIEを使い続けることは企業にとって「技術的負債」を抱えることになるとまで述べています
【参考】Canon 今でもインターネットエクスプローラーを使っている!? セキュリティ上の懸念点とは?

さらにMicrosoftは2015年に発表したMicrosoft EdgeをIEの後継ブラウザとして位置づけるとともに、互換性・生産性・セキュリティの面で向上、強化されている優れたブラウザとして移行を促しています。

今後IEを使用し続けるリスク

今後もIEを使用し続けた場合、以下の2つのリスクに直面します。

今後IEを使用し続ける2つのリスク
  • セキュリティ上のリスクがある
  • 閲覧できない、利用できないWebページが出てくる

セキュリティ上のリスクがある

Microsoftも公言しているように、IEはセキュリティ上の脆弱性があります

IEには不審なWebサイトへのアクセスを防止する警告機能やマルウェアのインストールを防ぐサンドボックス機能など、Google ChromeやFireFoxなど他のブラウザに備わっているセキュリティ機能がありません

2014年には致命的な脆弱性が発見されたために米国土安全保障省がIEの使用を控えるよう呼びかけたこともあり、また近年も脆弱性を悪用したパソコン制御などの被害が想定されるケースが度々報告されています。
【参考】livedoorNEWS 米国土安全保障省、IEの脆弱性を受け「代替ブラウザの使用を」
独立行政法人 情報処理推進機構 Microsoft 製品の脆弱性対策について(2021年3月)

また、実際に想定される被害としては以下のようなものがあげられます。
今後はサポート終了により更新・修正プログラムも提供されなくなるため、新たに発生する脅威に対応できなくなる点も重大なリスクといえるでしょう。

IE使用を続けることで直面する可能性がある被害
  • 情報漏えい
  • データ改ざん・データ破損
  • 不正アクセス
  • 攻撃の踏み台としての悪用

閲覧できない、利用できないWebページが出てくる

こちらもMicrosoftが公言しているように、最新のWeb技術に対応できないためWebページを正しく表示できなかったり表示に時間がかかったりする可能性があります

またサポート終了の発表を受けてYouTubeやAmazon、TwitterをはじめさまざまなWebサイトがIEをサポートブラウザから外しているため、今後多くのWebサイトの閲覧・利用が保証されないことが想定されます。

これからはMicrosoft Edgeへの移行が必要

Microsoftが発表しているように、今後はMicrosoft Edgeへの移行が必要です。

ここではMicrosoft Edgeへの移行方法として、以下3つを解説します。

Microsoft Edgeへの移行方法
  • Microsoft Edgeの入手方法
  • Microsoft Edgeへのパスワードやお気に入りデータの移行方法
  • IEモードの使用方法

Microsoft Edgeの入手方法

Microsoft Edgeは、以下の手順で入手できます。

Microsoft Edgeの入手手順
  1. Microsoft Edgeの公式ページにアクセスする
  2. [MICROSOFT EDGE を始めましょう]をクリックし、Microsoft Edgeをダウンロードする
  3. 「MicrosoftEdgeSetup.exe」を実行し、インストールを開始する
  4. インストーラーの指示に従い、必要に応じて他ブラウザからの設定引継ぎやMicrosoftアカウントによるデータ同期を設定する
  5. インストールを完了する

Microsoft Edgeへのパスワードやお気に入りデータの移行方法

パスワードやお気に入りデータの移行はインストール時にも可能ですが、インストール後も以下の手順で移行できます。

インストール後にパスワードやお気に入りデータを移行する手順
  1. Microsoft Edgeを起動する
  2. ウィンドウ右上の「…」をクリックする
  3. 「設定」を選択する
  4. 左の「プロファイル」から「ブラウザーデータのインポート」を選択する
  5. [インポートする項目を選択してください]をクリックする
  6. インポート元やインポートする項目を選択し、[インポート]をクリックする

IEモードの使用方法

サポートが終了するIEですが、Microsoft EdgeのIEモードを利用することでIE専用のWebページやアプリを閲覧・利用できます

IEモードを利用する手順は以下の通りです。

IEモードの利用手順
  1. Microsoft Edgeを起動する
  2. ウィンドウ右上の「…」をクリックする
  3. 「設定」を選択する
  4. 左の「既定のブラウザー」を選択する
  5. 「Internet Explorer モードでサイトの再読み込みを許可」の右隣にある[既定]を[許可]に変更する
  6. [許可]の下に[再起動]が表示されるため、クリックして再起動する
  7. IEモードで閲覧したいサイトにアクセスし、ウィンドウ右上の「…」をクリックする
  8. 「Internet Explorer モードで再度読み込む」をクリックする

なお2022年6月15日をもってIEのサポートは終了しますが、Microsoft EdgeのIEモードは2029年までサポートされるとされています。
【参考】Windows Blogs Internet Explorer 11 デスクトップ アプリケーションのサポート終了 – 発表に関連する FAQ

おすすめの移行サポートサービス3選

先ほどご紹介した手順によりMicrosoft Edgeへの基本的な移行は可能ですが、既定のブラウザの環境再現や設定の最適化、セキュリティ対策などが必要な場合や自身での移行が不安な場合にはアップデートサポートを利用することがおすすめです。

今回はおすすめの移行サポートサービスを提供している業者として、以下の3つをご紹介します。

おすすめの移行サポートサービス3選
  • PCホスピタル
  • パソコン工房
  • PC DEPOT

PCホスピタル

PCホスピタルは、年間200万件以上の豊富な実績と全国300以上(※2023年8月末時点)の拠点を有するパソコン修理・サポート業者です。

アプリケーションのインストールやアップデートのサポートも提供しており、Microsoft Edgeへの移行に関してもホームページで取り上げるなど対応が期待できます。

