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パソコンのキーボードが打てない!入力できない原因と対処法をわかりやすく解説

かない@パソコン博士

パソコンでキーボードを使用中、急にいつも通り入力できないトラブルに陥ったことはありませんか?

キーボードのトラブルは全く入力できないものから一部反応しないものまでさまざまですが、パソコンの設定を見直すことで簡単に復旧するケースも少なくありません

今回はキーボードが正しく入力できないトラブルについて、すぐに試せる対処法と原因を解説します。

本記事は2023年12月28日時点の最新情報を掲載しております。

本記事はこんな方におすすめです
  • 突然キーボードが打てなくなって困っている
  • キーボードが打てなくなった場合の対処法を知りたい
  • キーボードが打てなくなった場合の原因を知りたい

キーボードが使えないときの応急処置

キーボードを今すぐ使用する必要がある場合、応急処置として文字入力する方法としてがあります。

スマホで入力してマウスでコピペする

長文をパソコンに入力する必要がある場合は、スマホで入力した文章をメール・チャットでパソコンに送信してマウスでコピペする方法が便利です。

流れとしては以下のようになります。

  1. スマホで文章を作成する
  2. パソコンにメール・チャットを送る
  3. メール・チャットを開いて右クリックでコピーする
  4. 文字入力が必要なソフト等にペーストする

スマホとメールソフトがあれば簡単におこなうことができるため、今すぐ文章の作成が必要な場合は応急処置として活用しましょう。

外付けキーボードを使う

キーボードの故障が考えられる場合は、外付けキーボードを使って応急処置する方法もあります。

最近では1,000円~2,000円で購入できる外付けキーボードもあるため、急ぎの場合は家電量販店やPC専門店に足を運んでみるのもよいでしょう。

修理や買い替えよりも安くつく場合があるため、そのまま交換することも方法の一つです。

また、キーボードの不具合や故障に備えて、日頃から予備のキーボードを用意しておくと安心です。

タッチキーボードを使う

使用しているパソコンにタッチパネルが搭載されている場合は、スクリーンキーボード機能を活用しましょう。

スクリーンキーボード機能はスマホのように画面をタップしてキーボードが入力できる機能のことで、キーボードが故障していても使用できます。

また、タッチパネルがなくてもマウス操作でスクリーンキーボードを操作することも可能です。

ただし、慣れていないと文字入力に時間がかかるため、応急処置として利用しましょう。

パソコン修理業者に依頼する

キーボードが使えないときはパソコン修理業者に依頼する方法もあります。

即日対応しているパソコン修理業者なら、その日のうちに診てもらうことが可能です。

また、専門家に依頼することで原因が特定できるだけでなく、パソコンに大きなトラブルがないかも診断してもらえます。

キーボードの故障はパソコン本体の不具合によってもたらされているケースもあるため、原因

パソコンのキーボードが打てない・入力できない場合の対処法

パソコンのキーボードが打てない・入力できない場合の対処法-1
監修者 竹内

特定のキーが連続で入力されて、キー入力できないトラブルが起きたりすることもあります。その場合、対処法で解決しない場合には、パソコン修理業者に相談しましょう。

放電をおこなう

キーボードは静電気や帯電によって誤動作を引き起こすケースがあるため、以下の手順で放電をおこないましょう。

  1. パソコンの電源を切る
  2. 電源を含めたケーブルをすべて取り外す
  3. SDカード、USBメモリーをすべて取り外す
  4. 装着式のバッテリーの場合は取り外して電源ボタンを20秒以上押す
  5. 内蔵式のバッテリーの場合は2分以上放置する
  6. バッテリーを取り外していた場合はもとに戻す
  7. 電源ケーブルを接続する
  8. 電源を入れる
  9. キーボードが使えるかチェックする

