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Windows 11のアップグレードエラー(0x8007007f)の対処法を解説

かない@パソコン博士

パソコンのスペック条件を満たしていれば、無償アップデートが可能なWindows 11!しかし、画面には謎のエラーコードが…

久しぶりにパソコンを立ち上げたら、2021年10月5日にリリースされたWindows 11の無償アップデートの案内を発見!

しかし、アップデートしてみたら、謎のエラーコード「0x8007007f」が表示され、どうすることもできなくなった…

今回は、Windows 11でアップデートエラー「 0x8007007f 」が発生してしまった場合の対処法をご紹介します。

本記事はこんな方におすすめです
  • Windows 11のアップデート前に事前にアップデートエラーを知りたい方
  • Windows 11のアップデートエラー「0x8007007f」を解決したい方
  • Windows 11のアップデートエラー後、データ復旧をしたい方

エラーコード「0x8007007f」とは

かない@パソコン博士

Windows 11にアップデートする際、一部のユーザーで「0x8007007f」エラーが発生し、更新に失敗することがあります。

0x8007007fによるエラーは、インストーラーやストレージの空き容量、ドライバー、 Windows 10 UACのアクセス権限に基づくエラーと言われていますが、正しい手順を踏むことで解決できます。

対処法① PC再起動後、管理者権限でインストール アシスタントを実行

Windows 11のファイルにアクセスできないことにより、アップデートエラーを起こしている可能性があります。

※インストールアシスタントがWindows 11のファイルをシステムディレクトリにダウンロードおよび書き換えができない

まずは、パソコンを再起動し、管理者権限でインストールアシスタントを実行してみましょう。

管理者権限でインストールアシスタントの実行方法

Windows 11 Installation Assistant」を右クリック

「管理者として実行」を選択

ダイアログボックスで、「はい」をクリック

管理者権限でインストール アシスタントを実行

Windows11を更新します。

画面の指示に従って、更新を進めます。

対処法② ディスク容量の確保

Windows 11にアップデートする際、ディスクの空き容量が十分でない場合、システムエラーが起きる可能性があります。

かない@パソコン博士

Windows 11にアップデートする際は、システムドライブの空き容量は最低でも100GB以上は確保しておきましょう。

システムエラーが起きた際は、ドライブのストレージスペースを解放してから、再度、Windows 11のアップデートを試してみましょう。

対処法③ sfcコマンドプロンプトでチェック・解消

かない@パソコン博士

Windows 11のアップデート中にシステムファイルの不整合や破損が起き、システムが不安定になる場合があります。

システムが不安定のまま、Windows 11をアップデートすると、0x8007007fによるアップデートエラーが発生しやすくなります。

sfcコマンドプロンプトを実行して、システムファイルをチェックし、不整合や破損の解消がされるか確認しましょう。

▼sfcコマンドプロントの実行方法

タスクバーの検索フォームで「 コマンドプロンプト 」を検索

必ず管理者として実行をクリックします。

「sfc /scannow」を入力後、Enterキーを押す

対処法④ Windows 11 インストール メディアでインストール

Windows 11 インストール メディア を使って、Windows 11のUSBドライブを作成したのちに、IOSをインストールすることで、アップデートエラーを解消する場合があります。

Windows 11 インストールメディア の入手う方法

Windows 11 のインストールメディア は、マイクロソフト社公式ホームページのソフトウェアのダウンロードから入手できます。

マイクロソフト社公式ホームページのソフトウェアのダウンロード
マイクロソフト社公式ホームページ

▼ のインストール メディアを作成・IOSをインストールする方法

インストールした「MediaCreationToolW11.exe」ダブルクリック
「同意」をクリックし、日本語を選択した後に「次へ」をクリック
USBドライブのオプションを選択し、USBをパソコンに差し込む

Windows 11の起動を可能にするためには、8GB以上の容量を持つUSBが必要です。

「次へ」をクリック
作成したUSBドライブを選択し、「次へ」をクリック
USBドライブにIOSファイルをダウンロード・インストール

作成したUSBドライブからWindows 11をインストールします。

対処法⑤ グラフィックドライバーの最新Verを再インストール

Windows 11では、互換性がない古いドライバーが原因で「0x8007007f」エラーを引き起こすことがあります。

かない@パソコン博士

Windows 11のアップデートは、必ずグラフィックドライバーを最新バージョンにアップデートした後におこないましょう。

自分のPCに入っているグラフィックドライバーのメーカーを確認し、最新バージョンのドライバーを再インストールしてください。

▼グラフィックドライバーの再インストール方法

タスクバーの検索フォームで「 デバイス マネージャー 」を入力、「デバイスマネージャー」を選択
メニュ-から「ディスクレイアアダプター」を右クリック
「デバイスのアンインストール」をクリック
「アンインストール」をクリック
パソコンを再起動します
グラフィックドライバーを更新または再インストールしましょう
Windows 11 インストールアシスタントの実行する

Windows 11 アップデートエラー後のテータ復旧方法

かない@パソコン博士

Windows 11のアップデート・更新の過程で、PC内部のデータを紛失する可能性があります。

万が一、データを紛失した際のことを考えて、データ復元ソフトを用意しておきましょう。

一方で、インターネット上にある無料版のデータ復旧ソフトは機能が制限されている、完全なデータ復旧が難しいなどのデメリットがあります。

もし、Windows 11のアップデートエラーが起きた場合、エラーの解消やデータ保護・データ復旧をおこなってくれるパソコン修理業者に依頼してみましょう。

Windows 11がリリースされて以降、Windows 11のアップデートサポートをおこなってくれるパソコン修理業者も増えています。

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※1 2023年8月末時点 日本PCサービス株式会社調べ
※2 2021年11月時点 2万6303人調査 調査主体:日本PCサービス株式会社 調査実施機関:株式会社インテージ

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ABOUT US
かない@パソコン博士
パソコン博士。株式会社ケイ・ブリッジ パソコン修理担当。5歳の時に買い与えられたファミコンに興味を持ち、小学校では分解・組み立てて遊んでいた。中学校ではコンピューター部にも所属し、自分でテレビゲームを作ることに成功。大学では情報系学部に所属、研究室グループで開発された分析ソフトは経産相(当時通産省)での利用が決定。Googleが主催するビジネスコンテストの世界大会出場、大阪経済戦略局のIotプログラム選出、組み込み系デバイスの開発チーム参加、企業向けのパソコン講座講師を務めている。