「ゲーミングPCが故障したから修理に出したい」
「ゲーミングPCの修理費用を少しでも安く済ませたい」
普段からゲーミングPCを使っている方は、このような悩みを持っているのではないでしょうか。
ゲーミングPCに限らずパソコンを長く使っていると、何らかの原因によって故障することがあります。
特にゲーミングPCは通常のパソコンとは仕様が異なるため、どの業者に修理依頼をすればいいのか判断しづらいです。
本記事では、ゲーミングPCの修理におすすめの専門業者や費用相場について詳しく解説します。
パソコン博士の知恵袋は年間350万人のパソコントラブルを解決しているメディアです。
メディアのなかで解決しなかった問題について、パソコン博士編集部では皆様におすすめのパソコン修理業者を紹介するため独自の調査をおこない、また自分たち自身もパソコン修理サービスを利用するなかで失敗しないサービス選びのポイントを培ってきました。
今回は、パソコン博士編集部が独自に収集してきたパソコン修理業者の情報や体験、各サービスの料金、実際のユーザークチコミなどを参考に、ゲーミングPCの修理におすすめのパソコン修理業社をご紹介します。
目次
ゲーミングPCの特徴
ゲーミングPCは、高画質なゲームプレイができる高性能なパソコンです。
ゲーミングPCとは、ゲームプレイをすることに特化したパソコンです。
デスクトップとノートパソコンの2種類があり、代表的なメーカーではドスパラやHP、DELL、ASUSなどが展開しています。
高画質な映像でゲームプレイができるように高性能なグラフィックカードや高速処理ができるCPUなどを搭載しています。
また、動画編集や画像編集などもできるため、幅広い用途で利用できる点が魅力です。
若い世代を中心にゲーミングPCを購入するユーザーは年々増加しています。
故障しやすいパーツ
ゲーミングPCで故障しやすいパーツとして、以下のようなものがあります。
- ディスプレイ画面
- 電源ユニット
- マザーボード
- メモリー
- CPU
- ハードディスク
上記パーツはゲーミングPCに搭載されているため、故障したときは修理が必要です。
特に内部パーツは故障しているか判断がつきにくく、どの部分が不調であるか特定することが困難です。
動作や処理速度に少しでも違和感を感じたときは、状態が悪化する前に専門業者へ修理を依頼しましょう。
ゲーミングPCの故障要因
ゲーミングPCの故障要因として、以下の4点が考えられます。
- 経年劣化
- ハードウェアの破損
- ソフトウェアの破損
- 電源ユニットの破損
それぞれを詳しく説明します。
経年劣化
ゲーミングPCの経年劣化が起きると、内部パーツが破損してさまざまなトラブルが発生します。
ゲーミングPCをはじめパソコンは、長年使うことで経年劣化が起きやすくなります。
経年劣化が発生すると内部パーツが破損することもあり、正常な処理ができなくなることが要因です。
一般的にパソコンの寿命は約6年〜7年程度といわれているため、年数が経過するほど故障の頻度が増えます。
また、パソコンメーカーは製品の販売から6年程度は修理部品を取り扱っていますが、部品の保有期間が終了するとメーカー側での修理は困難です。
そのため、メーカーでゲーミングPCの修理ができないときは、専門業者に相談するようにしましょう。
ハードウェアの破損
ゲーミングPC内部にあるハードウェアが破損している場合、起動トラブルが発生することがあります。
ゲーミングPCのハードウェアが破損すると正常な起動ができなくなり、動作不良も起きやすくなります。
ハードウェアとは、パソコンのハードディスクやディスプレイ、マザーボード、メモリなどのパーツのことです。
特にパソコンの基盤となっているマザーボードが故障した場合、起動トラブルに繋がります。
ゲーミングPCは水没や落下などの外的衝撃に弱いため、症状が改善しないときは修理に出しましょう。
ソフトウェアの破損
ゲーミングPCがウイルス感染すると、システムエラーが起きて正常な操作ができなくなります。
ソフトウェアが破損すると、ゲーミングPCのシステムエラーが発生する恐れがあります。
ソフトウェアとは、パソコンのプログラムやデータのことです。
