パソコンでフリーズが頻発する原因とは?対処法や強制終了の手順まとめ

パソコンを使用しているときに突然マウスやキーボードが操作できなくなり、まったく反応しなくなる現象を「フリーズ」と呼びます。
パソコンがフリーズすると、周辺機器が操作できなくなるため、作業中のデータが消失する恐れがあります。

フリーズがあまりにも頻発する場合、問題となっている原因を解消する必要があります。
この記事では、パソコンがフリーズする原因や対処法などについて解説します。

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パソコンがフリーズする原因

フリーズしてしまう理由はいろいろ考えられますが、次のような要因で起きてしまうことがあるようです。

  • 熱暴走
  • ハードウェアの障害
  • メモリ不足
  • システムファイルの破損
  • Windows Updateの更新
  • 周辺機器の不具合
  • ドライバやアプリケーションの影響

それぞれどのような原因でフリーズするのでしょう。以下に説明します。

熱暴走

パソコンの内部の温度が上昇し、異常な熱を発することを「熱暴走」といいます。
高性能なパソコンほど搭載されているパーツが多く、高温になりやすいとされています。
主な原因として、以下が考えられます。

  • パーツが発熱している
  • ホコリがたまっている
  • 室温が高い
  • ファンの不具合

パソコン内部で大量の電子が動くことで摩擦熱が生じ、パソコンが熱くなって熱暴走を起こし、フリーズを引き起こしてしまいます。
内部に熱がたまるとCPUやビデオカード、ハードディスクやバッテリーなどが高温に耐えられず、動作を止めてしまうためフリーズが起こります。

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ハードウェアの障害

パソコン内部の部品(ハードウェア)に障害が起きると、フリーズの原因になります。
特に障害を起こしやすいのがハードディスクで、長年使用していると物理損傷が生じ、正常に動作しなくなることがあります。

メモリ不足

メモリはハードディスクのデータを一時的に保存するパーツです。
メモリの容量が少ないと、複数のプログラムを同時に実行したときや容量の大きなファイルを処理しているときにフリーズしてしまいます。

また、メモリがきちんと接続されていなかったり、故障した場合もフリーズの原因となります。

システムファイルの破損

アプリケーションをそれほど起動している訳でもなく、処理に負荷がかかっていないのにフリーズする場合は、システムファイルが破損している可能性があります。
プログラムの更新がうまく完了していないと、ドライバやアプリケーションのシステムファイルが破損し、フリーズの症状が頻発します。

Windows Updateの更新の影響

Windows Updateの更新でフリーズの現象が発生することもあります。
Windows Updateは、これまで何度かアップデート後に一部のデバイスが反応しなくなりフリーズするなどの問題が発生しています。

周辺機器の不具合

マウスやキーボード、USBメモリなどの周辺機器の不具合により、パソコンがフリーズすることも考えられます。
周辺機器の故障はパソコンを制御するドライバを不安定にさせるため、パソコンの動作に影響を与え、フリーズが頻発します。

ドライバやアプリケーションの影響

使用しているデバイスドライバやアプリケーションがWindows10に対応していない場合、フリーズの原因となることもあります。
このような場合、最新の状態へアップデートする必要があります。

パソコンのフリーズに対処する前の確認事項

パソコンがフリーズしたように見えても、実は処理に時間がかかっているだけで、実際には稼働していることがあります。
すぐにパソコンを強制終了するのではなく、まずは次の方法を試してみてください。

アクセスランプの確認

容量の大きなファイルを開こうとしたり、Webサイトにアクセスしたときに時間がかかってしまうことがあります。
そのままフリーズして動かなくなったときは、パソコン本体の「アクセスランプ」が点滅しているかチェックしましょう。
アクセスランプは電源マークの「電源ランプ」や「バッテリーランプ」などと並んで表示されている円柱型のマークのランプです。

【引用】NEC LAVIE公式サイト

アクセスランプはハードディスクが読み書きしているときに点滅するので、プログラムの実行中は連続して点滅しています。
処理に時間がかかりすぎると一時的にフリーズ状態となりますが、アクセスランプが点滅している場合は処理を継続しています。
処理が完了すればフリーズ状態は解消されますので、ランプが消えるまでそのまま放置しておきましょう。

