Windows10パソコンが黒い画面で点滅する?原因の特定方法から対処法まで解説

かない@パソコン博士

パソコンの画面が黒く点滅するトラブルは、しっかりと原因を特定して適切な対処をおこなうことが重要です。

今回はパソコンの画面が黒く点滅するトラブルについて、原因の特定方法から有効な対処法まで解説します。

本記事はこんな方におすすめです
  • パソコンが黒い画面で点滅して困っている
  • パソコンが黒い画面で点滅する場合の原因を知りたい
  • パソコンが黒い画面で点滅する場合の対処法を知りたい

【対処法1】まずは原因を特定する

パソコンが黒い画面で点滅するトラブルにはさまざまな原因があり、それぞれ効果的な対処法も異なります

そのため原因をしっかりと特定することが重要ですが、原因の特定方法としては以下2つの方法があります。

点滅するトラブルの原因を特定する2つの方法
  • 症状から判断する方法
  • テストして判断する方法
どのようにして判断・切り分けをおこなうのか?

原因の判断・切り分けは、主に点滅が始まるタイミングに基づいておこないます

パソコンはざっくりいうと「BIOS→ハードウェア→OS→ソフトウェア」の順番に起動しますが、この間のどこで点滅が始まるかによって原因が特定できます

例えばBIOS起動時から点滅が始まっていた場合、「原因はOSなどではなくディスプレイではないか」のように判断できます。

画面の症状(チカチカ点滅など)から判断する方法

1つ目は点滅の症状から原因を判断する方法で、さらに具体的には以下の2つのパターンから判断します。

症状から判断する方法|2つのパターン
  • ログイン後画面がチカチカ点滅する
  • アップグレード後点滅して操作できない

ログイン後画面がチカチカ点滅する

電源を入れてからログイン画面までは問題ないものの、ログイン後のデスクトップ画面がチカチカ点滅するパターンです。

かない@パソコン博士

タスクバーやマウスカーソルは表示されるものの、タスクバーや読み込みマークも一緒に点滅するケースもあります。

このパターンではログイン後に点滅が始まるため、原因はOS(Windows)とソフトウェア(アプリ)とのトラブルであると考えられます。

アップグレード後点滅して操作できない

Windows11へのアップグレードをおこなって以降、画面の点滅が始まり操作もできないパターンです。

かない@パソコン博士

このパターンは、かつてWindows10へのアップグレードでも起きていたものです。

アップデートで改善されると思われますが、暫定的な対処法としては以下が有効です。

アップグレード後点滅して操作できない場合に有効な対処法

テストして判断する方法

2つ目はWindowsのツールや機能を用いたテストによって原因を判断する方法で、さらに具体的には以下の3つのパターンから判断します。

症状から判断する方法|3つのパターン
  • タスクマネージャーを使用して判断する
  • Windows回復環境を使用して判断する
  • セーフモードを使用して判断する

タスクマネージャーを使用して判断する

タスクマネージャーを開き、どの範囲が点滅するのかを確認して判断します。

かない@パソコン博士

タスクマネージャーは、「Ctrl + Shift + Esc」キーを押すと起動できます。

タスクマネージャーを使用して判断する方法

Windows回復環境を使用して判断する

「Windows回復環境」と呼ばれる、Windowsが起動していない画面での点滅状況を確認して判断します。

かない@パソコン博士

Windows回復環境は、「Shift」キーを押しながら再起動すると開けます。

Windows回復環境を使用して判断する方法

セーフモードを使用して判断する

「セーフモード」と呼ばれる、必要最低限の構成でパソコンを起動するモードでの点滅状況を確認して判断します。

Windows回復環境を使用して判断する方法
かない@パソコン博士

セーフモード起動の方法については、以下の記事をご確認ください。

【対処法2】放電を伴う再起動をおこなう

放電を伴うパソコンの再起動は、ハードウェアが帯電によって軽度の不具合を起こしていた場合に有効です。

放電を伴うパソコンの再起動の手順は、以下のとおりです。

パソコンの電源を切ります。
ノートパソコンの場合はACアダプターとバッテリーを、デスクトップパソコンの場合は電源コードとディスプレイケーブルを取り外します。
USBメモリやプリンター、SDカード、Webカメラなどの外付けデバイスをすべて取り外します。
パソコンの電源が切れた状態で、90秒以上放置します。
ACアダプターや電源コードを接続し、パソコンの電源を入れます。

【対処法3】ディスプレイドライバーを再インストールする

【対処法3】ディスプレイドライバーを再インストールする

ディスプレイドライバーの再インストールは、ディスプレイドライバーの破損や互換性の問題が起きていた場合に有効です。

ディスプレイドライバーの再インストール方法は、以下のとおりです。

かない@パソコン博士

今回はまだまだ使用者の多いWindows10での方法を解説します。

画面左下の「スタート」を右クリックします。
「デバイスマネージャー」をクリックします。
「ディスプレイアダプター」の左にある「>」をクリックして開きます。
再インストールしたいドライバーを右クリックし、「デバイスのアンインストール」をクリックします。
確認画面が表示されたら、「このデバイスのドライバーソフトウェアを削除します。」 のチェックを外し「アンインストール」をクリックします。
パソコンを再起動すると、自動的に新たなドライバーが再インストールされます。