パソコンの帯電はパソコンにさまざまな不具合をもたらすため、定期的に放電をおこなうことが大切です。

ゴミやほこりを取り除く

キーボードが反応しない原因として、ゴミやほこりが入っているケースがあります。

異物によってキーが押しにくくなっていることもあるため、エアダスターや柔らかい布などを使ってキーボードの掃除をしましょう、

ただし、掃除機で無理にほこりを吸わせたり、隙間にブラシを入れての掃除などは故障の原因にもなるため注意が必要です。

ケーブルを差し替える

有線キーボードの場合は、まずケーブルを別のUSBポートに差し替えてみましょう

差込口であるUSBポート側の異常によって、動作不良が起こっている可能性があるためです。

また、ケーブル自体の異常によって認識不良や動作不良を引き起こしている場合もあります。

断線や接触不良が疑われる場合は、別のキーボードを接続してみて正常に動作するか確認してみましょう。

USBハブを使用している場合も注意!

USBハブを使用している場合は、パソコン本体のUSBポートに直接接続してみることで改善する可能性があります。

NumLockを切り替える

右側のテンキーだけ打てない場合は、「NumLock」キーを切り替えることで正常な入力に戻ります。

キーボードの「NumLock」キーを押して、オンオフを切り替えましょう。

NumLockを切り替える-1
機種によっては [Fn] +[NumLock]で切り替え

パソコンの機種によって、左下の [Fn] キーを押しながら [NumLock] キーを押さなければ切り替わらないケースもあります。

NumLockを切り替える-2
監修者 竹内

メーカーによってはNumlockキーがない場合もあります。その場合は、「スタートメニュー」→「設定」→「簡単操作」→「キーボード」を選択、「スクリーンキーボード」のスライダー動かして有効にします。

Caps Lockを切り替える

アルファベットの小文字が入力できなくなった(大文字に固定されてしまった)場合は、「Caps Lock」キーを切り替えることで正常な入力に戻ります。

キーボード左側の「Shift」キーを押しながらすぐ上の「Caps Lock」キーを押して、オンオフを切り替えましょう。

上書きモードを解除する

文字を入力すると既存の文字が上書きされて消えてしまう場合は、「Insert」キーを切り替えることで正常な入力に戻ります。

バックスペースキーのすぐ右にある「Insert」キーを押して、上書きモードのオンオフを切り替えましょう。

入力システムを切り替える

「Microsoft IME」以外の日本語入力システムを使用している場合、追加した入力システムの不具合により入力が正しくできなくなっている可能性があります。

以下の手順で入力システムをWindows10標準搭載の「Microsoft IME」に変更してみましょう。

タスクバーの通知領域に表示されている言語バーアイコンの「J」をクリックすると、入力システムの一覧が表示します。
入力システムを切り替える
現在選択している日本語入力システム以外のものを選択し、パソコンを再起動させます。
かない@パソコン博士

上記方法で通常どおりキーボードが入力できるのであれば、以前利用していた日本語入力システムに問題があったと考えられます。

マウスキー機能を無効にする

一部のキーのみ打てない場合、マウスキー機能が有効になっていることが考えられます。

以下の手順で、マウスキー機能を無効にしてみましょう。

Windowsロゴをクリックし、設定をクリックします。
マウスキー機能を無効にする-1
設定画面が表示されたら、「簡単操作」をクリックします。
マウスキー機能を無効にする-2
左の一覧から「マウス」をクリックします。
マウスキー機能を無効にする-3
「マウス」画面が表示されたら、「テンキーを使用するためにマウス キー機能をオンにして、マウスポインターを移動する」をオフにすれば完了です。
マウスキー機能を無効にする-4
動画による解説

フィルターキー機能を無効にする

キーを長押ししないと打てない場合、フィルター機能を無効にすることで改善される可能性があります。

以下の手順で、フィルターキー機能を無効にしましょう。

Windowsロゴをクリックし、設定をクリックします。
設定画面が表示されたら、「簡単操作」をクリックます。
左の一覧から「キーボード」をクリックします。
フィルターキー機能を無効にする-3
「キーボード」画面が表示されたら、「フィルター機能の使用」欄の「速いキーボード操作または繰り返しのキーボード操作を無視して、キーボードの入力の間隔を変更する」をオフにすれば完了です。
フィルターキー機能を無効にする-4

