メモリ増設・交換後に起動しない?原因と対処方法、交換時の注意点も解説

かない@パソコン博士

メモリを増設・交換することで「画面が映らない」「起動しない」「青い画面が表示される」などのトラブルが発生する場合があります。

今回は、メモリを増設・交換後にパソコンが起動なくなった場合の解決方法を、原因とともに解説します。

メモリの取り付け時に注意すべきポイントも紹介するため、交換などの作業を行う前にはぜひご覧ください。

メモリ増設・交換後にパソコンが起動しない原因

メモリ増設・交換後にパソコンが起動しない原因

メモリの増設や交換を行ったあとに起動できなくなる原因は、以下の通りです。

  • メモリスロットに正しく取り付けられていない
  • 購入したメモリの初期不良
  • 規格が合っていない
  • メモリ以外のパーツが故障している

メモリに関する詳しい情報を知りたい方は、以下の記事もご覧ください。

パソコンのメモリを解放する方法とは?メモリや解放の意味も解説【Windows10版】

メモリスロットに正しく装着されていない

メモリを増設・交換後に起動できなくなったのであれば、メモリスロットに正しく取り付けられていない可能性があります。

パソコンやメモリは精密機器であるため、部品が正しく取り付けられていなければ起動はできません。

メモリ交換などの作業では、手作業によるミスや確認漏れが発生しやすいため、入念に確認をしながら作業を行う必要があります。

メモリの初期不良

スロットにメモリが正しく取り付けられているものの起動できない場合は、増設・交換したメモリに初期不良が発生しているかもしれません。

特に、中古品のメモリは動作確認が行われていないケースも多く、パソコンに組み込んでも正常に動作しない場合があるため注意が必要です。

稀に新品のメモリであっても初期不良が発生するケースもあるため、初期不良の可能性があれば販売元やメーカーなどに問い合わせを行いましょう。

規格が合っていない

パソコンに合った規格のメモリを取り付けなければ、作業後に起動しなくなる場合があります。

メモリには主に以下4つの規格が存在するため、パソコンメーカーの公式サイトやマニュアル、メモリのメーカーサイトなどを参考に、規格が合っているかを確認しましょう。

代表的なメモリの規格
  • DDR
  • DDR2
  • DDR3
  • DDR4
アイ・オー・データ
引用:アイ・オー・データ

メモリ以外のパーツが故障している

メモリには問題がなく、スロットにも正しく取り付けられている場合は、メモリ以外のパーツの故障を疑いましょう。

パソコンのパーツは消耗品であるため、丁寧に扱っていても時間の経過とともに故障してしまうこともあります。

経年劣化による故障以外にも、メモリ交換などの作業を行う際にほかのパーツを傷つけていたり、うっかり外してしまっている可能性もあるため注意が必要です。

パソコンが起動しない!パソコン修理業者4社

パソコンが起動しない!パソコン修理業者4社の料金やサービス内容を徹底比較!

メモリ増設・交換後に起動しない場合の解決方法

メモリ増設・交換後に起動しない場合の解決方法

メモリの交換などを行ったあとにパソコンが起動しない場合は、以下6つの方法をお試しください。

  • メモリが正しく装着されているかを確認
  • 別のスロットにメモリを装着
  • 増設したメモリを外して起動
  • BIOSの初期化
  • パソコン修理業者に依頼
  • メモリを新しく購入

メモリが正しく装着されているかを確認

まずはパソコンのスロットに、メモリが正しく取り付けられているかを確認します。

必要であればメモリの差し直しを行い、以下4つのポイントに注目しながら確認を行いましょう。

メモリの装着状態を確認するポイント
  • スロットにホコリやゴミは入っていないか
  • 正しい向きで取り付けられているか
  • スロットの奥まで差し込まれているか
  • 余計なすき間がなく、固定されているか

別のスロットにメモリを装着

メモリスロットが故障している場合もあるため、スロットが複数あるなら、別のスロットに新しいメモリを取り付ける方法も有効です。

複数のメモリスロットがなければ、既存のメモリを一度外して、空いたスロットに新しいメモリを取り付けましょう。

取り付けを行う際は、マニュアルや説明書などを参考にメモリの向きなどを確認しながら、確実に取り付けを行ってください。

増設したメモリを外して起動

新しく増設・交換したメモリに、初期不良や規格誤りなどの疑いがある場合は、取り付けたメモリを一度外します。

既存のメモリのみが装着された状態でパソコンの電源を入れて、問題なく起動できれば新しく取り付けたメモリが故障している、もしくは規格が違っている可能性が高いです。

BIOSの初期化

パソコンの電源が入る状態であれば、BIOSの初期化を行うことで通常起動できる可能性があります

BIOSを初期化する手順
  1. パソコンの電源を切る
  2. 再度電源を入れ、キーボードの「F2」を何度か押す
  3. BIOS画面が表示されたらキーボードの「F9」を押す
  4. 「Load Optimized Defaults?」または「Setup Confirmation」というメッセージが表示されたら「Yes」を選択
    ※マウスでの操作ができないため、キーボードの矢印キーで選択
  5. キーボードの「Enter」を押したあとに「F10」を押す
  6. 「Save configuration and reset?」と表示されたら「Yes」を選択し、キーボードの「Enter」を押す

