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HDDを自分で修復する方法3選!概要や故障の症状についても解説 

HDD修復方法
かない@パソコン博士

『異音がする』『エラーメッセージが表示される』『フリーズする』 
上記のような症状が発生した場合はHDDの不具合の可能性が高いです。 

放っておくとPC自体が起動しなくなるなど、被害が大きくなる場合がありますので、早めに対応しましょう。

主な修復方法

・専門業者へ依頼して修復
・自分で修復する

この記事では、『自分で修復する方法』について紹介します。 

初心者の方や「普段PCは使っているがHDD修復したことがない」という方にも理解できる内容ですので参考にしてみて下さい。 

また、HDDの役割や故障原因、症状など詳しく解説します。

HDD(ハードディスク)とは 

HDDとは

HDDはHard Disk Drive(ハードディスクドライブ)の略で、データやプログラムなどを保存できる記憶装置(ストレージ)のことです。
1台あたりの容量が大きく、容量単位の単価が安いため、多くのPCで利用されています。 

写真や動画などの大容量のデータを保存できる 

写真や動画などを大量に保存できるのが特徴です。 
PCには初期の状態で内蔵型HDDが搭載されていることがほとんどです。 
スペックにも、よりますが、500GBから1TBほどのデータを保存できます。 

もし、容量が足りなくなった場合は外付け用HDDを付けることでさらに多くのデータを保存できます。 

内蔵HDDと外付けHDDの2種類がある 

種類は2種類あり、PC内部に備え付けられている内蔵型のHDDと、USBの端子を使ってPC外部に取り付ける外付け用HDDです。 
どちらのハードディスクも機能は似ていますが、価格、速度、接続方法、などの違いがあります。 
自分のPCの利用状況に応じて内蔵型のみで足りるか、外付けも必要かを判断しましょう。 

仕事や趣味で動画編集や大量の画像を保存している方は、内蔵型のみでは容量が足りなくなる場合があります。 
そんな方は外付け用HDDを追加することで容量を増やし、データをさらにに保存できます。

内蔵HDDの特徴 

内蔵型は、PC内部へ搭載されているため速度が速く、追加で購入が必要な外付け用と比べても安い傾向にあります。 

また、内蔵されているため場所も電源も別途、取る必要がないのが特徴です。

内蔵HDDの特徴

・データの転送速度が早い 
・価格が安い 
・場所を取らない 
・電源を取る必要がない

 外付けHDDの特徴 

外付け用を追加することでデータ保存量を増やすことができます。 
接続方法がUSBでの接続のため、あらゆるPCや設備で使用できるのが特徴です。

外付けHDDの特徴

・大容量のデータを保存できる 
・様々なパソコンで使用できる 
・互換性が高く、他のPCへのデータ転送に便利

HDDの修理が必要な症状 

どのような症状が発生したら修理が必要なのかを紹介します。 

パソコン修理が必要な主な症状
  • 異音がする 
  • エラーメッセージが表示される 
  • フリーズする

パソコンから異音がする 

以下の様な異音が発生した場合はHDDを疑いましょう。 

  • カチカチ、カタカタ 
  • シーッ、シャー 
  • ガキッ、キュルキュル、カコンカコン 
  • カチャカチャ、カックンカックン 

カチカチ、カタカタ

データを読み書きする各パーツが故障している『物理障害』の可能性があります。 

シーッ、シャー

HDD内部の部品同士が何らかの原因で接触して、ディスクの回転に異常が生じていることが考えられます。 

ガキッ、キュルキュル、カコンカコン 

このような激しい異音が頻繁に発生している場合はすぐに修理に出した方が良いです。 
原因を探ろうとして再起動を繰り返すと、余計に症状を悪化させるかもしれません。 
さらに、悪化してしまうと専門業者でもデータ復旧が困難になってしまいます。 

上記3つのような異音が起きている場合はHDDに物理的な障害が起きている可能性があります。自分で修復しようとせず、専門家へ相談することをおすすめします。

パソコンから異音が発生!種類や原因、効果的な対処法をわかりやすく解説

エラーメッセージが表示される 

エラーが出た場合にはHDDに「物理障害」、もしくはソフトウエア上の問題「論理障害」が発生していることが多いです。 

『ハードディスクの問題が検出されました』と表示される場合が多いですが、このメッセージが現れた時点で既に、HDDに何かしらの不具合が以前から発生していた場合が多いです。 
もし、早い段階で異音や動作の不良などに気づいた場合は修理が必要か確認しましょう。 

