パソコンがシャットダウンできない時の症状別対処法や事前確認ポイント・原因を解説!【Windows10版】

かない@パソコン博士

パソコンがシャットダウンできないと次の作業に移れないなどストレスが増えてしまいます。また、その現象を放置しておくと予期せぬトラブルが発生してしまいます。


シャットダウンができないパソコントラブルは、予期せぬタイミングで発生するため、混乱してしまいがちです。

今回はパソコンがシャットダウンできない対処法と原因を解説します。

パソコンをシャットダウンできない8つの原因

パソコンが正常にシャットダウンできない現象の考えられる主な原因は、次のとおりです。

パソコンをシャットダウンできない8つの原因
  1. キーボードやマウスなど周辺機器の不具合
  2. パソコンと周辺機器との相性
  3. パソコンの帯電
  4. Windowsアップデートの影響
  5. アプリケーションのエラーやトラブル
  6. セキュリティ対策ソフトの影響
  7. ハードディスク(HDD・SSD)の破損・不具合
  8. ウイルス感染による不具合

詳しい内容については、以下で説明します。

キーボードやマウスなど周辺機器の不具合

パソコンはキーボードやマウス、ルーターや外付けハードディスクなど複数の周辺機器を接続して利用しますが、周辺機器に不具合が生じているとさまざまな問題を引き起こす場合もあります。

パソコンと周辺機器との相性

既存の周辺機器と新しく接続した周辺機器の相性がよくない場合、シャットダウン時にエラーが発生してしまい、正常にシャットダウンできないこともあるようです。

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③パソコンの帯電

パソコン内部にはコンデンサーという電気をため込むパーツが配置されており、電源を切断しても電源ケーブルが接続されていれば、コンデンサーの配線内に電気がたまり、帯電を起こします。

また、パソコンの長時間の使用は徐々に電気を帯び、帯電が起きやすくなります。

パソコン内部に電気がたまるとさまざまなトラブルを引き起こし、シャットダウンできない現象が発生するケースもあるようです。

パソコンの帯電とは?電気がたまる・発生する原因や対処法を分かりやすく解説!

④Windowsアップデートの影響

Windowsアップデートは、Windowsへの新しい機能追加や不具合のある機能の修正を目的として、定期的に実行されます。

Windowsアップデートを実行する際にほかのソフトウェアが影響し、正常にインストールできず、シャットダウンできない場合があります。

また、緊急リリースなどの更新プログラムが配布された場合、Windowsアップデート自体に問題があり、シャットダウンできないこともあるようです。

Windowsアップデートができない?アップデート(更新)が失敗する原因と対処法とは

⑤アプリケーションのエラー・トラブル

アプリケーションにエラーが起きるなど何らかのトラブルが発生して、シャットダウンできないこともあります。

アプリケーションの終了に時間がかかる、作業中のファイルの保存に時間がかかっている場合、シャットダウンまで時間が必要です。

また、アプリケーションそのものにエラーが発生している場合、原因を特定することが難しくなります。

⑥セキュリティ対策ソフトの影響

セキュリティ対策ソフトによってはパソコンの動作を遅くさせたり、フリーズを引き起こすことがあります。

シャットダウン時にセキュリティ対策ソフトが干渉すると、パソコンの動作を止め、シャットダウンできなくなることがあります。

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⑦ハードディスク(HDD・SSD)の破損・不具合

ハードディスク(HDD・SSD)の破損や不具合が発生している場合、シャットダウン時に障害となり、終了できない場合があります。

ハードディスクは、シャットダウン時に開いているファイルを保存するなどさまざまなアクセスを行います。

読み書きを行う際にエラーが発生するとシャットダウンできないことがあります。

ハードディスクに不具合があると、シャットダウンできたとしてもファイルに書き込めず、データが消失する恐れがあるため、注意が必要です。

アクセスランプが点滅中はハードディスクに情報を書き込みをしています。この時、強制終了を行うとデータ消失につながり、「パソコンが起動しない」という新たな不具合が発生する可能性があります。