アクセスランプが点灯したままの場合でも、しばらくすれば点滅し始めることもあるため、フリーズしたときはとりあえずしばらく待ってみたほうが良いでしょう。
アクセスランプが点滅、または点灯中に強制終了すると、処理中のデータがすべて失われてしまいます。
データを消失させたくない場合は、アクセスランプが消えるまでしばらく置いておきましょう。

プログレスバーの確認

プログラムを実行させているときにフリーズした場合、プログレスバーが判断材料の一つになります。
プログレスバーとは、下図のようなタスクの進行状況を表しているものです。

少しでもプログレスバーが進んでいれば、プログラムの実行に時間がかかっているだけなので、しばらく待ってみましょう。

アクセスランプが点灯または点滅したままで、プログレスバーもまったく進行していなければ、次の項を参考にフリーズが解消できるか対応してみてください。

フリーズ時の状況に応じた対処法

どのような状況でフリーズが発生したかわかっている場合は、以下の方法を試してみてください。

アプリケーションのインストール時

アプリケーションを正常にインストールできなかった結果フリーズした場合、アンインストールすることで解消することもあります。

  1. Windowsロゴをクリックして、スタートメニューを表示させます。
  2. アンインストールしたいアプリケーションを右クリックし、一覧から「アンインストール」をクリックします。
  3. 「プログラムと機能」画面が表示されたら、アンインストールしたいアプリケーションを右クリックし、「アンインストール」をクリックします。
  4. アンインストールの確認画面が表示されたら、「はい」をクリックすれば完了です。

    アンインストールしたいアプリケーションが見つからない場合、コントロールパネルから「プログラムのアンインストール」を選ぶとプログラムの一覧が表示されます。
    そこから選択してアンインストールできます。
    また、スタートメニューから「Windowsシステムツール」をクリックし、一覧の中から「コントロールパネル」をクリックすると、メニューの中に「プログラムのアンインストール」があります。

アンインストール時にフリーズしてしまう場合、もう一度インストールをやり直してから、再度アンインストールを行ってください。

スクリーンセーバーの起動時

スクリーンセーバーの設定内容が影響し、フリーズすることもあります。
スクリーンセーバーの設定を無効にし、フリーズが解消されるか試してみてください。

  1. デスクトップ画面で右クリックし、一覧の中から「個人用設定」をクリックします。
  2. 個人用設定画面が表示されたら、左のメニューの中から「ロック画面」をクリックします。
  3. ロック画面が表示されたら下にスクロールし、「スクリーンセーバー設定」をクリックします。
  4. スクリーンセーバーの設定画面が表示されたら、スクリーンセーバーのボックスから「(なし)」を選択し、OKをクリックすれば完了です。

パソコンがフリーズしたときの対処法

上記の状況以外やフリーズの原因がわからない中でパソコンがフリーズしてしまった場合、以下の説明を参考に対処してみてください。
ここではWindows10について説明します。

マウスやキーボードの確認

まず、マウスやキーボードが操作できるか確認します。

マウスやキーボードが操作できるようならば、起動しているアプリケーションをすべて終了し、再起動を行います。
マウスやキーボードが操作できなくても、一時的に動作が遅くなっている可能性もあるため、しばらく待って反応を見ます。
まったく動かないようであれば、強制終了を行います。
(強制終了の方法については、後述の「強制終了」を確認ください。)

接続状態の確認

有線のマウスやキーボードであれば、コネクタがゆるんでいたり、外れていることも考えられます。
ケーブルが曲がっていたり、断線している可能性もありため、コネクタ周辺を確認しましょう。

ワイヤレスマウスやワイヤレスキーボードを利用している場合、電池の消耗や電波状況、利用環境や設定の誤りなどにより、正常に動作しないこともあります。
レシーバーがしっかりセットされているか、Bluetoothなら設定が正しいかどうかなど、接続状態を確認してみてください。

起動中のアプリケーションの終了

複数のアプリケーションを同時に使用していると、作業領域が不足し、フリーズすることがあります。
アプリケーションが「応答なし」となっているときは、アプリを終了させてフリーズが解消されるか確認しましょう。