デバイスドライバを更新する

キーボードのドライバのバージョンが古かったりドライバが破損していると、キーボード入力に不具合を起こすことがあります。

以下の手順で、デバイスドライバを更新しましょう。

Windowsロゴを右クリックし、一覧の中から「デバイスマネージャー」をクリックします。
デバイスドライバを更新する-1
デバイスマネージャー画面が表示されたら、「キーボード」横の「>」をクリックすると、ドライバの一覧が表示されます。
デバイスドライバを更新する-2
更新するドライバを右クリックし、「ドライバーの更新」をクリックします。
デバイスドライバを更新する-3
「ドライバーの更新」画面が表示されたら、「ドライバーソフトウェアの最新版を自動検索」をクリックします。
デバイスドライバを更新する-4
メッセージが表示されるので、そのまましばらく待ちます。
デバイスドライバを更新する-5
「ドライバーが正常に更新されました」と表示されたら、「閉じる」をクリックすれば終了です。
デバイスドライバを更新する-6

アプリケーションでチェックする

使用しているアプリケーションの問題によって、キーボード入力が正しくできない場合もあります。

メモ帳やワードなどほかのアプリケーションを起動し、正しく入力できるかどうか確認してみましょう。

スクリーンキーボードを使用する

今すぐにどうしても文字入力をしたい場合は、応急処置としてスクリーンキーボードを使用することで文字入力自体はできるようになります。

スクリーンキーボードとはパソコンの画面上に仮想キーボードを表示することで、キーをクリックしながら文字入力がおこなえる機能のことです。

以下の手順で、スクリーンキーボードを表示させましょう。

Windowsロゴをクリックし、一覧の中から「Windows簡単操作」を探します。
「スクリーンキーボード」をクリックすると、画面上にキーボードが表示されます。
かない@パソコン博士

これまでご紹介した方法でも改善が難しい場合は、パソコン修理業者に依頼することも検討しましょう。

パソコン修理業者12社比較

ワイヤレスキーボードが打てない・入力できない場合の対処法

ワイヤレスキーボードが打てない・入力できない場合の対処法

ワイヤレスキーボードは有線キーボードに比べると接続状態が安定しない場合が多く、無線ならではの問題点と対処法があります。

ワイヤレスキーボードを使用している場合は、以下の対処法も試してみましょう。

電池を交換する

ワイヤレスキーボードの場合、まずは電池切れを疑って電池を交換してみましょう

特にしばらく使用していないと気付かない間に電池切れになっていることもよくあるため、久しぶりに使用する場合は電池残量を確認する電池交換してから利用することをおすすめします。