以上で、BIOSの初期化は完了です。

ただし、メーカーやパソコンによって手順や表示されるメッセージが異なる場合があるため、各メーカーのサイトなどから方法をご確認ください。

パソコン修理業者に依頼

メモリの差し直しなどの方法を試してもパソコンが起動しない場合は、パソコン修理業者に依頼する方法がおすすめです。

パソコン修理業者に依頼することで、メモリの取り付けに関するトラブルはもちろん、「動作が重い」という悩みもまとめて解決してもらうこと@ができます

ドクター・ホームネットなどのパソコン修理業者なら、デスクトップパソコンやノートパソコン、一体型パソコンなど幅広いパソコンのメモリ増設・交換に対応しています。

また持ち込み修理だけではなく、宅配や訪問での修理にも対応しているため「店舗に持ち込む時間がない」という方には特におすすめです。

「メモリの規格がわからない」という場合でも、パソコン修理業者のスタッフから直接購入することもできるため、ご自身で調べる手間も省けるでしょう。

ドクター・ホームネット
ドクター・ホームネット

メモリを新しく購入

メモリの故障が疑われる場合や、規格が異なるメモリを購入してしまった場合は、メモリを再び購入し、取り付け直す方法もあります。

中古品の場合は初期不良を起こす可能性が高いため、できる限り新品の製品を購入することをおすすめします

購入する際は、パソコンのマニュアルや説明書を参考に規格や容量などを確認しながら、ご自身のパソコンに合った製品を選びましょう。

メモリの増設・交換をする際の注意点

メモリの増設・交換をする際の注意点

メモリの増設・交換を行う際は、以下3つのポイントに注意しながら作業を行いましょう。

  • 周辺機器は取り外す
  • 静電気への対策
  • メモリの基盤には極力触れない

周辺機器は取り外す

メモリの取り付けを行う際は、パソコンの電源を切り、周辺機器をすべて取り外してから行いましょう

パソコンに周辺機器が接続された状態でメモリ交換などの作業を行うと、作業後に不具合が発生する可能性があるためです。

作業前にはマウスやキーボード、USBメモリなどの周辺機器はもちろん、電源コードやACアダプタも取り外しておきましょう。

静電気への対策

作業中に静電気が発生すると、メモリ以外の部品が故障してしまう場合があるため、静電気には注意が必要です。

静電気を発生させないようにするには、事前に金属製のものに触れて静電気を逃がしたり、作業場所の付近やパソコン内部からホコリを取り除いたりなどの準備を行いましょう。

パソコンに静電気が流れるとどうなる?影響や対処法、事前にできる対策を解説!

メモリの基盤には極力触れない

メモリの表面には黒色の基盤が搭載されていますが、基盤に圧力をかけると故障の原因となるため、極力触れないようにしましょう。

また、パソコンに接続する金属の端子部分に汚れが付着すると、接触不良などの原因となります。

メモリの故障を防ぐためにも、取り扱う際は必ず部品の両端をもつようにしましょう。

アイ・オー・データ
引用:アイ・オー・データ

メモリ増設・交換後の起動トラブル:まとめ

メモリを増設・交換することで、パソコンの処理速度の向上が期待できますが、作業方法を誤るとパソコンが起動しなくなる可能性もあります。

作業後に起動できなくなった場合は、メモリの不良や規格誤り、正しく取り付けられていないなどの原因が考えられます。

自力での解決が難しい場合は、パソコン修理業者に相談しましょう。

パソコン修理業者診断

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

ABOUT US

かない@パソコン博士
パソコン博士。株式会社ケイ・ブリッジ パソコン修理担当。5歳の時に買い与えられたファミコンに興味を持ち、小学校では分解・組み立てて遊んでいた。中学校ではコンピューター部にも所属し、自分でテレビゲームを作ることに成功。大学では情報系学部に所属、研究室グループで開発された分析ソフトは経産相(当時通産省)での利用が決定。Googleが主催するビジネスコンテストの世界大会出場、大阪経済戦略局のIotプログラム選出、組み込み系デバイスの開発チーム参加、企業向けのパソコン講座講師を務めている。