【対処法4】ウイルス対策ソフトをアンインストールする

ウイルス対策ソフトの更新・アンインストールは、Windowsのアップデートやアップグレードによりウイルス対策ソフトとOSの互換性に問題が生じた場合に有効です。

ウイルス対策ソフトを完全にアンインストールするためには、セーフモード状態で各ウイルス対策ソフトの削除ツールを使用する方法が最も確実です。

かない@パソコン博士

削除ツールの詳細については、お使いのウイルス対策ソフトメーカーまでお問い合わせ下さい。

【対処法5】互換性のないアプリをアンインストールする

互換性のないアプリのアンインストールは、WindowsのアップデートやアップグレードによりアプリケーションとOSの互換性に問題が生じた場合に有効です。

互換性のないアプリを更新・アンインストールする方法は、以下のとおりです。

画面左下の「スタート」をクリックします。
「設定」をクリックします。
「アプリ」をクリックし、「アプリと機能」をクリックします。
スクロールするとアプリ一覧が表示されているため、アンインストールしたいアプリをクリックします。
「アンインストール」をクリックし、再度「アンインストール」をクリックします。
確認画面が出たら「はい」をクリックします。

【対処法6】いくつかのサービスを停止する

Windowsのいくつかのサービスを停止することは、Windows11などWindowsのアップグレードが原因となって点滅が発生している場合に有効です。

停止するサービスと停止方法は、以下のとおりです。

Ctrl + Shift + Esc」キーを押し、タスクマネージャーを起動します。
「サービス」タブをクリックします。
下の「サービス管理ツールを開く」をクリックします。
次2つのサービスを探します。

Problem Reports and Solutions Control Panel Support
Windows Error Reporting Service

それぞれ見つけたら、右クリックして「プロパティ」を選択します。
「全般」タブの「スタートアップの種類」を「無効」にします。「適用」「OK」をクリックします。
「適用」をクリックして、「OK」をクリックします。

【対処法7】システムファイルの診断・修復をおこなう

【対処法7】システムファイルの診断・修復をおこなう

システムファイルの診断・修復は、Windowsのファイル破損が原因として疑われる場合に有効です。

Windowsにはシステムファイルの診断・修復をおこなえる「SFCコマンド」と「DISMコマンド」というコマンドが存在し、それぞれコマンドプロンプトに以下のコマンドを入力することで実行できます。

SFCコマンドの場合
  • sfc/scannow
DISMコマンドの場合
  • DISM /Online /Cleanup-Image /CheckHealth
  • DISM /Online /Cleanup-Image /ScanHealth
    (より高度なスキャン)
  • DISM /Online /Cleanup-Image /RestoreHealth
    (より高度なスキャン+自動修復)
コマンドプロンプトの起動方法は?

コマンドプロンプトは、スタート(Windowsマーク)をクリックしてから「cmd」と検索すると出てきます。
上記のコマンドを使用する際は「管理者として実行」を選択しましょう。

【対処法8】システムの復元を実行する

システムの復元はパソコンを以前の状態に戻すことでトラブルを解決するWindowsの機能で、Windowsのファイル破損が原因として疑われる場合に有効です。

システムの復元を実行する方法は、以下のとおりです。

「Shift」キーを押しながら再起動して、「Windows回復環境」でパソコンを起動します。
「オプションの選択」の画面で「トラブルシューティング」を選択します。
「トラブルシューティング」の画面で「詳細オプション」を選択します。
「詳細オプション」の画面で「システムの復元」を選択します。
「Windows10」を選択します。
「システムの復元」ウィンドウが表示されたら、「次へ」をクリックします。
復元ポイントを選択し、「次へ」をクリックします。
復元ポイントの確認画面が表示されたら、「完了」をクリックします。
最終確認の画面が表示されたら「はい」をクリックします。
しばらく待って完了画面が表示されたら「再起動」をクリックします。

【対処法9】Windowsを初期化する

Windowsの初期化は、システムファイルの修復やシステムの復元でも改善が難しいOS起因の点滅に有効です。

ただしWindowsの初期化にはデータ消失などのリスクが伴うため、以下の記事をよくご確認の上でご検討下さい。

パソコンが黒い画面で点滅:まとめ

今回ははパソコンの画面が黒く点滅するトラブルについて、原因の特定方法から有効な対処法まで解説しました。

画面が黒く点滅するトラブルの原因は多岐にわたり、中には深刻なトラブルも含まれています。

的確に原因特定できるのでれば今回の対処法で解決する可能性は十分にありますが、難しい場合や不安な場合はパソコン修理業者に相談・依頼することをおすすめします。

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かない@パソコン博士
パソコン博士。株式会社ケイ・ブリッジ パソコン修理担当。5歳の時に買い与えられたファミコンに興味を持ち、小学校では分解・組み立てて遊んでいた。中学校ではコンピューター部にも所属し、自分でテレビゲームを作ることに成功。大学では情報系学部に所属、研究室グループで開発された分析ソフトは経産相(当時通産省)での利用が決定。Googleが主催するビジネスコンテストの世界大会出場、大阪経済戦略局のIotプログラム選出、組み込み系デバイスの開発チーム参加、企業向けのパソコン講座講師を務めている。