  1. タスクバーの左端のWindowsロゴを右クリックし、メニュー一覧の中から「タスクマネージャー」をクリックします。
    または、タスクバーの何も表示していない部分を右クリックしても、「タスクマネージャー」が表示されます。
  2. タスクマネージャーが表示されたら終了したいアプリケーションを選択し、「タスクの終了」をクリック。
    その後、アプリケーションが終了します。
    下図はタスクマネージャーの詳細画面ですが、簡易表示画面からでも同様の方法でアプリケーションを終了できます。

周辺機器の取り外し

外付けドライブを接続しているときに、フリーズが頻発するケースもあるようです。
外付けドライブのドライバに原因が考えられますので、実行中の処理を一旦終了させ、ドライブを取り外しましょう。

外付けドライブに限らず、パソコンに周辺機器を接続した場合、同じようにフリーズすることがありますが、周辺機器を取り外すことで解消されるようです。

強制終了

パソコンがフリーズしたままで解消しない場合は、最終手段として強制終了を行います。
ただし強制終了すると、作成中のデータは最終保存したときの状態までしか復元できません。
マウスやキーボードが動作するなら、可能な限り各アプリケーションを終了させてから強制終了するようにしてください。

マウスもキーボードも操作できない場合

パソコンもデバイスもすべて動作しない場合は、強制的に電源を落とします。
強制終了は、以下のどちらかの方法で実行できます。

  • 電源ボタンを押し続ける
  • ACアダプタをコンセントから抜く

電源を切った後は、しばらく時間をおいて電源を入れるようにしてください。

強制終了はデータを消失してしまうだけでなく、パソコンにも大きなダメージを与えてしまうため、最終手段として行うようにしましょう。

キーボードが操作できる場合

マウスが動作しなくてもキーボード操作が可能な場合、以下の手順のどちらかで強制終了または再起動してください。

  • メニューから終了する
  1. 「Windowsロゴ」キーと「X」キーを同時に押すとメニューが表示されます。
    キーボードの矢印キーを押して、「シャットダウンまたはサインアウト」を選択します。
  2. 「Enter」キーを押すと一覧が表示されます。
    「シャットダウン」または「再起動」を選択し、「Shift」キーを押しながら「Enter」キーを押せば完了です。
  • ショートカットキーで終了する

ショートカットキーは、以下のいずれかの方法で強制終了することができます。

「Alt」キー+「F4」キー

「Alt」キーを押しながら「F4」キーを押すと、「Windowsのシャットダウン」が表示されます。
ボックスの中から「シャットダウン」または「再起動」をクリックし、「OK」をクリックすれば完了です。

「Ctrl」キー+「Alt」キー+「Delete」キー

  1. 「Ctrl」キーと「Alt」キー、「Delete」キーを同時に押します。
  2. ブルーバックの画面が表示したら、「Tab」キーで右下の電源マークを選択し、「Enter」キーを押します。
  3. 「シャットダウン」または「再起動」を選択し、「Enter」キーを押せば完了です。

まとめ

フリーズが頻発する場合、パソコンの空き容量不足や、ウイルス感染などの可能性が疑われます。

上記で紹介した対処方法でも改善されない場合は、パソコンの修理を専門で行っているプロの業者に相談してみることをおすすめします。
例えば、修理業者のひとつである「ドクター・ホームネット」は全国にある店舗で相談を受け付けている他、自宅まで出張修理を行ってくれるため、まずは気軽に電話相談してみてください。

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2019年11月6日

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ABOUTこの記事をかいた人

パソコン博士。株式会社ケイ・ブリッジ パソコン修理担当。5歳の時に買い与えられたファミコンに興味を持ち、小学校では分解・組み立てて遊んでいた。中学校ではコンピューター部にも所属し、自分でテレビゲームを作ることに成功。大学では情報系学部に所属、研究室グループで開発された分析ソフトは経産相(当時通産省)での利用が決定。Googleが主催するビジネスコンテストの世界大会出場、大阪経済戦略局のIotプログラム選出、組み込み系デバイスの開発チーム参加、企業向けのパソコン講座講師を務めている。