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⑧ウイルス感染による不具合

パソコンがウイルスに感染してしまうと、パソコン自体が正しく動作しなくなります。

コンピュータウイルスの中には、パソコンを乗っ取って遠隔操作を行い、シャットダウンを妨害するする種類も存在します。

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対処する前に確認したいポイント

パソコンのシャットダウントラブル対処前に確認するポイント
かない@パソコン博士

シャットダウンできない原因は、必ずしもトラブルやエラーによるものとはいいきれません。

ファイルの保存中やシャットダウンに時間がかかっている可能性も考えられるため、まずは以下のポイントを確認してみましょう。

シャットダウンできないときの事前確認ポイント
  1. アクセスランプを確認する
  2. タスクマネージャーの確認・アプリの終了
  3. ネットワークの接続を切断する
  4. 周辺機器をすべて取り外す
  5. 放電を行う

➀アクセスランプを確認する

パソコンに備わっているアクセスランプはパソコンが処理を行っているかどうかを確認できます。

アクセスランプとは

電源マークの「電源ランプ」や「バッテリーランプ」などと並んで表示されている円柱型のマークのランプです。

アクセスランプは、ハードディスクからデータをの読み込みや書き込み時に点滅、または点灯するため、シャットダウンできない場合でもランプが点滅・点灯していれば、処理に時間がかかっていると判断できます。

処理が完了すればシャットダウンできる場合もあるため、アクセスランプが点滅・点灯している場合は、しばらくそのまま放置しておきましょう。

アクセスランプが点灯したままでも時間が経つと点滅し始めることもありますので、しばらく待ってみましょう。

Windowsは自動的にファイルの整理などを行うため、何もプログラムを実行していない場合でも、アクセスランプは点滅や点灯を繰り返します。
※ハードディスクの処理中はアクセスランプが点滅しますが、重い処理を実行している場合や時間がかかっている場合は点灯したままとなります。

アクセスランプが点滅・点灯中に強制終了すると、処理中のデータがすべて失われてしまいます。

データを消失させたくない場合は、アクセスランプが消えるまでしばらく置いておきましょう。

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➁タスクマネージャーの確認・アプリの終了

パソコンがシャットダウンできない場合、「Task Host Window」と表示され、その下に「タスクホストでバックグラウンドタスクを停止しています。」などのメッセージが表示されることがあります。

そのままシャットダウンできない場合は、キャンセルボタンをクリックし、タスクマネージャーから起動中のアプリがあるか確認しましょう。

タスクマネージャーを確認する−1

起動中のアプリがあれば終了させ、再度シャットダウンを実行します。

  1. Windowsロゴを右クリックし、一覧の中から「タスクマネージャー」をクリックします。
    ※タスクバーの何も表示していない部分を右クリックしても、「タスクマネージャー」を表示できます。

    タスクマネージャーを確認する-2
  2. 「タスクマネージャー」が表示されたら、終了したいアプリを選択し、「タスクの終了」をクリックすればアプリが終了します。
    ※下図はタスクマネージャーの詳細画面ですが、簡易表示画面からでも同様の方法でアプリケーションを終了できます。

    タスクマネージャーを確認する-3

③ネットワークの接続を切断する

システムが外部と通信を行っているとシャットダウンできない場合があるため、ネットワークを切断してシャットダウンできるか確認しましょう。

有線ケーブルで接続している場合は、LANケーブルを抜くことで切断できます。

ワイヤレス接続の場合はタスクバーに表示されているWiFiのアイコンをクリックし、表示される画面からWiFiを無効にします。

  1. タスクバーの右側に表示されている、ネットワークアイコンをクリックします。
  2. ネットワーク一覧が表示されるので、該当のネットワークをクリックします。

    ネットワークの接続を切断する-1
  3. 「切断」をクリックすれば完了です。

    ネットワークの接続を切断する-2

パソコン以外に接続している機器がなければ、ルーターの電源を直接切ることでもネットワークの切断を行えます。

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④周辺機器を取り外す

接続している周辺機器の影響により、シャットダウン時に障害を発生させているのかもしれません。

ドライバが更新されていない、互換性はあるけれど相性が出ているなど、さまざまな理由が考えられます。

周辺機器の取り外し方
  1. 電源が切断されている状態でマウスやキーボード、外付けドライブなどの周辺機器をすべて取り外します。
  2. 電源を入れ、正常にシャットダウンするか確認します。