インターネットから悪質なページ閲覧やアプリケーションのインストールなどをおこなうと、ウイルス感染によってソフトウェアが破損することがあります。
ウイルスの種類によってはさまざまなトラブルが起きるため、対処が難しくなる可能性も高いです。
ウイルスバスターなどのソフトをインストールすることで改善できるため、ウイルス感染に悩まされている場合には利用しましょう。
それでもシステムエラーを改善できないときは、メーカーや修理業者に相談してください。
電源ユニットの破損
ゲーミングPCの電源ユニットが破損すると、電源を入れても反応しなくなることがあります。
電源ユニットが破損している場合、ゲーミングPCの電源がつかなくなります。
パソコンの電源ユニットは、ほかのパーツよりも寿命が短い傾向です。
デスクトップのゲーミングPCなら、新しい電源ユニットに交換することで修理可能です。
知らないうちに電源ケーブルが抜けていることもあるため、事前にチェックしておくことも大切です。
ノートパソコンの場合、内部バッテリーの充電ができていないこともあります。
電源ユニットの交換を自分でおこなうことが難しい場合は、メーカーや専門業者に依頼するようにしましょう。
ゲーミングPCに多い故障の症状
ゲーミングPCに多い故障の症状として、以下の5点が挙げられます。
- 電源が入らない
- 画面が映らない
- フリーズの頻度が多い
- 異音・異臭がする
- 動作が遅い
それでは順番に解説します。
1.電源が入らない
電源ボタンを押しても電源が入らないときは、ゲーミングPC内部にある電源ユニットが故障している可能性が高いです。
ゲーミングPCの電源ボタンを押しても、正常に電源が入らないことがあります。
電源ユニットが故障している場合、電源ボタンを押してもランプが点灯せず反応しません。
デスクトップのゲーミングPCは電源ケーブルが抜けていることが多いため、再度接続することで電源が入る可能性があります。
電源ユニットの交換は自分でおこなうこともできますが、難しい場合はメーカーや専門業者に依頼しましょう。
2.画面が映らない
ゲーミングPCのディスプレイ画面が映らないときは、液晶画面や内部パーツが故障していることもあります。
ゲーミングPCの電源が入っているにもかかわらず、ディスプレイ画面がつかないこともあります。
ディスプレイ画面が表示されない場合、ディスプレイ画面の破損やグラフィックボード、CPU、マザーボードなどの故障などが原因です。
デスクトップのゲーミングPCなら、モニターとの接続状況が悪いことも原因として考えられます。
ノートパソコンのゲーミングPCは、内部バッテリーの劣化が故障の原因のひとつです。
ゲーミングPCの電源ボタンを押して再起動すれば、ディスプレイ画面が表示されることもあります。
それでも改善しないときは、メーカーや専門業者に一度相談しましょう。
3.フリーズの頻度が多い
ゲーミングPCの処理が追いつかずフリーズの頻度が多いときは、内部パーツが故障している可能性が高いです。
マウスやキーボードで操作したときにフリーズすることが多い場合、ゲーミングPCのHDD・SSD、CPU、メモリなどが故障している可能性が高いです。
フリーズする頻度が多くなると、突然再起動がはじまることもあります。
デスクトップのゲーミングPCなら内部パーツを交換できるため、新しいものと交換することでフリーズの頻度を減らすことが可能です。
自力で内部パーツの交換が難しい場合は、メーカーや専門業者に修理してもらうことをおすすめします。
4.異音・異臭がする
ゲーミングPCから異音や異臭がする場合、内部パーツが故障しているサインです。
ゲーミングPCから、異音や異臭がすることもあります。
こちらは電源ユニットやマザーボード、冷却ファンなどの破損が原因として考えられます。
ゲーミングPCが水没した場合、内部パーツが腐食して異音や異臭が出やすいです。
ゲームや作業に支障がないからといって放置すると故障箇所が増えるため、異音や異臭がしたときは早急に修理へ出すようにしましょう。
5.動作が遅い
ゲーミングPCの動作が遅いときは、本体のスペックがゲーム・作業に合っていないことケースがあります。
動作が遅くなる場合、ゲーミングPCのCPUやメモリに何らかの問題が発生しています。