かない@パソコン博士

ワイヤレスキーボードのランプの点滅は電池切れの警告を意味するため、電池交換の目安にすると良いでしょう。

レシーバーの接続を確認する

ワイヤレスキーボードとパソコンを接続するには、パソコン側にレシーバーと呼ばれる通信機器を挿入する必要があります。

レシーバーとの接続設定が正しくなければキー入力ができなくなるため、接続の設定を確認してみましょう。

レシーバーとキーボードの距離を近づける

ワイヤレスキーボードの場合通信可能な距離があり、利用環境によってはメーカーの公表値よりも下がることがあります。

レシーバーと距離を近づけることで外部の影響を受けにくくなり、正常にキーボードを打てるようになります。

他の無線機器と距離をおく

同じ場所で多くの無線機器を使用している場合、複数の周辺機器の電波が干渉して正常な操作ができなくなります。

それぞれの周辺機器の距離を離すことで影響を受けにくくなり、改善されることもあります。

パソコンのキーボードが打てない・入力できない原因

パソコンのキーボードが打てない・入力できない原因

キーボードが正しく入力できなくなる場合、主に以下の8つが原因として考えられます。

キーボードの不具合

キーボードに不具合があると、文字入力ができなくなります。

まったく入力できないこともあれば、特定の文字だけが入力できない場合もあります。

最近は防水タイプのキーボードが増えているものの、キーボードに飲み物をこぼしてトラブルが発生するケースも少なくありません。

かない@パソコン博士

また、キーボードが物理的ダメージによって破損している場合も正しく入力できなくなります。

USBポート・端子の不具合

USB接続をしているキーボードの場合、USBポート側に不具合があると入力不良や動作不良を起こす場合があります。

キーボード側のUSB端子、パソコン側のUSBポートのどちらに異常が発生しているかの確認が必要です。

ケーブルの接触不良

キーボードを有線接続している場合、ケーブルが接触不良を起こしているとキー操作がスムーズにいかない場合があります。

またケーブルが完全に断線していると、キーボードをまったく打てない状態になります。

入力システムの不具合

かない@パソコン博士

キーボードは入力したキーの文字がそのままパソコンに送られるのではなく、押されたキーのコードが送信される仕組みです。

パソコン側では日本語入力システムと呼ばれるプログラムを介して、日本語で表示されるようになっています。

Windows10ではMicrosoftのIMEが使用されていますが、このIMEが日本語のものでなければ入力したキーと異なる文字が入力されます。

デバイスドライバの不具合

パソコンとキーボードの接続はケーブルだけでなく、デバイスドライバと呼ばれるプログラムが制御を行っています。

このデバイスドライバに問題がある場合、キーボードは正常に動作しなくなります

キーボードの電池切れ

ケーブル接続のキーボードでは不要ですが、ワイヤレスタイプは電池が必要です。

ワイヤレスキーボードの電池が切れるとキー入力ができなくなるほか、電池が切れかかっているだけでも誤動作を起こす場合があります。

Windowsの設定

Windowsの設定が原因で、キーボードに問題を起こしている場合もあります。

マウスキーフィルターキー固定キーなどの設定を有効にしていると、一部のキーが入力できない、長押ししないと入力できないといった現象が表れます。

ウイルス感染

パソコンがウイルスに感染すると、キーボードにもさまざまな現象が表れます。

キー操作を受け付けない、キー操作をしていないのに勝手に文字が入力されるなどのトラブルが発生します。

かない@パソコン博士

ウイルス感染が疑われる場合、早急に駆除が必要です。

ウイルス駆除を依頼したいパソコン修理業者5選

パソコンのキーボードが打てない:まとめ

キーボードパソコンと接続して入力を受け付けるために、さまざまな制御を介しています。

今回ご紹介した方法を試してもうまくいかない場合は、ハードウェアに大きなトラブルを抱えている可能性もあります。

放置するとパソコンがまったく起動しなくなる可能性もあるため、早めにパソコン修理業者へ相談するようにしましょう。

パソコン博士の知恵袋はパソコン修理業者大手(上場企業)の PCホスピタル(累計サポート実績200万件以上 ※1、利用率No.1 ※2)をおすすめしています。 電話対応も丁寧で、お住まいの地域(全国対応)に応じたパソコン修理サービスを提案してくれます。

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PCホスピタル
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※1 2023年8月末時点 日本PCサービス株式会社調べ
※2 2021年11月時点 2万6303人調査 調査主体:日本PCサービス株式会社 調査実施機関:株式会社インテージ

監修者情報

タクセル制作事務所 代表 竹内祐香

横浜市金沢区に地域密着型の出張訪問パソコン修理店を開設する。パソコンのソフトウェア、ハードウェアおよび個人情報の保護と情報倫理の知識を認定するパソコン整備士検定2級を取得した専門スタッフをもつ。

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ABOUT US
かない@パソコン博士
パソコン博士。株式会社ケイ・ブリッジ パソコン修理担当。5歳の時に買い与えられたファミコンに興味を持ち、小学校では分解・組み立てて遊んでいた。中学校ではコンピューター部にも所属し、自分でテレビゲームを作ることに成功。大学では情報系学部に所属、研究室グループで開発された分析ソフトは経産相(当時通産省)での利用が決定。Googleが主催するビジネスコンテストの世界大会出場、大阪経済戦略局のIotプログラム選出、組み込み系デバイスの開発チーム参加、企業向けのパソコン講座講師を務めている。