取り外した状態でシャットダウンできる場合は、周辺機器や増設機器のドライバに問題がある可能性があります。

使用環境に合わせたドライバをインストールし、再度試してみましょう。

⑤放電を行う

長時間パソコンを使用していると、パソコン内部に電気がたまり、誤作動を起こしてトラブルを引き起こすこともあります。

放電の方法
  1. 電源が切れた状態でACアダプタと電源ケーブル、バッテリーなど、すべての接続をパソコンから取り外します。
  2. 5分以上放置して、再度ケーブルやバッテリーなどを取り付けます。
  3. パソコンを再起動し、シャットダウンできるか確認します。
かない@パソコン博士

事前確認ポイントでも解決しない場合、以下の症状に合わせて、対処してみましょう。

シャットダウンがずっと終わらない場合の対処方法

シャットダウンを開始してもずっと終わらない場合は以下の手順を試してみましょう。

シャットダウンがずっと終わらない場合
  1. Windowsアップデートを実行する
  2. アプリをアンインストールする
  3. ウイルススキャンを実行する
  4. セキュリティソフトを停止する
  5. 強制終了する

➀Windowsアップデートを実行する

Windowsアップデートを行うと自動的に更新プログラムがインストールされ、パソコンが最新の状態になるため、問題が改善される場合もあります。

  1. Windowsロゴをクリックし、設定をクリックします。
    Windows Updateを実行する-1
  2. 設定画面が表示されたら「更新とセキュリティ」をクリックします。
    Windows Updateを実行する-2
  3. 「更新とセキュリティ」画面が表示されたら、左側のメニュー一覧から「Windows Update」をクリックし、「更新プログラムのチェック」をクリックすると、自動的に更新プログラムがインストールされます。
    ※Windowsアップデートを行うと再起動が必要になる場合もあるため、事前に必要なデータは保存し、すべてのアプリを終了させておきましょう。
    Windows Updateを実行する-3

②アプリをアンインストールする

追加したアプリケーションが原因で、正常にシャットダウンできない場合もあります。

  1. Windowsロゴをクリックし、スタートメニューを表示させます。
  2. アンインストールしたいアプリを右クリックし、一覧から「アンインストール」をクリックします。
    アプリをアンインストールする-1
  3. 「プログラムと機能」画面が表示されたら、アンインストールしたいアプリを右クリックし、「アンインストール」をクリックします。
    アプリをアンインストールする-2
  4. アンインストールの確認画面が表示されたら、「はい」をクリックすれば完了です。
    アプリをアンインストールする-3

アンインストールしたいアプリが見つからない場合、コントロールパネルから「プログラムのアンインストール」を選ぶとプログラムの一覧が表示されるため、そこから選択してアンインストールを実行することが可能です。

スタートメニューから「Windowsシステムツール」をクリックし、一覧の中から「コントロールパネル」をクリックすると、メニューの中に「プログラムのアンインストール」があります。

アンインストール時にフリーズする場合は、もう一度インストールをやり直してから、再度アンインストールを行ってください。

③ウイルススキャンを実行する

インストールしているセキュリティソフトやクラウド上のウイルススキャンソフトを利用し、ウイルスの確認や除去を行うことが可能です。

シャットダウンに影響がない場合でも、ウイルススキャンは定期的に実行し、パソコンを安全な状態にすることが大切です。

スキャンの実行方法は、インストールしているセキュリティソフトの公式サイトを確認ください。

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④セキュリティソフトを停止する

セキュリティソフトは常駐プログラムの中でも処理が重い部類に入るため、シャットダウン時に稼働しているとシャットダウンに時間がかかることもあります。

セキュリティソフトを無効にすることで問題が改善される場合もありますが、パソコンが無防備な状態となるため、ネットワークから切断して実行するようにしましょう。

停止後スムーズにシャットダウンできた場合は、セキュリティソフトの設定などに問題があると考えられます。

使用しているセキュリティソフトの公式サイトで、設定の詳細を確認してみましょう。

セキュリティソフトを無効にすると、不正なアクセスやウイルスなどの脅威からパソコンが保護されなくなるため、再起動後は必ずセキュリティソフトを有効に戻してください。

⑤強制終了する

強制終了を行い、パソコンを再起動します。

強制終了を行う際は以下の注意点を必ず参考にしてください。

強制終了の注意点

強制終了はパソコンに大きな負荷をかけるため、ハードディスクに悪影響を与えることも考えられます。

シャットダウンできなくてもすぐに強制終了するのではなく、しばらく様子を見てから、あくまで最終手段として実行するようにしましょう。

強制終了の手順
  1. パソコンにセットしているDVDやCDがあれば、すべて取り出します。
  2. パソコン本体の電源ボタンを、電源が切れるまで押し続けます。
  3. 電源が切れても終了していない場合があるので、電源ランプが消えるまで押し続けてください。