ゲーミングPCは高速処理ができるように設計されていますが、スペックが低いと処理が追いつかなくなります。
製品によっては内部パーツを変更することによってスペックを向上できますが、パソコンに詳しくない方には難しいです。
動作が遅くてゲームや作業に支障が出るときは、メーカーや専門業者に改善方法を相談するようにしましょう。
ゲーミングPCの修理におすすめの専門業者3選
ゲーミングPCを修理に出すときは「どの専門業者に依頼すればいいのかわからない」という悩みもあるでしょう。
こちらでは、ゲーミングPCの修理におすすめの専門業者を3社紹介します。
それぞれの詳細や特徴について説明するため、自分に合った専門業者に修理を依頼してください。
1.PCホスピタル
PCホスピタルは、全国47都道府県に対応しているパソコン修理専門業者です。累計サポート実績200万件以上を誇り、全国300拠点以上があります。
訪問、持込、宅配の3つの方法から選択できるため、自分に合った方法でパソコン修理を依頼できます。
事前に見積もりを出せるため、どのくらいの料金が必要なのかを理解したうえで修理依頼が可能です。
決済方法にはクレジットカードだけでなく、QRコード決済にも対応しています。
ホームページから申し込みすると「シニア割引」や「学生割引」、「身体障がい者割引」などが適用され、お得に修理できる点も魅力です。
電話・リモートによるサポートも実施しているため、サービス内容の充実度で選びたいときにはPCホスピタルがおすすめです。
2.ドスパラ
ドスパラは、メーカーPCや自作PCまで幅広く修理できる専門業者です。
ゲーミングPCの販売もしているため、専門的な知識と技術で適切な修理をおこなってくれます。
公式ページには症状に合わせた修理費用の目安が記載されているため、事前に予算の把握が可能です。
修理の申込方法には「WEB通常引き取りプラン」や「WEB梱包お任せプラン」、「持ち込みプラン」などがあります。
WEB引き取りはキャンセルした場合でも診断費用がかからないため、無駄な料金が発生する心配もありません。
ゲーミングPCに詳しい専門業者に修理してもらいたいときには、ドスパラの利用をおすすめします。
3.パソコン工房
パソコン工房は、ゲーミングPCの販売や修理をおこなっている専門業者です。
パソコン工房で購入したゲーミングPCは1年間無償保証があり、24時間365日受付のサポートも受けられます。
また、全国に店舗があるのでトラブル診断やスペックアップ、修理なども対応可能です。
ゲーミングPCの販売として実績があるため、修理対応も安心して任せられます。
ゲーミングPCを修理して長く使いたい方は、パソコン工房をおすすめします。
ゲーミングPCの修理費用相場
ゲーミングPCを修理するときは、どれくらいの費用が必要なのか相場を理解しておきましょう。
ゲーミングPCの修理費用は、5,000円〜30,000円程度が相場です。しかし、故障の症状や業者の料金体系によって費用は大きく変動します。
例えば専門業者「PCホスピタル」の場合は、基本料金と作業料金が必要です。
簡易的な故障であれば安い修理費用で済みますが、症状が悪化している場合は高額となります。
どれくらいの修理費用が必要なのか知りたいときは、事前に見積もりを出せる店舗に依頼するようにしましょう。
ゲーミングPCの修理専門業者を選ぶポイント
ゲーミングPCの修理専門業者を選ぶときは、以下のポイントをチェックしてください。
- 修理実績
- データ保護の有無
- 修理前の見積もり
上記ポイントは、修理専門業者を選ぶうえで重要な要素です。
詳しく説明するので、ぜひ参考にご覧ください。
修理実績
修理実績は専門業者に信頼性につながるので、選ぶうえで重要なポイントです。
まずは専門業者の修理実績をチェックしましょう。
修理実績が多いほど信頼性の高さを証明しているため、安心して任せられます。
修理実績の目安としては、年間5万件〜10万件程度です。
安心してゲーミングPCの修理を依頼するためにも、専門業者の修理実績を事前にチェックしておきましょう。
データ保護の有無
ゲーミングPCに大切なデータが保存されている場合、消失しないためにもデータ保護をしてくれる専門業者を選ぶ必要があります。
