長らく起動していなかったパソコンを、起動させると動作が重いことがあります。
今回は、久しぶりに起動して動作が重いときの原因や対処法について解説します。
本記事を最後まで読むと、動作スピード問題をすぐ解決できるでしょう。
目次
パソコンは長期間利用しないと故障する?
「長時間利用しないと故障するのではないか」との疑問を持つ人がいるかもしれません。
まずは、久しぶりにパソコンを利用する状況では、故障している可能性があるのかどうか理解しておきましょう。
基本的には起動しなくても問題なし
基本的に、一定期間パソコンを起動していないからといって、故障することはありません。
パソコンは精密機器ではあるものの、長く使えるように設計されています。
ただ、放置期間にパソコン内に溜まったホコリが原因で故障する可能性があります。
久しぶりに起動する際は、使用前に掃除をして、動作確認をしましょう。
電源が入らない場合は部品の故障
久しぶりにパソコンを起動して、電源が入らないならば部品の故障が疑われます。
起動せず、反応がない場合は要注意です。
電源が入らない状態で、ボタンやキーボードを何度も押すと、物理的に破損する可能性があります。
久しぶりの起動で電源が入らないならば、パソコン修理業者へ相談してみましょう。
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※1 2023年8月末時点 日本PCサービス株式会社調べ
※2 2021年11月時点 2万6303人調査 調査主体:日本PCサービス株式会社 調査実施機関:株式会社インテージ
パソコンを久しぶりに起動すると重い7つの原因
パソコンを久しぶりに起動すると、動作が重いことがあります。
パソコンを久しぶりに起動すると重いときの原因は、以下の通りです。
- Windowsアップデート
- アプリケーションのスタート処理
- データの断片化
- ウイルスチェック
- スペック不足
- ストレージの容量不足
- ハードウェアの故障
Windowsアップデート
アップデートが実行されていることで、動作が重い可能性があります。
久しぶりにパソコンを起動すると、配信されているアップデートがまとめて適用されるためです。
少しずつアップデートをされる場合は気にならない内容でも、久しぶりの起動でまとめられてしまうと動作に影響します。
なお、段階的にアップデートされることもあり、久しぶりに起動してから複数回は重い状態が続くことがあります。
アプリケーションのスタート処理
アプリケーションのスタート処理の実行が動作が重い原因かもしれません。
久しぶりにパソコンを起動すると、いくつものアプリケーションが次々に処理を始めます。
同時に実行される処理が多いことで、動作が重くなるという流れです。
久しぶりに起動した場合は、アプリケーションのスタート処理を原因のひとつとして考えましょう。
データの断片化
データの断片化が進んでいると、パソコンが重い状態になってしまいます。
断片化とは、ストレージの内部でデータが分散してしまうことです。
この場合、バラバラにデータが格納されてしまい、呼び出しに時間を要します。
断片化した状態で久しぶりに起動すると、なおさら時間を要しかねません。
ウイルスチェック
パソコンを起動したタイミングで、ウイルスチェックが実行され、動作が重くなっている可能性もあります。
久しぶりの起動では、ウィルスチェックをおこなう対象が多いためです。
ストレージに多くのデータを保存している場合は、なおさら重くなるでしょう。
久しぶりに起動するときは、すべてのチェックが完了するまで重い状態が続きます。
スペック不足
パソコンのスペックが不足していることで、動作が重いのかもしれません。
以前と比較して明らかに動作が遅いならば、スペックの不足が疑われます。
久しぶりに起動した古いモデルのパソコンでは、現在求められているスペックに追いついていないかもしれません。
自動的にアップデートされた結果、スペック不足のパソコンとなってしまい、動作にも影響してしまいます。
ストレージの容量不足
ストレージの容量が不足すると、パソコンが遅くなってしまいます。
先述したように、アップデートをまとめておこない、大量のデータが一気に保存されることがストレージの容量不足の原因です。
また、多くのアプリケーションをインストールしていると、それぞれがデータのダウンロードなどをおこなうため、ストレージの消耗が激しくなります。