電源ボタンでも強制終了できないときの対処法

通常は電源ボタンの長押しでシャットダウンできますが、それでも電源が切れない場合は、以下の手順で終了してください。

デスクトップパソコンの場合ノートパソコンの場合
1.パソコンのACアダプタをコンセントから抜きます。
2.90秒以上放置してコンセントへ挿しなおし、電源を入れて正常にシャットダウンできるか確認してください。
1.パソコンのACアダプタをコンセントから抜きます。
2.バッテリパックを外します。
※バッテリパックの外し方は機種によって異なりますので、メーカーサイトなどを参考にしてください。
3.90秒以上放置してACアダプタとバッテリを入れなおし、電源を入れて正常にシャットダウンできるか確認してください。

強制終了はデータ消失のリスクが高まります。

心配の方はデータ保護を優先して、パソコン修理を行ってくれるパソコン修理業者に依頼しましょう。

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シャットダウンしても再起動を繰り返す場合の対処法

シャットダウンをしても再起動を繰り返す場合は以下の対処方法を試してみてください。

シャットダウン後も再起動を繰り返す場合
  1. 高速スタートアップを無効する
  2. 自動再起動を無効にする
  3. 「シャットダウンがずっと終わらない場合」の③以降の手順を行う

➀高速スタートアップを無効する

高速スタートアップは以下の手順で無効にできます。

高速スタートアップを無効する方法
  1. 画面左下の「スタート」(Windowsマーク)を右クリックし、「電源オプション(O)」を左クリックします。
  2. 「電源とスリープ」画面で「電源の追加設定」をクリックします。
  3. 「電源オプション」ウィンドウから「電源ボタンの動作を選択する」をクリックします。
  4. 「高速スタートアップを有効にする(推奨)」のチェックを外し、[変更の保存]をクリックします
    ※「高速スタートアップを有効にする(推奨)」がグレーになっていてチェックが外せない場合は、「現在利用可能ではない設定を変更します」をクリックするとグレーアウトが解除されます。

高速スタートアップとは?仕組みやメリット、起動しない原因にもなるデメリットまで解説

➁自動再起動を無効にする

Windowsにはパソコンにエラーが生じた場合、自動的に再起動を行う設定がされています。

自動再起動を無効化することによって、エラー時に表示されるメッセージが次の対処法の参考になります。

自動再起動を無効化する方法
  1. スタートアップを右クリック、「システム」をクリック
  2. 「システム情報」を選択し、「システムの詳細設定」をクリック
  3. 「起動と回復の設定」をクリック
  4. 「自動的に再起動をする」のチェックを外し、OKをクリック

次の手順は「シャットダウンがずっと終わらない場合」の③以降の手順を行ってください

パソコンをシャットダウンできない対処法:まとめ

かない@パソコン博士

パソコンのシャットダウンができない原因と対処法を紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。

今回紹介した対処法を試してもシャットダウンできない現象が続く場合は、一度パソコン修理業者に診断してもらうことをおすすめします。

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ドクター・ホームネット
【引用】ドクター・ホームネット
パソコン修理業者診断

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ABOUT US

かない@パソコン博士
パソコン博士。株式会社ケイ・ブリッジ パソコン修理担当。5歳の時に買い与えられたファミコンに興味を持ち、小学校では分解・組み立てて遊んでいた。中学校ではコンピューター部にも所属し、自分でテレビゲームを作ることに成功。大学では情報系学部に所属、研究室グループで開発された分析ソフトは経産相(当時通産省)での利用が決定。Googleが主催するビジネスコンテストの世界大会出場、大阪経済戦略局のIotプログラム選出、組み込み系デバイスの開発チーム参加、企業向けのパソコン講座講師を務めている。