ゲーミングPCに大切なデータが入っているときは、データ保護をしてもらえる専門業者を選びましょう。
メーカーや専門業者に修理を依頼する場合、症状によっては保存データが消失する恐れがあります。
バックアップをとっていなければ保存データを戻すことはできないため、ファイルやアプリケーションがなくなってしまいます。
データを消さずに修理してもらいたい場合には、データ保護のサービスがある専門業者を選んでください。
修理前の見積もり
修理前に見積もりを出して、予算に合った専門業者を選ぶようにしましょう。
専門業者にゲーミングPCを修理してもらうときは、事前に見積もりを出してもらえる店舗を選びましょう。
どのくらいの修理費用が発生するのかわからない状態で依頼した場合、あとで高額な請求になることもあります。
そのため、ゲーミングPCの修理を依頼するときには、事前に見積もり額を提示してもらうことが大切です。
少しでも修理費用を抑えたい場合は、複数の専門業者に見積もりを出してもらい比較するようにしましょう。
ゲーミングPCの修理を依頼する方法
ゲーミングPCの修理を依頼する方法として「出張修理」、「持ち込み修理」、「宅配修理」の3種類があります。
修理方法によって手順が異なるため、自分に合った修理方法を選ぶことが大切です。
それぞれ修理方法の詳細について説明するので、ぜひ参考にご覧ください。
出張修理
目の前でゲーミングPCを修理してもらいたいときは、出張修理のサービスがおすすめです。
出張修理は、メーカーや専門業者のスタッフが指定場所まで向かって修理する方法です。
目の前でパソコンの故障具合をチェックしてくれるので、アドバイスや修理をおこなってくれます。
メーカーや専門業者によって出張修理の対応エリアは異なるため、事前に調べておくことが大切です。
出張修理は出張費が発生することが一般的であるため、全体的な修理費用をあらかじめ計算しておきましょう。
持ち込み修理
短時間のうちにゲーミングPCを修理したいときは、持ち込み修理がおすすめです。
持ち込み修理は、メーカーや専門業者の店舗に自らパソコンを持ちこみ修理をしてもらう方法です。
パソコンを持ち運ぶ手間はかかりますが、短時間のうちに修理対応してくれる点がメリットです。
メーカーや専門業者によっては持ち込み修理ができないこともあるため、事前に確認してください。
宅配修理
手間なくゲーミングPCを修理したいときは、宅配修理を選ぶようにしましょう。
宅配修理は、指定の場所から配送業者にパソコンを渡して修理してもらう方法です。
自宅や職場にいながらパソコンを修理に出せるため、こちら側の負担が少なく済みます。
配送業者にパソコンを渡して故障の診断から修理をしてもらい、数日後に指定した場所へと届く流れです。
メーカーや専門業者によってはパソコンの梱包までしてくれるため、ダンボールなどを用意する必要もありません。
負担をなくしてパソコンの修理を依頼する場合は、宅配修理を選びましょう。
ゲーミングPCの修理まとめ
今回は、ゲーミングPCの修理におすすめの専門業者や費用相場について詳しく解説しました。
ゲーミングPCは高速処理ができる優秀な製品ですが、長く使っていると経年劣化や内部パーツの破損などが起きます。
発生している症状によっては自分で直すことが難しいので、メーカーや専門業者に修理を依頼する必要があります。
ぜひ当記事で紹介したおすすめ専門業者を参考に、ゲーミングPCの修理を依頼してください。
パソコン博士の知恵袋はパソコン修理業者大手（上場企業）の PCホスピタル（年間サポート実績14万件突破、利用率No.1）をおすすめしています。 電話対応も丁寧で、お住まいの地域（全国対応）に応じたパソコン修理サービスを提案してくれます。
PCホスピタルは大切なデータを保護（復元も可能）した上でパソコン修理をおこなってくれます。「再起動を繰り返す」、「シャットダウンできない」、「電源が入らない」などのPCトラブルもすぐに行ってくれます。PCホスピタルは東京や大阪、名古屋、福岡など大都市以外の地方都市にも店舗があり、即日対応可能です
ゲーミングPCが故障したときは、状態が悪化する前に専門業者へ修理を依頼しましょう。