ハードウェアの故障
ハードウェアの故障も動作が重い原因のひとつとして考えられます。
パソコンの保管場所・環境によっては、ハードウェアが故障することもあります。
そのため、CPUやメモリなど重要なハードウェアが故障していることで、動作に影響している可能性も疑ってみましょう。
パソコンが重いときの高速化に向けた対処法
久しぶりの起動でパソコンが重いならば、高速化に向けた対処が必要です。
対処法については、以下のようなものがあります。
- アップデート完了まで待機
- パソコンの再起動
- ストレージ容量の増加
- スペックアップ
- 不要なアプリの停止・削除
アップデート完了まで待機
アップデートが進められているならば、完了するまで待機しましょう。
アップデート中にパソコンを操作しても、動作が重くスムーズに処理ができません。
また、アップデート自体にも時間を要する原因となってしまいます。
大量の処理を同時におこなうと、パソコンが重くなってしまうため、まずはアップデートを完了させることが大切です。
パソコンの再起動
久しぶりの起動で、CPUやメモリなどがパンクしている可能性もあるため、パソコンを再起動してみましょう。
パソコンの状態をリセットすることで、重い状況も改善される可能性があります。
なお、パソコンの再起動は、何度も繰り返すと本体に負荷をかけることになりかねません。
パソコンの状態が重いとしても、再起動は一度だけに留め、必要に応じて別の対処法も試してみましょう。
ストレージ容量の増加
ストレージの空き容量が少なくなっているならば、増加させることで改善するかもしれません。
方法としては、不要なデータを削除したり、新しくストレージを割り当てたりします。
また、割り当てるストレージがないならば、外部ストレージを購入してデータを移行する作業が必要です。
スペックアップ
メモリやCPUの容量の増加、クロック数の多いものへ切り替えをおこない、スペックアップを図りましょう。
パソコンが重いならば、動作に大きな影響を与えるパーツを交換することで、状況が改善します。
ただし、ノートパソコンの場合は、自由にパーツの変更ができないかもしれません。
また、モデルによって仕様が大きく異なるため、取扱説明書などで、詳細を確認しておくことが重要です。
不要なアプリの停止・削除
パソコンのスペックに合わせて、不要なアプリを停止したり削除したりしましょう。
リソースに余裕が出れば、パソコンが重い状況から解放されます。
ただ、パソコンのアプリは停止して良いものと悪いものがあります。
必要なものまで停止してしまうと、トラブルの原因になりかねません。
自分で判断が難しいならば、アプリケーションの停止や削除はおこなわず、別の対処法を取り入れるようにしましょう。
パソコンが重いならパソコン修理を検討
久しぶりに起動して動作が重いならば、パソコンに問題が起きている可能性があります。
対処法を試しても改善しないならば、本体が故障しているかもしれません。
そのような状況においては、パソコン修理業者へ相談してみましょう。
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PCホスピタルは東京や大阪、名古屋、福岡など大都市以外の地方都市にも店舗があるので、即日修理が可能です。
※1 2023年8月末時点 日本PCサービス株式会社調べ
※2 2021年11月時点 2万6303人調査 調査主体:日本PCサービス株式会社 調査実施機関:株式会社インテージ
まとめ
久しぶりにパソコンを起動して、重い状況について解説しました。
アップデートなどの影響で、動作が重くなることが考えられます。
対処法を解説したため、状況を踏まえて適切に対処してみましょう。
なお、対処しても状況が改善しないならば、パソコン修理業者への相談が必要です。
パソコン博士の知恵袋はパソコン修理業者大手(上場企業)の PCホスピタル(累計サポート実績200万件以上 ※1、利用率No.1 ※2)をおすすめしています。 電話対応も丁寧で、お住まいの地域(全国対応)に応じたパソコン修理サービスを提案してくれます。
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※1 2023年8月末時点 日本PCサービス株式会社調べ
※2 2021年11月時点 2万6303人調査 調査主体:日本PCサービス株式会社 調査実施機関:株式会社インテージ