PCホスピタルのサービス内容・料金例

Microsoft Edge移行に関連するサービスとして、PCホスピタルは以下のようなサービスを提供しています。

サービス内容料金(税込)
アプリケーション
インストール/アンインストール
3,300円
OS/アプリケーションアップデート
【2つまで】
3,300円
アプリケーションのユーザー登録代行3,300円
Microsoftアカウント設定3,300円
ウイルス対策設定3,300円
【参考】PCホスピタル パソコン修理料金表(システム・アプリケーション関連)

PCホスピタルの評判・口コミ

これまで他社も含めて何度か利用したことがありますが、対応がダントツで良かったです。

作業のあいまあいまで何をしてるか説明も丁寧。不具合がほかにないかなども確認してくれてプロの仕事だなと思いました。料金は他社より高め?ですがその分内容がともなってたので全然よいと思います!

みん評

大変助かりました。本当に、丁寧にそして敏速に対応して頂きました。皆さんにお勧めさせて頂きます。

Google口コミ評価 PCホスピタル 京都駅前店
【PCホスピタル編】評判・口コミ、料金を解説!パソコン修理業者を徹底調査

パソコン工房

パソコン工房
【引用】パソコン工房

パソコン工房は、パソコンメンテナンス・サポートからパソコン販売や買取まで幅広く行っているパソコン修理・サポート業者です。

Microsoft Edge 乗り換え応援サービス」というMicrosoft Edge移行専用のサポートまで用意しており、移行作業を安心して任せられます。

パソコン工房のサービス内容・料金例

Microsoft Edge移行に関連するサービスとして、パソコン工房は以下のようなサービスを提供しています。

サービス内容料金(税込)
Microsoft Edgeの設定5,500円
お気に入りの移行3,300円
Microsoftアカウント作成3,300円
ウイルス対策設定3,300円
【参考】PCホスピタル パソコン修理料金表(システム・アプリケーション関連)

パソコン工房の評判・口コミ

説明が明確。対応が丁寧、確実、親切。

Google口コミ評価 パソコン工房 伊丹店

あまりくわしくない私にも丁寧に教えていただけてすごく助かりました。

Google口コミ評価 パソコン工房 京都寺町店
パソコン工房 評判

PC DEPOT

PC DEPOT
【引用】PC DEPOT

PC DEPOTはパソコン工房同様、パソコンの診断・修理以外にもパソコンやパソコン周辺機器の販売も行っているパソコン修理・サポート業者です。

ソフトウェアインストール&アップデートサポートやMicrosoftアカウント設定サポートを提供している他、Windows10への移行サポート実績も多数あるためMicrosoft Edge移行への対応も期待できます。

PC DEPOTのサービス内容・料金例

Microsoft Edge移行に関連するサービスとして、PC DEPOTは以下のようなサービスを提供しています。

サービス内容料金(税込)
上段は一般価格
下段はプレミアムメンバー価格
ソフトウェアインストール&アップデート5,500円
3,300円
ソフトウェアアンインストール3,300円
2,200円
アプリケーションのユーザー登録代行3,300円
Microsoftアカウント設定5,500円
0円
ウイルスSTOP安全対策設定 1年版6,600円
0円
【参考】PCホスピタル パソコン修理料金表(システム・アプリケーション関連)

PC DEPOTの評判・口コミ

PCはこのお店で買ってなくても相談にのってくれるので、取り敢えず訪ねてみると良いです。使い方なども親切にアドバイスしてくれます。

Google口コミ評価 ピーシーデポ スマートライフ 青山店

対応がとても丁寧。すごく感じがいい。お店もキレイで雰囲気もいい。

Google口コミ評価 ピーシーデポ スマートライフ 六本木店 
PCデポ 評判

IEのサポート終了:まとめ

今回はIEのサポート終了について、スケジュールから背景や理由、後継ブラウザとなるMicrosoft Edgeへの移行方法を解説しました。

またMicrosoft Edgeの移行に関してはおすすめのサポートサービスもご紹介しましたが、

パソコン博士の知恵袋はパソコン修理業者大手(上場企業)の PCホスピタル(累計サポート実績200万件以上 ※1、利用率No.1 ※2)をおすすめしています。 電話対応も丁寧で、お住まいの地域(全国対応)に応じたパソコン修理サービスを提案してくれます。

PCホスピタル大切なデータを保護(復元も可能)した上でパソコン修理をおこなってくれます。「再起動を繰り返す」「シャットダウンできない」「電源が入らない」などのPCトラブルもすぐに行ってくれます。PCホスピタル東京大阪名古屋福岡など大都市以外の地方都市にも店舗があり、即日対応可能です

PCホスピタル
PCホスピタル

※1 2023年8月末時点 日本PCサービス株式会社調べ
※2 2021年11月時点 2万6303人調査 調査主体:日本PCサービス株式会社 調査実施機関:株式会社インテージ

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ABOUT US
かない@パソコン博士
パソコン博士。株式会社ケイ・ブリッジ パソコン修理担当。5歳の時に買い与えられたファミコンに興味を持ち、小学校では分解・組み立てて遊んでいた。中学校ではコンピューター部にも所属し、自分でテレビゲームを作ることに成功。大学では情報系学部に所属、研究室グループで開発された分析ソフトは経産相(当時通産省)での利用が決定。Googleが主催するビジネスコンテストの世界大会出場、大阪経済戦略局のIotプログラム選出、組み込み系デバイスの開発チーム参加、企業向けのパソコン講座講師を務めている。