フリーズする 

かない@パソコン博士

フリーズの主な原因は『寿命』の場合が多いです。 
HDDの寿命は約3~5年と言われており、寿命を迎えると以下の流れでOS自体が起動しなくなります。 

  • 徐々に動作が重くなる 
  • 頻繁にフリーズするようになる 
  • OSが起動しなくなる 

徐々に動作が重くなる症状が頻繁に発生した時点で寿命を疑い、買い替えを検討しましょう。 
もし、OS自体が起動しなくなってしまった場合は専門業者へ依頼しましょう。 

長く使っているとパーツの劣化で正常な動作をしなくなり、急なフリーズが発生する場合があります。

HDDを自分で修復する方法3選 

かない@パソコン博士

ここまでHDDの種類や故障内容をお伝えしてきましたが、「自分で修理できないの?」と思われる方もいるかと思います。

 以下3種類の修理方法がありますので参考にしてみてください。 

OSに搭載されているツールで修復する 

パソコンのOSにより修復方法が異なりますが、主なOSであるWindowsとMacの修復方法を紹介します。 
『自分で分解して修理』ではなく『ツールやソフトを利用して修復』の方法です。

自動修復機能で修復 

  1. エクスプローラーの『PC』をクリック 
  2. 修復したいHDDを右クリックし、『プロパティ』を表示 
  3. 『ツール』の『エラーチェック』から『チェック』をクリック 
  4. 『ドライブのスキャン』をクリックすると修復が開始される 

 

ディスクチェックでエラーを特定 

  1. エクスプローラーの『PC』をクリック 
  2. 修復したいHDDを右クリックし、『プロパティ』を表示 
  3. 『ツール』の『エラーチェック』から『チェック』をクリック 
  4. スキャンが開始される 

デバイスマネージャーでドライバーを再インストール 

  1. Windowsのメニューを開く 
  2. デバイスマネージャーを開く 
  3. 修復したいHDDを右クリックし『更新』をクリック 
  4. 更新完了後に読み込められれば完了 

Macのツールで修復する 

Macには、以下のOS復旧機能が搭載されています。 

  • Time Machine 
  • OS再インストール 
  • AppleサポートをWebサイトで検索 
  • ディスクユーティリティでディスクを修復 

Macのモデルにより修復方法が異なるため、公式サポートページへお問い合わせください。 

PCの初期化

初期化を行うことでエラーが解消する場合があります。
しかしリスクもあり、保存していたデータが消えてしまう場合もあります。

初期化を行う場合は必ずデータのバックアップをとるようにしておきましょう。

HDD復元ソフトを使う 

復元ソフトで修復が完了できれば、専門業者へ依頼するより費用を抑えることができます。 
異音や異臭などの『物理障害』でなければ復元ソフトで修復できる可能性がありますので、 
HDDの故障状況を把握し、復元ソフトで修復できるようであれば利用しましょう。 

また、復元ソフトは『一度購入すると何度でも利用できる』というメリットもあるので便利です。 
ソフトは無料ソフトから有料ソフトまで、さまざまな種類がありますが、ソフトによって対応OSや復元できるデータの種類が異なります。 
対応していないソフトを選ばないように注意しましょう。 

まとめ 

HDDには内蔵型と外付け用の2種類があり、それぞれ特徴があります。 
画像や動画などの大量のデータを保存したい場合は外付け用HDDを付けることでさらに多くのデータを保存することができので便利です。 

故障の主な症状は、異音、エラーメッセージが表示される、フリーズなどがありますので、それぞれの症状を理解して修復しましょう。 
異音や異臭などの『物理障害』であれば自分で修復することは厳しいので、専門業者へ早めに依頼することをおすすめします。 

また、物理的な故障でなければ、OSに搭載されている復元機能を利用したり、復元ソフトを利用したりすると費用を抑えて修復できるかもしれません。 
まずは自分のPCの状態を理解して修復作業をしましょう。

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※1 2023年8月末時点 日本PCサービス株式会社調べ
※2 2021年11月時点 2万6303人調査 調査主体:日本PCサービス株式会社 調査実施機関:株式会社インテージ

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ABOUT US
かない@パソコン博士
パソコン博士。株式会社ケイ・ブリッジ パソコン修理担当。5歳の時に買い与えられたファミコンに興味を持ち、小学校では分解・組み立てて遊んでいた。中学校ではコンピューター部にも所属し、自分でテレビゲームを作ることに成功。大学では情報系学部に所属、研究室グループで開発された分析ソフトは経産相(当時通産省)での利用が決定。Googleが主催するビジネスコンテストの世界大会出場、大阪経済戦略局のIotプログラム選出、組み込み系デバイスの開発チーム参加、企業向けのパソコン講座講師を務めている。